街行くお子達にハッとする

週末や祝日は外労働をしているため、必然的に遊びに出るのは平日ということになる。駐車場は停めやすく、人混みに揉まれることもない。快適である。

今日もそんな想定でとある商業施設へ向かったのだが、子どもがたくさんいてびっくりした。

そうか、まだ冬休みだったか。Twitterなどで連休終了を嘆く声ばかりを目にしていたもんだから、すっかり平時に戻ったと早合点してしまった。どうやら、私のタイムラインは社会人ばかりらしい。

ランドセルを背負っていないお子達を久々に見たのだが、おしゃれさんだったり、友達と店内を堂々と歩いてたり、なんだかカッコいいなあと思った。防寒に全振りしたことに後ろめたさを感じながら歩いていた私とは大違いである。

しかし歩きかたに関しては、私はウォーキングよろしくキビキビを意識していたので負けていないはず。

……いや、ばっちり髪を染め、足元まで考え抜かれたコーデに身を包む小学生2人組の、ルーズさ漂う雰囲気のほうが逆に貫禄があったかもしれない。

すれ違うとき、ちょっとドキッとしちゃったもん。本能的に『勝てない！』って思っちゃったもん。

彼女らのようなオーラは一生出せないと思うが、私にも自分なりに胸を張って歩ける恰好はある。

メイクをばっちりしたり、前髪をちゃんと整えたり、アウター込みのコーディネートを考えたり。

しかし、今日はそのすべてを怠っていた。さらに某ソシャゲの方針にショックを受けていたのも手伝って、全体的にしょぼくれていた。言うなれば無防備状態。そりゃあ気後れするってもんである。

せっかくタートルネックも増えたことだし、もう少し気兼ねなくおしゃれ服を使おう。面倒がらずにコーディネートを考えてから寝よう。

気持ちが少しでも前向きになって、良いことを見逃さずキャッチできますように。