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新カード紹介vol.1(29弾)【デュエプレ】
皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
29弾カードパック、『禁断ノ刻 -BLACKOUT JUDGEMENT-』で実装される、デュエプレの新カード紹介をやっていきます。
※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。
背景ストーリー
まずは毎度恒例の背景ストーリー解説となります。
構成としては、デュエプレ内における28弾までのストーリーのあらすじと、29弾に該当するであろう、TCGの背景ストーリーについて解説します。この時の世界観について少しでも知っていただけたら嬉しいです。
舞台はランド大陸。この世界を支配しているのが、封印されていたが、侵略者により封印から解放されてしまった《伝説の禁断 ドキンダムX》です。
《ドキンダムX》は手下としてイニシャルズを、更にデンジャラスでダイナマイトな空間であるD2フィールドを、D2フィールドの番人としてマスター・イニシャルズを生み出しました。
強力なクリーチャーである《ドキンダムX》を倒すべく戦っているのが革命軍です。
革命軍の中にはハムカツ団、とドレミ団、テック団、ダママ団、アクミ団の5つの団が存在し、彼らの中には革命チェンジの力を持つクリーチャーもいました。
ドレミ団のトップである《天革の騎皇士 ミラクルスター》は《秘革の求答士 クエスチョン》と《悪革の怨草士 デモンカヅラ》に声をかけ、テック団・アクミ団と三勇士連合を組みました。
《ドキンダムX》を打倒するために、革命軍はマスター・イニシャルズを倒すことになります。
対戦カードとしては、
ハムカツ団vs《D2-V禁断のボルトロン》
ドレミ団vs《D2S 皇帝ワルスラ》
テック団vs《D2G ゴッドファーザー》
ダママ団vs《D2Y ヨー・サーク》
アクミ団vs《D2P ヘビーポップ》
となりました。
《ヨー・サーク》を撃破したダママ団は《Dの地獄 ハリデルベルグ》に突入し、《D2K ジゴクシヴァク》と続けて戦います。Kのイニシャルズ達を撃破していったダママ団でしたが、《ハリデルベルグ》のDスイッチが発動したことにより、形勢逆転してしまいます。
そこで、《プチョヘンザ》は世界を破壊させる程の力を持つファイナル革命を発動し、《ハリデルベルグ》を藻屑にしました。
一方で《ボルトロン》を撃破したハムカツ団でしたが、《ボルトロン》は《D2V2 禁断のギガトロン》となり、新たな力を手に入れて帰ってきました。
Dスイッチの力も解放され、《ドキンダムX》の右腕とすら評される《ギガトロン》を前に苦戦していた《ドギラゴン剣》は、新たな鎧や剣を手に入れたことで使えるようになったファイナル革命を発動、《ギガトロン》を一撃で粉砕しました。
こうして、革命軍はDスイッチに苦しみながらもイニシャルズを撃破していきました。
ここまでが28弾の背景ストーリーです。
ここからは29弾に該当するであろう、「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!!ブラックアウト!!」のストーリーを見ていきましょう。
三勇士連合は《D2J ジェルヴィス》と対峙しましたが、連戦の疲れもあって、《Dの天牢 ジェイルハウスロック》にある檻に閉じ込められてしまい、大ピンチに。
《ミラクルスター》が奇跡を願ったら、未来の王である《時の法皇 ミラダンテXII》を呼び寄せました。
《ミラダンテXII》もまたファイナル革命を有しており、この力で時間を止めて一瞬でJのイニシャルズ達を撃破しました。
三勇士連合は監禁から解放されましたが、《デモンカヅラ》は姿を消しました。どうやらD2フィールドの力を使えるようになっていましたが。
こうして《ドキンダムX》への行く手を阻むものはいなくなり、《ドキンダムX》と革命軍の直接対決が実現しました。
《ドキンダムX》に対して、《ドギラゴン剣》と《プチョヘンザ》は《プチョヘンザ》の友である《族長の魂友 ワチャゴナ》によって生み出されたD2フィールドの助けも借りて、二人のファイナル革命の力をぶつけました。
世界を滅ぼしかねない力を2つ合わせて、ついに《ドキンダムX》の撃破に成功しました。
しかし、敵は残っていました。
1つは、《ドキンダムX》とは別の禁断こと、《禁断機関 VV-8》。
もう1つは禁断の力を取り込み、革命チェンジ殺しの力を持った《ZEROの侵略 ブラックアウト》でした。
こうして革命軍とイニシャルズの戦いはまだまだ続きます。
《虹彩奪取 ブラッドギア》
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FT.闇と火!合わせれば、あらゆるものを破壊する力になる!
TCGからは、軽減が強制になりました。
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新弾初の御披露目カードは、多色化した一撃奪取サイクルになりました。
多色の初動なので、文明のバランスに気を遣う必要があります。2ターン目に使うならば2つの文明を必要としますからね。その代償として、一撃奪取の時よりパワーが上昇し、2つの文明のコストを下げられるようになったのは魅力的です。
何としても2ターン目に軽減を立てて3ターン目に4マナのクリーチャーを出したいデッキで使うことになりそうです。
《ブラッドギア》は闇火ですが、軽減したいカードとしては《轟速 ザ・レッド》のようなバイクが一例です。
今まで《一撃奪取 トップギア》4枚に頼っていたため、2マナ軽減を8枚体制にすることで3ターン目に走れる確率が上げられるのは嬉しいのではないでしょうか?
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【闇火ドギラゴン剣】に採用されるかどうかは素人なのでわかりません。
初動を多色にすることで《ドギラゴン剣》のファイナル革命で4マナのクリーチャーと一緒に出せるようになりますが、デッキ内の多色比率が多くなるのは気になります。そもそも《トップギア》の採用すら選択肢の1つでしかなく、他に入れたいカードもありそうなので、メジャーにならないように思えます。
色があって、コスト軽減をとにかくしたいデッキに採用することになりそうですが、果たしてどんなデッキが組めるようになるでしょうか?
《デモンズ・ライト》
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FT.超魔学の真髄!
ドローしながら相手クリーチャーを破壊できる、とっても強いドローソースが発表されました。
TCGからの変更点はありません。
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ドローしながら除去が打てる、優秀な中継ぎが登場しました。
ドローしてからマイナスなので最低限-2000は確定しており、先行3ターン目までに手札を2枚消費していたとしても-3000は発揮できます。
リソース損失を抑えながら除去が打てるカードは、それだけで強力です。《魂と記憶の盾》や《超次元リュウセイ・ホール》、《ドンドン吸い込むナウ》が前例としてありましたが、手札損失が0ではなく、むしろ増えるのは《デモンズ・ライト》ならではの強みです。
デュエプレだと手札の枚数に上限があるので、最大-10000しかできないのは地味ながら弱体化ポイント。さすがにそこまで手札を抱えるゲームになりにくいから、大抵小型クリーチャーの処理、運が良ければ中型も処理できるし、バトルに勝てない相手のパワーも下げられるカードとして使うことになりそうです。
色さえ合えばどんなデッキにも採用できそうですが、《龍波弩級戦艦 エビデックス》との相性は良さそうです。
《デモンズ・ライト》でドローしながら除去を放ち、そのドローに反応して《エビデックス》が《永久龍程式 Q.E.D.=X》に進化してバウンスすることで、2面処理できます。
《デモンズ・ライト》で《Q.E.D.=X》への進化を咎める《ウソと盗みのエンターテイナー》や《制御の翼 オリオティス》を処理できるのがとにかく偉く、ドローしすぎたらメタに勝手に引っ掛かって自滅するという、《Q.E.D.=X》が抱えていた弱点も埋め合わせてくれます。
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色も合うし、どちらも4マナの動きとしては申し分無さそうだから、一緒に採用できそうです。
自分の動きを進めつつ相手の動きを阻害できるカードが弱い訳がないので、お世話になること間違い無しでしょう。
《ZEROの侵略 ブラックアウト》
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FT.世界はゼロだ!――ZEROの侵略 ブラックアウト
TCGからは、攻撃時効果にメスが入りました。
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革命チェンジ等に対するメタカードの登場です。
相手が自身のターン中に踏み倒しをしていたら登場できる、侵略ZEROを持っています。
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侵略ZEROで咎められるものは革命チェンジ以外にも
・侵略
・サイキッククリーチャーの呼び出し
・《ヘブンズ・フォース》による踏み倒し
・《Q.E.D.=X》への変身
・Gゼロ
等々、多岐にわたります。
現在環境で使われているデッキの多くは踏み倒しを使うので、侵略ZEROの発動の機会は多いでしょう。ただし、呪文の踏み倒しや侍流ジェネレートは咎めてくれないので注意が必要です。
踏み倒しをして来ない相手にも、《リアルとデスの大逆転》や《父なる大地》をトリガーさせることで、相手ターン中に強制的に踏み倒しさせるのも考えられますね。
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6マナ7000が無料でやってくるのはまあまあ脅威です。《漢の2号 ボスカツ》と相討ちがとれるパワーなので、【成長剣】目線だとかなり嫌です。【成長剣】は最速2ターン目に革命チェンジするから、相手のデッキに《ブラックアウト》が入っているのかどうかマナ置きで判断しにくいのが苦しいです。
侵略ZEROされることを割り切るか、されても何とかなるプレイングをするか、踏み倒しをしたターンにゲームを畳みにいくようにしたいです。
攻撃時効果についても見ていきます。
《ブラックアウト》で攻撃しなくとも発動するようになったので、《ブラックアウト》を出したターンでも別のコマンドで攻撃すれば除去が放てるようになりました。
惜しいのは《D2V2 禁断のギガトロン》で出しても旨味が薄いこと。《ブラックアウト》自身はイニシャルズではないので《Dの禁域 ドキンダム・ゾーン》によるサポートも受けられないし、《ギガトロン》で攻撃する時に出しても、最初のコマンドによる攻撃のタイミングは過ぎているので、破壊効果が起動しません。「各ターン1回発動する」という書き方なら良かったのですが、それでは強すぎたのでしょうか?
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また、D2フィールド以外のフィールドも参照するようになりました。
次の弾でゲーム開始時にバトルゾーンに存在するフィールドである《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》が登場すると思われるので、それを参照できるようにしたと言えます。
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《 ~世界最後の日~》があれば条件があって無いようなものになるので、コマンドが適当に殴ると除去が打てる、雑に嫌なカードになります。
恐らく侵略ZERO持ちのフィールドが登場すると思われるので、どのフィールドと組み合わせて使うのか考察するのは野暮ですが、《Dの悪意 ワルスラー研究所》有する【水闇手札破壊】に採用できないことはないでしょう。
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プロモなので4枚集めにくかった
真の力を発揮するのはこれからですが、単体でどんな活躍をするのか、期待できます。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
29弾の新カード紹介も始まりましたね。革命ファイナルの2弾のカードが目玉として紹介されていたことから、デュエプレでも革命ファイナルを3弾構成でやることがこれでほとんど確定しました。
1つ心配なのが、3弾構成にすると低レアのカードが足りるかどうかです。
と言いますのも、TCGだと革命ファイナルは3弾構成だったので、この時期に登場したカードは通常より多くありません。高いレアリティのカードは選定に困ることは無いと思っていますが、問題はUC以下の低レアです。味のするカードがあんまり無いと評されることもあった24弾のような事態が発生しないか、危惧されます。味のするオリジナルカードで埋めてくれると助かりますが、どうなることやら。
またどこかでお会いしましょう。