気まぐれカード解説vol.25《超過の翼 デネブモンゴ》
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
ふと思い付いたカードを紹介していく記事。今回のカードは《超過の翼 デネブモンゴ》です。
※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズを差します。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典はデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、紙のものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。
《超過の翼 デネブモンゴ》は22弾で登場したカードです。
出た時に1ドローしながら光のコスト3以下を踏み倒すことができます。
TCGからの変更点は、ドローが強制になったのと、レアリティが下がったことです。
光文明によくありがちな、ドローしてからの踏み倒しを持つカードです。この形式の踏み倒しといえば《指令の精霊龍 コマンデュオ》や《真紅の精霊龍 レッドローズ》など、いわゆる絆の連鎖組のイメージが強いですが、それらより《デネブモンゴ》の方が先輩です。
元祖に見えますが、元祖はなぜか《偽りの悪魔神 バロム・ミステリー》です。
出た時にドローできてブロッカーで踏み倒しも可能と悪くないスペックはしていますが、残念ながら競技シーンでは見ないカード。革命編で一回再録されており、絆の連鎖組と組み合わせて使われていたのは確認できましたが、マイナーなカードでした。
さて、このカードはとあるマイナーなデッキに採用し得るポテンシャルがあると思っています。
《三界 ブッディ》です。
とある記事に触発されてNDで一時期《三界 ブッディ》を研究していた時期があったのですが、序中盤の動きにおいて《デネブモンゴ》は優秀な役割を持っていました。
このカードから出すのは《三界 リンネル》です。
《デネブモンゴ》を使えば、4マナで手札を減らすことなく《三界 ブッディ》の侵略元を出すことができます。単体で見れば《アクア・エリート》とやっていることは同じです。
同じ動きが《レッドローズ》などでもできそうですが、なんと絆の連鎖組は進化クリーチャーを出すことができません。《レッドローズ》じゃ駄目なのです。
流石に4ターン目に無敵の《三界 ブッディ》を出せばちょっとは強かったです。多大な手札消費はこっそりNDにいる《アクア・スクリュー》で賄えるので、気になることではなかった。
ここまで良いことばかり話してきましたが、もちろん《ブッディ》には課題が非常に多いです。進化クリーチャーを大量に採用するからデッキスロットが広い訳ではないので、対応力は広くありません。《ブッディ》も万能と言える性能ではなく、条件付きで離れないクリーチャーでしかないので、ブロッカーやフリーズには無力。
《デネブモンゴ》も《リンネル》が引けないと悲惨なことになるし、追加のコスト3以下として採用したいカードも多くありません。《ガガ・ピカリャン》とか《一撃奪取 アクロアイト》が候補になります。
手札補充を《アクア・スクリュー》に頼る前提で話していますが、当然引けないと攻めが細くなります。《アクア・スクリュー》が引けずに侵略して攻めるとなると手札が枯渇するし、《アクア・スクリュー》のために水を確保するのにも一苦労。
というわけで《超過の翼 デネブモンゴ》の紹介でした。
ちなみに研究の結果は、そこそこ強そうだったが無茶苦茶勝てるデッキではありませんでした。プラチナ4までは上げたかも?
このデッキでのマスター到達は諦め、他のデッキを探す旅に出ることになりました。最終的に行き着いたのが少し前に紹介した、【ネロソムギャロウィン】でした。
この弾では優秀な光水の《光智の精霊ルミリエ》や《アルカディア・スパーク》、待望の受け札こと《スーパー・スパーク》、雑に置いておくことで相手に圧がかかる《神聖の精霊アルカ・キッド》とかいるから、試してみたいです。
光水基盤を正当化してくれる《コアクアンのおつかい》もいるから、新しい基盤の研究のしがいはあるかもしれません。
この記事を楽しんでいただければ幸いです。
またどこかでお会いしましょう。
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