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ライティング環境を考える 〜膝痛を添えて〜
ライティングのお仕事を始めてから、よりパソコンと向き合う時間が増えた。
それによるデメリットは目の疲れや肩凝り、腱鞘炎の恐れといった類だと思っていたのだが、意外なことが起こった。
なんと、膝が痛くなったのである。
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作業は基本的に居間で行なっている。
自分の部屋はあるもののストーブがないので寒いし、家の中心地にいたほうがなんとなく安心するのだ。
しかし居間にあるテーブルは、地べたに座ったときにちょうどよい高さのものしかない。一方ソファはあるので、食事の際はソファに座り食器を持って食べるのだが、パソコン作業だとなかなかそうもいかない。
noteはChromebookでできるので膝(というか太もも)に乗せてできるが、wordが入っている私のPCは大きいため、できればテーブルに乗せたい。そうなるとソファからの操作はさすがに厳しく、正座や横座りが定番になった。
さらに、暖をとるためストーブの前に陣取ることも多かった。
その際はChromebookを使うときも正座か立ち膝。つまり、1日のほとんどの時間を地べたで過ごしていたことになる。
その結果1ヶ月ちょっと経った頃には、正座をすると膝の骨がでっぱってきたような違和感と若干の痛みが現れたのである。
それだけ頑張ったという勲章と言えなくもないが、膝痛はシンプルに困る。それに作業環境の問題なので、ライティングとは直接関係ない。つまりオール自分のせいなのだ。勲章剥奪!
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正座はよくないとは知っていたが、改めて調べてみると正座は膝関節の自然な可動域を逸脱しているらしい。
正常な屈折角度が140度なのに対し、正座は160度。
「もはや亜脱臼しているようなものです」(仙台徳洲会病院)という言葉に、1ヶ月以上もの間酷使していた膝のことを思ってゾッとする。
散歩もよくするし、休まるタイミングがなかったのではないだろうか私の膝……。
とりあえず今日は安静第一にして湿布を貼り、ソファからすべての作業を行なった。膝はなんとしても大事にしたい。
一昨年派手にすっ転んで膝付近を強打し、それでもしばらく病院に行かなかった(結局打撲だった)ことはあるが、いつまでも自然治癒でなんとかなるものではない。精神年齢はいざ知らず、身体年齢は着々と重ねられていくものなので、いたわっていかなくては……。
ちなみに、自室には一人暮らし時代に使っていた折りたたみのテーブルと椅子がある。現在は物置き場と化してしまっているが、これからは膝のためにもこっちを主戦場とするべきなのだろう。
正直、椅子のほうが好きなのでそれに関しては良いのだが、リビングでできないという新たな難点がわいてくる。折りたたみなのを良いことに毎回移動してくる? そうしたら物置き場になることもないだろうし。
そんなことを考えていたら、なんとなく腰が痛いような……なんか、虚弱過ぎやしないかい?
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