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座席と目線と心の距離



このご時世なので、飲食店は様々な工夫をして営業されているところが多いと思われる。あまり協力(来店)できていないのが心苦しい……本当にお疲れ様です。


数ある工夫の中でも、最近訪れたお店で「良いなあ」と感じたのがL字型配置の席。というか、ご時世関係なく私はこの位置関係が好きなのかも、とさえ思った。


食事に行くのは気心が知れた人なので、対面でも問題はない。しかし、私は自分の話をするときに相手の目を見るのがあまり得意ではない。また、例えば会話が途切れたとき、次の言葉を探しているとき、会話の流れで感極まったり照れたりしたとき、面と向かいすぎていると少し困る瞬間があるのだ。

まっすぐ前を向くと相手がいる、となると意図的に視線をずらさなければならない。それもちょっと違うよな……と思う自分もいる。現状逸らしちゃっているが。


しかし、L字型の場合は真正面を向いても視線が交差しない。交差するには意図的にお互いがお互いに向けて視線をずらす必要がある。


「目が合わない」というのがデフォルトなので、プレッシャーも少ない。
しかし、好きな理由はこれだけではない気もしてきた。




お互いがわざわざ視線を動かして目を合わせるという瞬間が愛おしい。


なんだか照れてしまう言い回しだが、たぶんこういう気持ちである。
照れちゃったので、特に補足説明は出てきませんでした(放棄かな)。




どんな場合でも視線の居場所に無理が生じにくいL字型配置を今後も推していく所存である。



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三谷乃亜
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