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眠れない日の定点観測
昨晩は、たぶん3時間くらいしか寝ていない。
これは決して「寝てないマウント」ではなく、布団に入っていたのに眠れなかったのだ。
寝る1時間前くらいにプロテインを飲み、成長ホルモン分泌をより活性化させるぜ! と意気込んでいたのに。牛乳を切らしていたがこれも何かの縁(?)と水で挑戦し「悪くはないけど美味しいものではないかな……」となんとも言えない気持ちになりながら飲んだのに。
分泌のゴールデンタイムは22時〜2時。床についたのは23時半だったが、少なくとも2時間は間に合うはず。しかし結果的に全てをふいにしてしまった。
昨日はたくさん頭も使ったし、体も疲れさせようと小一時間ウォーキングもした。頭も体も使ったはずなのだ。
こういうとき「眠らないと」と思うのは逆効果。なんにもしないでゴロゴロできるなんてサイコーじゃん、もしすぐに寝たらすぐ朝になっちゃうんだからむしろラッキーだよ、と言い聞かせながら目を瞑る。たとえ眠っていなくても、目を閉じていたら少しは回復すると聞いたことがあるから。
しかしラッキー説が効きすぎたのか、1時間、2時間と経っても眠気は来ないまま。ゴールデンタイム終了間際、隣で寝る夫の寝息も段々気になってくるようになり「もういい、ウォークマン持ってこよう」ということになった。
しばらく前から追わなくなってしまったけど、この時期の曲は今でも好き。
特にこれはスローテンポで深海を思わせるような雰囲気があるので、寝るときにも良いんじゃないかと思ったのだ。
(ちなみに、この曲はアメリカのラッパー、ケンドリック・ラマーの「Swimming Pools(Drank)」をオマージュしているそう。オマージュ先へのリスペクトを感じる……)
中毒性が高いこの曲。
低音ボイスの「ハマにーハマれー」に引きずられるように眠りに落ちることを期待したが、あっけなく聴き終えてしまい、そのままこのグループのプレイリストも完走。そして別のコンテンツへ移行した。
スローテンポもアップテンポももはや関係なく、なんなら布団の中で手拍子してしまう始末。そんなこんなで『めっちゃ時間経ってない?』 と思って時計を見たら2時23分をさしていた。嗚呼!
さすがにさすがに……とイヤホンを引っこ抜き、布団を頭まで被る。今から寝ても5時間切るじゃん(6時半〜7時に起きたいので)と心のなかで溜息をつく。今日はどうしたんだろう。なんか気でも張ってたのかな。
人生初のオールも覚悟したが、なんとか眠りに誘われることに成功。浅い眠りで見た夢で、私はお店のカウンターみたいな巨大なテーブルの前で「大きい机があってよかった……」とホッとしていた。
……一体何があったんだろう。
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