カイロを捨てる方法

今季もカイロが必需品となって久しいが、未だに使用済みを捨てそびれる事案が発生しすぎている。



外だけでなく職場もそこまで暖かいわけではないため、出勤前に背中ないしはお腹、あるいは両方にカイロを貼り付けて家を出る。約８時間後、無事に帰宅するも、家も肌寒かったりするので、カイロにはもう少し仕事をしてもらう。結局お風呂に入る直前まで付けたままなのだが、優秀なカイロはまだ熱を持ってくれているのだ。



脱衣所に行く途中、あるいはインナーを脱ぐ直前にカイロの存在に気付くのだが、気になるのは温かいまま捨てて大丈夫なものなのか、という点。

ずっと気になっているのに一度も調べたことがなかったもんだから、発火したら怖い、という不安で毎回「冷めるまで捨てない」という方法を取っていた。すなわち、脱衣所の前で剥がしたらゴミ箱付近の台の上に、脱衣所で気づいたら持ってきたタオルの横に、一時的に置いておくのである。

ここまでは特に問題ない。遅くとも寝る前には冷めているだろうから、ササっと捨てればフィニッシュなのだ。なのに何故、毎回と言っていいほど忘れるのか。

一人暮らしのときは、日をいくら跨いだとしても第一発見者は自分だった（いつまで放置していたのか）。しかし、実家にいる今は違う。たいてい、母が気づくことになるのである。先日、ついに「剥がしたカイロは捨ててくれると嬉しいな」と言われてしまった。ごめん。本当に、その通りとしか言いようがない。

忘れないようにするのは当たり前なのだが、一応、温かいうちに捨てるのはダメなのか、確認させてほしい……この結果で成功率がかなり変わってくる気がするのだ。

（Q）カイロは温かいまま捨ててもよいですか？

（A）カイロは発火する温度にはなりませんので、温かいまま捨てても問題ありません。火事になることはございませんので、ご安心ください。

小林製薬（https://www.kobayashi.co.jp/cgi-bin2/qa/detail.pl?goods=1051&id=40）

大丈夫だったのか。あっさりと回答が見つかって拍子抜けしてしまった。


小林製薬さんが言っているなら大丈夫な気がするが、他のサイトも一応見てみる。すると、発火の危険性はないものの、自治体が「使い切ってから捨ててね」と言っていることも多いらしい。ゴミを収集してくれるのは自治体なので、その指示に従うのは大事である。

やはり『忘れないように頑張る』が暫定一位の得策な気がしてきたな……。