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1人スタバに成功し、ブラックコーヒーも飲めちゃった日の話


商業施設に入っているスタバは万年スタバ初心者の私にとってすごくありがたい。


・他の用事の「ついで」に接触が可能
・入店せずとも混み具合がわかる
・ドアがない分、心理的な壁も感じにくい


そして今日、「店員さんがひと押ししてくれる(こともある)」が新たに加わった。さらにそれだけでなく、ブラックコーヒー克服への活路も見えてきたのである。


*****

抹茶ティーラテ(アイス)が定番商品になったというニュースを見て以来、ずっとスタバへ行く機会を窺っていた。

今回は「1人でサラッと立ち寄れるようになりたい」という裏テーマもあったため難易度はさらに上昇。お小遣いを500円前後のドリンクに使って後悔しないだろうか、という思いが渦巻く。ドリンクは一過性だけど、この500円で半永久的に所有できるグッズが買えるんだよ……?


しかしスタバドリンクによるリフレッシュはスタバドリンクでしか得られない。未来への貯金も大事だが、今の自分をご機嫌にするのも同じくらい大事なのだ。



と思いながらも踏ん切りがつかず、ギリギリ店外という位置で店内の壁に書かれたメニューを目を細めて凝視していた。するとお店の前でアイスコーヒーの試飲を配っていた店員さんが声をかけてくださったのである。



ご存じのかたもいらっしゃるかもしれないが、私はブラックコーヒーが飲めない。最も安心して飲めるのはコメダ珈琲店のミルクコーヒー(ほぼ乳白色)で、最近スタバラテのオーツミルクバージョンは飲めるようになったもののブラックなんて夢のまた夢だった。


そのため断ってもよかったのだが、お客予備軍として認められたのが嬉しかったのと歩き回って喉が乾いていたのとで「あっ、ありがとうございます……」と黒いお盆に乗せられた小さなカップを手に取ったのである。

やや緊張の面持ちで一口。直後、頭の中に「!」が浮かんだ。飲める、飲めるぞこれ。


苦いことは苦いものの、軽やかで後に引く感じがない。水分不足という状況がブーストをかけた可能性、あるいは少量だったというのもあるかもしれないが、残り数口を飲んでも飲みやすさは変わらなかった。


感動のあまり店員さんに少しお話を伺ったところ、夏限定の「スターバックス® カティ カティ ブレンド」というアイスコーヒーに向いている種類なのだという。「軽さがあって……」とも仰っており、私の感覚合ってた!と心の中でガッツポーズをとりつつ、目の前にある涼し気なブルーのパッケージとにこやかな店員さんのお顔を交互に見る私なのだった。

勢いで買いたくなってしまったものの、500円ですら渋っていたのに衝動買いで1,500円超は厳しい。それに自分で美味しく作れる気もしない。まだしばらくは販売していると聞いたので今回は見送ることにし、意を決して入店することにした。メニューも見せてもらっていたことだし、これで入らないのはちょっとね?



ということで、店員さんのアシストによりめでたく1人スタバに成功した。

しかし念願の抹茶ティーラテも飲めたことよりもブラックコーヒーへの活路が見いだせたこと、そして店員さんと交流できたことのほうが嬉しかったりして。奮発して正解だったし、そこにはそれ以上の価値があったと思う。



今度また伺わせてもらいます。どうもありがとうございました!









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三谷乃亜
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