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【デュエプレ】クイックピック28弾後期環境振り返り(後編)
カードプールについて詳細に解説します。
データは筆者が独自にカウントしたものです。そのため間違いがあるかもしれませんが、ご了承ください。
全体概観
今回はテーマ環境ではないので、大抵のカードが共通枠になる。
共通枠のカードは、そのカードが含まれる文明の組み合わせで提示される。《無双竜機ボルバルザーク》を例に上げると、光火自然と水火自然、闇火自然の3つの組み合わせで出現する。
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種族ごとにカードが色々と選定されている。選定基準としてはSRと相性が良いカードが多く採用されているように思える。
分類としては
光
・ガーディアン
・エンジェル・コマンド
水
・サイバー・ウイルス
・リキッド・ピープル
・サイバーロード
闇
・デーモン・コマンド
・パラサイトワーム
火
・ファイアー・バード
・ヒューマノイド
自然
・スノーフェアリー
・ビーストフォーク
・ジャイアント
その他
・ドラゴン
こんなところだろう。
そのため、《聖天使クラウゼ・バルキューラ》がいるイニシエートや《護りの角フィオナ》がいるホーン・ビーストなど、種族単位での戦略を推してもらっていない悲しい面子もいる。
特殊なカードの解説
大半のカードが共通枠だが、中にはそれに当てはまらないカードも存在する。ここでは確認できた分だけでも特殊なカード達を解説する。
《アクアン》(光水闇)
出た時に山札の上3枚から光と闇のカードを全部回収するカード。
光も闇も提示されるこの組み合わせでしか出ない。
《ストリーミング・チューター》(水火自然)
山札の上から5枚見て火と自然のカードを回収する。
水と火と自然の3つが一緒に出る組み合わせだけで出現
《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》
《白虎の剣皇ダーク・サラマンダス》(闇火)
龍虎の組み合わせと言えばこいつら
お互いが揃うと凄い力を発揮する組み合わせだが、どちらかが欠けると出力が不足すると判断されたからか、提示されなくなる。
《パラダイス・アロマ》
《エンペラー・ジュニア》
《トリア》
《マーチング・スプライト》
《ミラージュ・マーメイド》
《アルオム》
《ウォルタ》(光水)
サイバーロード関連
《英霊王スターマン》のために用意されたのではないかと推測されるメンツ。
別に共通パーツでも問題無かったのではないか?
《ダーク・ルピア》
《黒神龍メギラ》
《超神龍アブゾ・ドルバ》
《黒神龍ゾルヴェール》(闇火)
ドラゴン関連
《神滅竜騎ガルザーク》や《暗黒王デス・フェニックス》意識だろうか?
《ブラッサム・シャワー》
《幻想妖精カチュア》
《龍の呼び声》
《コッコ・パルサ》(火自然)
ドラゴンサポートその2
こちらは《太陽王ソウル・フェニックス》意識だと思われる。
《西南の超人》(水自然)
《剛撃戦攻ドルゲーザ》の助っ人だと考えられる
《マイキーのペンチ》(闇火自然、水闇火)
よくわからない
本気を出せるのは闇火自然だけなのだが、水闇火にもいる。
一部カードに対するコメント
いくつか気になったカードを筆者の感覚でチョイスした。
定番のカードを選出しようとしたが、強いカードは別の方が取り上げているし、取り上げ始めたらきりがないので、それを避けることにする。
《キング・アトランティス》(光水闇、光水火)
《ホーリー・メール》(光水自然、光闇自然)
《いけにえの鎖》(光水闇、水闇自然)
《大勇者「大地の猛攻」》(光闇自然、水火自然)
《ゴースト・タッチ》(光闇自然、水闇自然)
《クエイク・ゲート》(光火自然、水火自然)
《守護聖天ラディア・バーレ》(光水火、光水自然)
マイナーなものが多いが、それぞれ4つの組み合わせでしか確認できていない方々。カード名の隣に記しているのはいずれも確認できていない文明である。
恐らく共通枠だろう
《薩摩の超人》
よくわからない枠。《西南の超人》と同じくジャイアント強化用だと思っていたのだが、闇火自然でも観測されたため、推測とデータが一致しなかった。こちらも共通だと思われる。
進化クリーチャー全般
体感だが、提示されにくい。
提示率が意図的に下げられていると言っても不思議ではない。
《光翼の精霊サイフォス》
7000の光ブロッカー
7000がとにかく偉く、苦しめられることも多かった
《インビンシブル・オーラ》
13マナと非常に重く、プレイできる見込みが無さそうなでも、《薫風妖精コートニー》と組み合わせることで7マナになる。しかし、そこまでして使うことはない。
《凶星王ダーク・ヒドラ》
筆者の推しの1人
ダークロードが《ダーク・ヒドラ》以外に《無双恐皇ガラムタ》しかおらず、出た時に何もしないことが多くて非常に悲しんでいた。
単体でもそこそこ強く、《ダーク・ヒドラ》と相性が良い《英霊貴族ムーンライト》を使わせてくれと、公式に何度も願っていた
《ガルクライフ・ドラゴン》
対《光器ペトローバ》最終兵器
《ペトローバ》を使った攻めが行き詰まるとカッコいい演出と共に焼却されてしまう。
おわりに
本来はカード一覧だけ出して終わろうかと思っていたが、少しだけ書いておいた方が良さそうなことを書いておいた。
クイックピックがスタートしたのは9弾から(プレオープン、本格的にスタートしたのは10弾Exパックから)だった。当初は7~9弾までのカードプールでスタートしたため、6弾以前のカードだけで戦う環境というのは無かったのだが、こうして実現した。
5周年というタイミングで、本来実現することの無かったはずの環境が実現したことに対して、感慨深い。
毎度のことだが、提示されるカードの一覧作成にはクイックピック研究会の皆さんによる、Discordへのデッキリスト投稿が役に立っている。また、それ以外にもYoutubeにおけるクイックピックの配信やX(旧Twitter)へのデッキリストの投稿なども活発に行われており、カードプールの解明がより正確にできた。
クイックピック界隈で精力的に活動している方々に感謝の意をここに記し、この記事の締めとさせていただく。