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コメダのバナナジュース、めっちゃバナナ
「冬限定のココアみたいなドリンクがある」という母からの情報を元にコメダへ行ったのだが、すでに終わっていた。1月中旬までだったみたいだね。
なので、バナナジュースを飲みました。
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コメダでは初のバナナジュース。供されたときに胸が高鳴ったのは、前々から気になっていたメニューと対面できたからか、それとも容器のサイズが予想以上に大きかったからか。
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「ケチらずにたっぷり使ってます!」という味がする。もったり感にもそれが出ていて、それでいてストローで飲みにくいほどドロドロではない。均一ななめらかさ。やっぱり企業の機械は違うなあ……と思いを馳せる。
口当たり及び喉越しはさることながら、さらにテンションが上がったのは「スーパーで買ったバナナを今まさに剥いてミキシングしました!」みたいな味だったこと。
生の酸味がしっかり出ている。もしかしたら、時期によって味が前後するのでは? と期待してしまう感じなのだ。
誤解してほしくないのだが、今回のが”下振れ”とはまったく思っていない。私が言いたいのは、「ライブ感を感じられて嬉しかった」ということ。業務用のペースト的なものではなく、房をもいで皮を剥いて作ってますよ……と思わせてくれる味なのである。
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公式サイトには、「バナナとミルクで美味しく仕上げました。」とのみ記載されている。
下にスペースが有り余っているのに、この一文で済ませるコメダのハートの強さを感じる。興味をもってもらうために産地や製法に文字数を費やすなんてことはしない。バナナジュースがあるということ、おおよその価格帯(コメダは店舗によって差がある)、そしておおよそのビジュアル(目の前にくるまでサイズ感は未知数)がわかればそれでいいのだ。
しかし、野暮であることは承知の上で、私はちょっともったいないなとも思ってしまう。
全国チェーンには漠然と「効率」を重視するイメージがあり、例えばバナナジュースの場合、ペーストや冷凍のものを使用している可能性だって考えられ得る。そこできっぱり「注文後にバナナを剥いてます」と明記すれば、結構アピールポイントになるのではなかろうかと思うのだ。元バイトのかたによると実際そうらしいし。
……というか、サイトに書いてないことをYouTubeのコメ欄やYahoo知恵袋に書いても大丈夫なのか元バイトのかた。そしてそれをさらに広げている私も大丈夫なのか。
心配になったので公式Twitterを確認したところ、過去の宣伝ツイート発見に成功した。
🍌コメダのバナナジュース🍌
— コメダ珈琲店 (@KomedaOfficial) April 9, 2016
フレッシュなバナナと牛乳をミキサーにかけて…シンプルな食材ならではの優しい甘さ『バナナジュース』。ころんと可愛いだるまグラスでお届けすれば、小さなお子様や女性のお客様に笑顔の魔法がかかります😋 pic.twitter.com/CNq9ZBrZpY
フレッシュなバナナと牛乳でおいしく仕上げた『バナナジュース』🍌ご注文いただいてからお作りして、可愛いだるまグラスと共にお届け。さらりとした飲み心地で、モーニングにもぴったりです🌞ぜひお試しください🙌 pic.twitter.com/Tq3ZOlGD0x
— コメダ珈琲店 (@KomedaOfficial) June 1, 2019
それならサイトにも書いていいじゃない! 余白あるんだからさ!
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