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猫と食パンとルーティン



昨日、カレー沢薫さんがTwitterで猫の日「予行練習会場」を開放し、コメント欄は各ご家庭の猫さんたちで溢れ、見るだけで最高の前夜祭となった。



そんなベストコンディションで迎えた本日。うちにも、肉眼でもレンズ越しでも可愛い(ザ・親バカ)黒猫がいる。しかし、私のお見送りのために母に抱かれて不服そうな顔を見たり、腕からはみ出た腕を握ってみたり、ストーブの前で寝ている姿を見たり……という、誰もが通常営業な滑り出し。

「22.2.22」という文字列のために、切符とか何か記念になるものをゲットしてみようかと思ったりもしたが、結局そのまま終わりそうだ。あ、切符は改札機に吸い込まれちゃうか。無念(買ってないけど)。


正直、もうみなさんがたくさんお写真や動画や文章を上げていらっしゃるからいいかな……という天邪鬼ぶりを発揮しつつ、でもせっかくの記念日なのに猫の話しないのもねえ……という葛藤も抱いて帰宅。すると、パン置場に猫型の食パンを発見したのである。


猫型食パンは、少し前に流行り始めたイメージがあるものの、今までは身近な存在ではなかった。代表格であろう「ねこねこ食パン」さんはもちろん存じ上げているし、北海道にも店舗はある。しかし、食パンは普通の形で良いかな、という身も蓋もない個人の見解により、自ら積極的に買おうとしたことがなかったのである。


今回、母が買ってきてくれたのは「ねこねこ食パン」さんではないが、たまたま猫型食パンがスーパーで売っていたらしい。お耳の尖り具合とか、ハチワレ気味な模様が可愛い……ほら、実際に手に取って眺めてみることで、その魅力に気づくことってあるじゃない。


というわけで、猫型食パンが人気な理由が少しわかったのだが、実際に食べるのは明日の朝である。ワクワクする一方、今から食べる枚数や構成に少し頭を悩ませてもいる。

いつも乗せるスライスチーズは収まりそうなものの、少し小ぶりなので、1枚で終了すべきかどうか。通常食パンは5枚切り1枚がベストだが、6枚切りで少し物足りなくても2枚にはしたくないので結局1枚でフィニッシュしている。猫型はこの考え方が適用されるサイズ感なので、通常食パンを半分プラスするか、以前買って残っているサーターアンダギーを1個食べてみるか、むしろ野菜・果物系を増やすか……?


猫型食パンに手を出さなかった理由。それは見た目や味どうこうの前に、私の固定されたルーティンと柔軟性の無さいう問題が大きいんだな、と再確認した次第である。






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三谷乃亜
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