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赤ウィンナー、そしてウイニー問題
今まで赤ウィンナーを食べた記憶がほとんど無い。
赤ウィンナーといえば、タコさんやカニさんの形をしたお弁当の定番おかずというイメージがある。しかし、私のお弁当に入っている赤いものは、おそらくミニトマトやパプリカくらいだった。
その代わり、ウイニーが入っていた。私は今でもウイニーが好きなのだが、これはお弁当効果だと思う。
皮が付いていないのでスッと歯が入り、油分も少ないのでさっぱりしている。でもちゃんとお肉。焼いても美味しいけど、私はそのままも好き。ここまでシンプルにソーセージを味わえるのって、ウイニーくらいじゃなかろうか。
パッケージの坊や(「ウイニー坊や」と言うらしい。直球だった)の雰囲気そのまま、優しくて愛らしいソーセージなのである。
と、こんなに推しているソーセージなのだが、ずっと「ウィニー」だと思っていた。イって、ずっと大文字でした? いや、急に大きくはならないのは知ってるけども。
ウイって、発音するとウィになりがちだから、今まで指摘されなかったのかな。「ほんとはウイニーなんだけど、まあいっか」と思われていた説もある。
そんな頻繁にソーセージの話にはならないし、いわんやウイニーをや……しかし、ずっと小文字で認識していたからこそ、衝撃は大きい。
パッケージを見ると、「ウイニー」の文字が1番目立っている。なのに間違って覚えていたのか。いや、それは違う。私が知っている「ウイニー」は英語表記のほうが大きかったのだ。
検索してみると、旧パッケージが出てきた。「Winny」がセンターポジションで、その下に「ウイニー」とある。正直サイズは同じくらいなのだが、片仮名はなんとなくでしか読んでいなかったらしい。
そしてひし形の中は白(現在は青)。坊やもイラストが違っていて、今よりもわんぱくそうである。この手描き感あふれる感じ、懐かしいな。
そうか、ウイニーなのか。でも、wienerはウィンナーって言うから、それと同じだと思っちゃうじゃない。ウィンナーの小さい版だから愛称っぽくしてウィニーなのかなって……(責任転嫁)。
そういえば、以前もウイダーinゼリーのことを「ウィダー」だと勘違いしていた。ウイニーの真実(?)を知った瞬間、「お前もか!」と、心のなかで叫んでしまった。そして既視感に襲われ、この勘違いってもしかして2回目? と不安になる。過去記事を検索し、ホッと胸をなでおろしたのだった。
いずれにせよ、ウイ・ウィ問題は私にとって鬼門なのかもしれない。
*****
思いがけない勘違いにより、ウイニー話で盛り上がってしまった。最初に登場させるだけさせて放置してしまった赤ウィンナーには、申し訳ない気持ちでいっぱいである。
しかし今、我が家には赤ウィンナーがある。というのも、赤ウィンナー話を振ってきた友人に言わせると「赤ウィンナーは食べないとだめ」らしく、先日遊んだときにくれたのだ。
赤ウィンナーへの並々ならぬ思いに驚くもシンプルに嬉しいので、ありがたくいただこうと思います。言いつけ通り、タコさんの形にして。
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