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食いしん坊とは何か


今日はセプテンバーバレンタインデーらしいのだが、みなさんご存知でしたか。

ホワイトデーから半年が経った9月14日。これまでバレンタインデー、ホワイトデーと交互にプレゼントを渡してきたが、今日はお互いがプレゼントを用意する。そして、コスモスの花を添えて交換し、愛を確かめ合うのだそうな(「コスモスの日」とも言うらしい)。



国際女性デーのミモザもそうなのだが、お花が記念日のシンボル? になっているの、なんだか素敵だなあ、と思う。心がじんわり温かくなるような、ちょっとニヤついちゃうような嬉しさがあるのだ。うまく伝わったかな……。


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一方、語呂合わせだと「食いしん坊の日」だそう。さっきまでの華やかな雰囲気から一変、ナイフとフォークを握りしめるわんぱく坊やが頭を駆け抜けたのだが、私はこっち側なのかもしれない……という、謎のしっくり感があった。


ただ、私は「食いしん坊」かと言われると自信がない(別に自信を持つべきところではない)。



食いしん坊って、いっぱい食べている人というイメージがある。だから「いやしん坊」とは言っても、「食いしん坊」とはなかなか言えない自分がいた……今確認したら最低1回は使ってたけども。とにかく、過去の文章でも何度か書いたように、残念ながら胃のサイズが小さいのである。


例えば今日。お腹が空きすぎて胃が痛くなったため、夫の帰宅を待たずに夕食を摂った。しかし胃が縮んだのか、やや大ぶりのお椀に入れたポトフと数口分のご飯でお腹いっぱいになってしまったのである。納豆も食べるつもりだったので、その分ポトフのお肉は少なめによそったのだが、それが完全に裏目に出た。さようなら、タンパク質……。



いや、ちょっと待てよ。冷静に考えて、今のは少食じゃなくて、胃弱のエピソードだったかもしれない。「普段のコンディションなのに食べられなかった」じゃないとだめじゃん。うーん、失敗。


そんなわけで、今日は予定よりも食べられなくて残念だったが、夫の帰宅後、アイスはしっかり食べました。その頃にはお腹も落ち着いていたし、アイスが今日のハイライトだから……。




くいしんぼう【食いしん坊】
〔俗〕食いいじのはった・人(ようす)。くいしんぼ

三省堂国語辞典第三版、275頁。




食いしん坊って、量の問題じゃなかったっぽい。




となると、アイスをねじ込む私は、結局のところ食いしん坊なのかもしれない。しかしなんだろう、全然自信にはならないな(それはそう)。




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〈おまけ〉

ちなみに「いやしん坊」はというと↓↓

いやしんぼう【卑しん坊】
〔俗〕食べ物にいやしい・人(ようす)。いじきたなし。いやしんぼ

同上、68頁。


(うーん、やっぱりこっちかも……)

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三谷乃亜
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