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雑草とわたし

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雑な草たちと、わたしのはなし。
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#日記

あんた、それは摘んだらあかん|ヒガンバナ

大好きなおばあちゃんに、たった一度だけ叱られたことがある。 わたしは生まれてから小学3年生までを祖父母と二世帯で暮らした。 学校から帰っても、夜勤のある父親、パート勤務の母親はおらず、いつも遊んでくれるのはおばあちゃんだった。 お餅のつき方も、そら豆の剥き方も、魚の骨の取り方も、全部おばあちゃんがとなりで教えてくれた。 わたしなんかが、一生かかっても追いつけないくらい。 優しくて、強くて、魅力がいっぱいの、大好きなおばあちゃん。 あれは、たぶん夏休みの夕暮れどきだっ