2016年10月
マガジン「Facebookブログ」(抜粋)
=10月の休店日
2016年10月1日
長袖のシャツがさらさらと気持ちのよい季節になりました。
10月は下記の日程のお休みを頂きます。
ご来店くださる方はお気軽にメッセージかお電話でご一報くださると確実かと。
「休店日」
・毎週、火曜日と木曜日
・14日(金)、29日(土)
早朝、諏訪大社へ行きとぼとぼ小川のほとりを歩いていると突然目の前に毬栗が落ちてきて、一人声をあげてビビる(笑)
「どんなことがあっても、
いがいがせずに頑張りなさい」
そう言われた気がしました。
独立して一人になったけれど、開業してからのこの一ヶ月、私は決して孤独ではありませんでした。遠くで、近くでたくさんの方に支えられています。
いつか皆に「ありがとう」を言える仕事をしよう。
そして、毬栗、中身はどこへ??
=ダイニングチェア張替(カリモク)
2016年10月1日
昨日納品したダイニングチェア。
素敵なハイバックと曲線にうっとりです!
もう40年使ってきたというこの椅子。
たくさんの物語を知っていそうなオーラがします。
そしてこれからも家族とともに過ごしていくのでしょうね
(^-^)
「座る」ことからまた、たくさんの「輪」が広がっていくことを願っています。
=アームチェア張替(カリモク)
2016年10月4日
本日の張替は背中がクッションタイプのアームチェアです。
もう何十年もともに過ごし支え続けてきた椅子たち。
くたくたです。
今度は自信をもって「座って!」と言えるかな(^-^
=「技は人なり」
2016年10月9日
昔、社長に「北澤覚えとけよ。ものづくりは技術ではなく心だ」と言われたことがあります。
な、なんて名言!と感動したことを思い出します。
なぜならば、本日張り替えた整骨院の施術台の裏に
「技は人なり」
と書かれていたから…!!
素敵な思いに触れることができてうれしい一日でした。
張り替えを依頼される品々は、必ず人と繋がっています。
そんな物語が垣間見える瞬間、この仕事は本当に面白いと思う。
張り替えて使い続けたい思ってくださったお客様と、
この椅子張りという仕事と思いを教えてくれた歴代の先輩たちに感謝、感謝です。
=溝の針抜き
2016年10月11日
独立してはじめてソファーの張替依頼がきました!写真の掲載が出来ないので、作業風景を。
椅子には時たま、溝に針を打ち隠してあるものがあります。この溝の針抜きはなかなか難儀なお仕事なのです。
木枠のふちを傷つけないように…
他の皆さんはどうしてはるかしら?
先輩たちは皮スキを使ってましたが。
色々試行錯誤した結果、最近の私のマイブームはこれ。マイナスドライバーを加工したもの。
自分で道具を作ると作業も楽しくなります。
=バネ吊り、土手、下ごしらえ
2016年10月17日
最近ではなかなか使われないバネ吊り、土手巻き、等々。
昔はこうやって椅子をつくっていたんだなぁと思いながら、
少しだけ昔とつながっているようでなんだかうれしい。
また何十年と使ってもらえるようにと願いも込めて。
本日は下ごしらえまで。
=椅子張替(単バネ)
2016年10月21日
先日バネ吊りをした椅子は、本日無事に持ち主のもとへ帰っていきました◎
実はこの椅子バネが二つしか入っていなかったのです。
さすがに二つでは不安定だなぁと。
そして、生地をめくると藁でした(笑)
古い椅子にはよくあるパターンですが、きちんとしたバネの数と下張はやっぱり長く使ってもらうためには必須です。
きちんとした工程を踏んだ椅子は
何十年と使い続けることができると言われています。
椅子がちゃんと人に寄り添っていけるように、私も精進します!
=登るべき山は…
2016年10月29日
最近は、天気の良い日は毎日見える富士山。
今日は雨上がりの雲の向こうに見えました。
色々なことに追われていく日々。
ちょっとした日常に心救われる瞬間があります。
そして思い出す「登るべき山は…」
「誰かと比べなくていい、一歩ずつ足を前に出せばいい」
山登りの極意を繰り返してみる。