新カード紹介vol.3(28弾)【デュエプレ】
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
デュエプレの新カード紹介をやっていきます。
※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。
《禁断V モードス》
こちらは神ゲー攻略で公開されたカードですね。
リンクはこちらです。
TCGからの変更点はありません。
小型クリーチャーの蘇生が可能な闇のコマンドがやってきました。
闇の3マナ以下蘇生としては《黒神龍メタル・ザンギラス》を思い出します。あれが小型し、出た時効果も手に入れ、蘇生対象も火文明が含まれるようになりました。
さて、《モードス》から何を出すのかが問題です。
構築済みデッキ出身の《モードス》と同じデッキに入っていた《襲撃者ディス・ドライブ》を蘇生させるのが真面目な使い方でした。本当なら《モードス》をスピードアタッカーにできるカードを蘇生させたいのですが、そんなカードは残念ながら現状ありません。
デュエプレならではの強さがあるカードを蘇生させるならば、ランダム手札破壊が可能なスレイヤー持ちである《爆弾魔 タイガマイト》が有力でしょう。一番蘇生しやすいのは《特攻人形ジェニー》になるのですが、それよりはバトルゾーンに残って仕事をする《タイガマイト》の評価が高いです。
何も考えずに場当たり的に適当なクリーチャーを蘇生させるのが強い予感もしますが、果たして。
《D2-V禁断のボルトロン》
FT.寄せては返すハムカツ団の革命チェンジを前にボルトロンは一度は敗れ去った。だが禁断の力は、この程度のものではなかった。
TCGからは、能力の発動タイミングが出た時も追加され、D2フィールドが無くても除去が放てるようになりました。
元々はD2フィールドが無いと6マナ7000のスピードアタッカー持ちWブレイカーと悲しい性能でしたが、デュエプレでは優遇して貰えました。
D2フィールドが無い時には出た時と攻撃時に2222のマイナスを放ちます。これでパワー11444以下のクリーチャー相手ならバトルに勝てるようになりました。
2222のマイナスも2000マイナスよりは強いです。地味な差により、本来2000マイナスだと相討ちになっていたバトルも勝てる可能性が出てきます。
そこまでしなくても小型2体除去を打てるし、4444以下除去としても使えるから、書いてあることは微妙でも堅実な働きが期待できます。
そんなリアクションに少々困る性能ではある《ボルトロン》ですが、D2フィールドがあると出た時と攻撃時に超確定除去が打てます。
デュエプレ内に存在するクリーチャーはパワーが0になれば絶対に破壊されるので、《ボルトロン》のパワーマイナスを耐えられるカードは一切いません。3体でリンクした《無法神類 G・イズモ》や《真・天命王 ネバーエンド》も、完全体の《ボルトロン》には無力。選ばれないようにすることでしか、《ボルトロン》の被害を回避する術は無いのです。
出た時と攻撃時に除去を放ってくるスピードアタッカーはそれだけで無茶苦茶脅威です。6マナと軽いとは言えないコストではありますが、《ドキンダム・ゾーン》というコスト軽減が可能なD2フィールドが発表されたから、無茶苦茶な動きをすることもありそうです。
D2フィールドがあれば出た時と攻撃時に確定除去が打てるクリーチャーになるので、ちゃんとD2フィールドを使わせようとするカードがちゃんとやってきたと思います。
《爆竜DX メカゲンジ》
こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。
TCGからの変更点はありません。
火自然の革命チェンジ持ちがやってきました。
肝心の出た時効果は、ブロッカーを2体破壊するというもの。
ブロッカー破壊の評価には毎回困ります。0マナで出てきて最大2面処理ができるのは悪くはないのですが、具体的な使い方が難しいです。
前持って相手がブロッカーを出しておきたいようなドラゴンで攻撃する時にチェンジして相手の損害を与えたいですが、そんな要求をしてくるドラゴンとは一体誰なのか、まともなカードが思いつきません。
シールドをブレイクしてナンボなカードとチェンジしたいけど、そのようなカードを使うデッキが果たしてシールドをブレイクしたいのかと言われると何とも言えないです。ブロッカーがいると役割が遂行できない《ガイアール・ゼロ》や《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》とチェンジしてもねぇ…
革命チェンジと相性が良いけど、話そびれていたドラゴンの話でもしておきます。
まずは、《仁義類鬼流目 ブラキオヤイバ》や《始英雄 ザウロディレクス》。攻撃時に自然のクリーチャーを手札から踏み倒すことができるカードで、攻撃時に革命チェンジして手札に戻した自分自身を手札から出し直すことができます。こうして出したクリーチャーにスピードアタッカーを付与する手段を用意しておけば、連続チェンジも可能かもしれません。
また、ドラゴンが離れるから《インフィニティ・ドラゴン》も相性が良いです。革命チェンジを利用したガチャができます。
ブロッカーが環境にどこまでいるか次第でその強さは変化しますが、【天門】はNDだと主要パーツが壊滅するから、仮想敵が思いつかないです。
《業火の禁断エリア》
FT.ドキンダムXの右手の加護を受けし者は、禁断の業火の力を得る。
TCGからの変更点はありません。
デュエプレにもやってきた、D2フィールドです。
その効果は、自分のクリーチャーがバトルにあんまり負けなくなると言ったもの。
パワーが9999も上がれば大型クリーチャーに攻撃されない限り、バトルに負けることはありません。
4マナの《無敵城 シルヴァー・グローリー》と言っても間違いにはならないでしょう。
ここで一旦D2フィールドについておさらいしておきます。
D2フィールドは自分と相手で合計1枚までバトルゾーンに置けるエレメントです。エレメントである都合上、バトルゾーンを1枚圧迫する問題もあります。D2フィールドを除去するには他のD2フィールドを出すか、エレメント除去で破壊する必要があります。
D2フィールドを出すとそれまでバトルゾーンにあったD2フィールドが破壊される性質上、強いD2フィールドが登場すると張り替え合戦が勃発してしまいます。そのため、流行っていない方が場持ちが良くなる、不思議なギミックです。
この《業火の禁断エリア》も、出したターンに自分のクリーチャーのパワーを大幅にパワーアップさせるカードとして考える方が良いです。これを置けば相手のクリーチャーにバトルで勝てるから安心だと油断していると、相手に別のD2フィールドを出されて痛い目に遭います。
このカードの恩恵を出したターンすぐに受けられるのは、《砕神兵ガッツンダー》と言ったアンタップキラー達です。
突如相手のクリーチャーにバトルで勝てる程のパワー増加ができるから、最低限1体の除去はできそうです。
バトルゾーンの取り合いが中心の環境だと強そうなので、どうにか使いたいところ。
《Dの禁断 ドキンダムエリア》
FT.それは、禁断の力によってもたらされたドキンダムXのためのフィールド。
環境でも使われたD2フィールドがデュエプレに到来しました。
TCGからの変更点はDスイッチにより破壊できる封印の枚数が6枚までから全部に変わったことです。
自分のクリーチャーが離れる時に封印することで一応とどまることができるようになります。一種の除去耐性を付与していることから、何かできそうではあります。
一種の除去耐性と言えるのは、デュエプレ独自の封印システムが関係しています。
デュエプレではコマンドを出さずとも、5マナ払えば封印を剥がせるから、離れても5マナ支払うことで復活する権利を貰えると考えたいです。ただし、離れる時にタップしていたら封印を外してもタップしたままになるのは注意です。
しかし、バトルゾーンを離れなくなると言うことは、盤面を圧迫してしまう可能性があることもリスクではあります。5マナで剥がせるメリットと盤面制限のデメリット、どちらがどれ程重いのかは使わないとわからないでしょう。
一部のD2フィールドに存在するDスイッチを《ドキンダムエリア》は持っています。
Dスイッチの使用すると、バトルゾーンの封印が全部墓地に送られます。
バトルゾーンを離れるかわりに封印されたクリーチャーの封印を全部剥がせるので、ある種の復活手段とも言える効果ではありますが、《伝説の禁断 ドキンダムX》のためにあると言っても過言ではない能力です。このスイッチを使った瞬間、《ドキンダムX》が君臨します。
こうして好きなタイミングでバトルゾーンに君臨できるようになった《ドキンダムX》ですが、普通なら除去を一発打たれるだけで負けてしまいます。しかし、《ドキンダムエリア》があれば離れる時かわりに封印してくれるから、バトルゾーン以外のゾーンに送られなくなるので、デメリットを帳消しにできます。ただし、5マナ支払って封印を外すことはできないから、気をつけましょう。
5マナの除去耐性付与カードとして他に誰を守るかですが、《緑神龍ドラピ》とか面白そうではあります。1マナで出して封印され、隣にコマンドを出してすぐに解放してあげることで3点として運用できます。
かなり細かい使い方をするならば、《暗黒の騎士隊長ZAGAAN》のことも思い出してあげたいです。
出た時に他のクリーチャーを破壊して《暗黒の騎士ザガーン》を出す効果なので、本来破壊されるはずだったクリーチャーが封印されることで盤面に空きができることはありませんが、破壊対象に選んだクリーチャーが闇のクリーチャーなら、《暗黒の騎士ザガーン》を出すことによりすぐに封印から解放してあげることができます。
封印による除去耐性は前代未聞だから、どんな感じになるのか楽しみではあります。
《Dの禁域 ドキンダム・ゾーン》
FT.禁断の力を持つD2フィールドによって、世界は埋め尽されてしまった!
これまでサポートがなされることが無かったであろうイニシャルズサポートがまさかの実装を果たしました。
こちらはデュエプレオリジナルカードとなっています。
その性能は《歌唱愛機サリア》や《ヒメギャ・ルピア》のような、2マナのコスト軽減カードです。
あちらとはD2フィールドであることにより、良い点も悪い点もどちらもあります。
良い点はクリーチャー破壊には一切引っかからないこと。軽減クリーチャーは何かの拍子に除去されてテンポが阻害されたり、タップされて破壊されるリスクは大きくないと考えられるでしょう。
また、Dスイッチによる1回限りの臨時コスト軽減も可能です。これで本来手が届かないコスト帯にアクセスできるかもしれません。《ボルトロン》や《ギガトロン》を4マナで出せるのは嬉しいです。
一方でD2フィールドならではの厳しいデメリットもあります。
1つは複数枚の利用ができないこと。よりコストを軽減したいと思って2枚目の《ドキンダム・ゾーン》を置いてしまうと、元々あった《ドキンダム・ゾーン》がどこかへ消えてしまいます。
また、自分も相手も《ドキンダム・ゾーン》を使うデッキだった時はよくわからない心理戦が発生します。
先行が《ドキンダム・ゾーン》を設置すると、相手が設置した《ドキンダム・ゾーン》により自分の《ドキンダム・ゾーン》が剥がされてしまう可能性があるのです。そうなると、2ターン目にやった動きが無駄になるだけでなく、手札を1枚失ってしまうので、虚しい気持ちになります。先行2ターン目にプレイしないことで相手に先に《ドキンダム・ゾーン》を貼らせてそれを張り替えすことで除去したり、相手が《ドキンダム・ゾーン》を握っていないことに賭けて堂々と貼ってみるなど、D2フィールドを巡る読み合いになるのです。
他にも、クリーチャーではないからアタッカーとして使えないことには注意したいです。
コスト軽減がどこまで強いのか、今後紹介されるカードや次の弾以降で実装されるカード次第なので、正確な評価はできません。
現状2マナで出してマナカーブ通りに動ける強いカードとしては《轟音 ザ・ブラックV》が無難です。どちらも闇火多色なのはどうかと思いますが、手札が多色まみれで2ターン目に出しても3ターン目に多色処理しなければならない場合はDスイッチでその余裕を作れます。
相手によっては簡単に対処されてしまうというリスクはあるものの、そのリスクの先には悪くないリターンがあるから、機を見て使うことになりそうです。
《D2V2 禁断のギガトロン》
FT.一度はドギラゴンに敗れたボルトロンだったが、デンジャラスイッチの力を得てギガトロンとなり、再び戦いを挑んできた。
このパックの看板を背負ったカードがこのタイミングで公開されました。
TCGからの変更点は、
・攻撃時にD2フィールドが無くても踏み倒しができるようになった
・攻撃時に捲ったカードをバトルゾーンに出さないならば墓地に置くようになった
・D2フィールドがあると2回攻撃できるようになった
この3つです。
こんな性能でどうやって目玉カードとして使われることになるのか、注目を集めていたカードが公開されました。ムービー公開時点で知名度が低かったけどその後大暴れしたカードとして《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》がいたから、弱い性能にならないと思っていましたが、ちゃんと強化されました。
6マナ8000のスピードアタッカーで、攻撃時に踏み倒しができるガチャを回します。これで2枚目の《禁断のギガトロン》を捲れば楽しいことになります。
元々D2フィールドが無いと踏み倒しができませんでしたが、最低保障がちゃんとしたスペックになってくれました。
見たカードを出さない場合は墓地に置かれますが、これはささやかな墓地肥やしになります。よく見たらソニック・コマンドでお馴染みの《S級不死 デッドゾーン》を捲った場合はあえて出さない選択もできるようになりました。1回目の攻撃で捲ったカードが墓地に行ってくれないと、2回目の攻撃がハズレ確定になってしまうから、妥当の調整です。
D2フィールドがある時のボーナスは、初めてタップされたらアンタップになりました。《D2V ヴェンデッタ》から奪ってきたのでしょうか?
攻撃時に踏み倒しができるクリーチャーが2回攻撃できるのは非常に強力です。
1回目の攻撃でD2フィールドを踏み倒してもアンタップするタイミングを逃しているから無から2回攻撃できるようにはならないように思えます。ただ、上から順番に解決していくともしかしたらアンタップしてくれるかも?
《ギガトロン》でやってみたいこととしては、2回目の攻撃に合わせて《超轟速 レッド・エンド》に侵略して自爆したいです。
《レッド・エンド》の破壊時効果で復活させれば、ガチャを更に2回も回せます。
元々マイナー寄りなカードではありましたが、使ってみたい性能にはなって一安心。どんなデッキになるのか、楽しみです。
《禁断U サベージ》
FT.ギガトロン様は、デンジャラスイッチをオンする力を得て、さらにパワーアップしたのだ! ---禁断U サベージ
これから紹介する3枚のカードは、いずれもデュエプレ研究所の対戦パートで確認されてカードです。
手札を減らさない展開が可能な、優秀なイニシャルズがやってきました。
TCGからは、D2フィールドがあるとブロッカーになる強化を受けました。
出た時に墓地肥やし(強制)と墓地回収(任意)ができるカードです。
今までに無いカードタイプであり、その性質上墓地に行きやすいD2フィールドを回収できるのはありがたい存在です。
やってることは《暗黒鎧 ゴルドバット》と似ていますが、墓地肥やしが強制な点と種族で差別化しています。
新たに貰った、D2フィールドがある時のブロッカー化はパワー1000の《禁断U サベージ》では力不足に思えますが、それこそD2フィールドの力に頼る時です。《業火の禁断エリア》があればバトル中パワーが10999になりますし、《オーバーキル・グレイブヤード》があればスレイヤーとして厄介な仕事ができます。
闇が入るイニシャルズデッキの優秀な足回りとして活躍してくれると思われます。
《暗黒鎧 Kサイズ》
こちらはデュエプレオリジナルカードとなっています。
現状評価が難しいカードがやってきました。
破壊されると墓地から自分以外のイニシャルズを蘇生できます。
D2フィールドがあれば《ボルトロン》を出して確定除去が打てたり、《禁断U サベージ》を出してブロッカーを用意しつつ、手札にもう一度《Kサイズ》を構えることができます。
D2フィールドが無くても《禁断の轟速 レッドゾーンX》を出せば相手クリーチャーを封印することで受けとして使えたり、火のコマンドを出して《ドキンダムX》の禁断解放のカウントを進めることもできます。
闇のトリガーブロッカーと、殴れなさそうな雰囲気を出していますが、《邪眼死爵ゲーネフ卿》と同じように、ちゃんと殴れます。そのため自爆特攻も可能で、破壊された時の効果は能動的に使えます。
それよりは相性がもっと良さそうなカードが今後公開されると思うので、その時に再び取り上げたいです。
《禁断V キザム》
環境でも使われた受け札がデュエプレにもやってきました。
TCGからの変更点はありません。
闇火のトリガークリーチャーで、出た時に細かい除去が可能です。
マイナス2000で小型1体を処理してバトルでもう1体を破壊したり、マイナス2000とバトルを組み合わせて5000火力を発揮したりします。
《業火の禁断エリア》と同じデッキに収録されたカードで、《業火の禁断エリア》の影響を受けて守りの範囲を広げることができます。デザイナーズですね。
TCGだと《たたりとホラーの贈り物》以来の闇火のトリガーで貴重な存在でしたが、デュエプレでは同業他社が多いです。
デュエプレオリジナルカードである《ディス・アダラ・ドラグーン》は小型破壊に特化した性能で、たまに使われることがありました。
《キザム》より後に登場したはずなのにデュエプレだと先行登場した《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》は出た時の小型除去とスレイヤーで実質2枚除去として使うことができます。さりげなくD2フィールドも破壊できますね。
また、条件付きではあるものの、墓地肥やしと除去が両立できる《邪眼獣ヤミノオーダー》もいます。
TCGだと念願の強めな闇火のトリガーだったはずなのに、すでに競争相手がいっぱいいます。しかし、このカードが真の実力を見せるのは4ヶ月後になると思われるので、未来は明るいです。
《虹色類 アミュレックス》
FT.虹の力を使いこなした者が、世界を救う!
こちらはデュエプレ公式アカウントのYoutubeコミュニティで公開されたカードです。
TCGからの変更点は、自分が出てもドローできるようになったことと、多色マナのデメリットを消す効果がデュエプレ仕様になったことです。
多色デッキの優秀なドローソースがやってきました。
《知識の精霊ロードリエス》と同様に自分が出てもドローできるようになったため、出した次のターン破壊されても損しなくなりました。
多色のドローソースは《鎧亜の剣邪ミストジアス》以来です。あちらとはパワーが高いことと文明の違いで差別化することになります。
また、多色カードが実質アンタップでマナに置かれるようになります。(《虹色類 アミュレックス》のこの効果は重複しない)という制約は、多色マナが1枚置かれると使用可能マナが2枚回復する動きに繋がる可能性があったため、元のデザインに適した挙動をするように調整されたと考えるべきです。
多色カードをマナに置けばマナが回復すると書いてはいますが、もちろんマナシンボルが0のカードをマナに置いても使用可能マナは回復しません。
《カラフル・ダンス》で5枚多色カードをマナに置けばTCGと似たマナの動き方ができるようになるかもしれません。《無双竜機ボルグレス・バーズ》や《再誕の聖地》を使った後に使用可能マナが回復するのも面白そうです。
さて、このカードのテキストの書き方には1つ、悪用できる可能性がある特徴が存在します。
《薫風妖精コートニー》でマナに置くカードを全部多色にしたら、単色カードをマナに置いても使用可能マナが回復する可能性があることです。
例えば《コートニー》と《アミュレックス》がいる状態で《セブンス・タワー》を使い、単色カードが3枚マナに置かれたとすると、その後使用可能マナが3回復して4マナ支払って使用可能マナが6増える怪奇現象が発生する恐れがあります。実際にどうなるかはプレイしないとわかりませんが、夢がありそうです。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
1日に11枚も新規カードが公開されました。元々大会の予定を入れていたから新カード紹介と並行して大会運営をやると苦労することは明らかでしたが、大量のカード公開のタイミングと被るのは聞いてないです。
イニシャルズ関連のカードは、今後発表されるカード次第で全然評価が変わる可能性があるから、あまり深掘りはできませんでした。この形式でやっていると必ず起こることなので仕方ないです。おそらく革命ファイナルは3弾構成だから、イニシャルズもたくさん刷られると思っているから、弱くはならないはず。
またどこかでお会いしましょう。
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