我慢は、したもん負け。
第一次離婚対戦のきっかけは、カミングアウトから。
それは「好きな人ができた」でした。
それが付き合いたてのカップルなら、まぁそんなこともあるよねと聞き流せるが
こっちは結婚1ヶ月前に控えたタイミングでの大暴露。
本当に夢なら覚めてって思う瞬間ってあるんだなぁって思いました。
(その後の紆余曲折はまたいつか語るとして)
それでも一度広げた風呂敷を、いそいそとしまうわけにはいかないと思った26歳のあの頃の自分は、
何とかして結婚までこぎつけるための行動に奔走しました。
その結果何とか結婚式を迎え、当日はとてもそんな大ハプニングがあったとは思えないくらいの円満な披露宴&二次会を開くことができました。
さぁそのままうまいこと新婚生活も…とはなかなかうまくいかないもんです。
明らかに違和感のある時間(夜中の2時とか)の帰宅が増えたり、
土日の直前になって予定が入ったり
怪しいフラグがビンビンの生活が続いてました。
が、それでもなかなか強くいえませんでした。
自分さえ目をつぶってさえしまえば…
いつかこの悪夢は終わるだろう
そんな淡い期待を持ち続けては見て見ぬふりを続けていました。
今30を超えたからこそ、当時の自分を思いっきりビンタして目を覚まさせてあげたいなと強く思います。
耐え忍ぶことが美学となりがちの日本で、その典型的な振る舞いをしていた自分に
自分が我慢しても、おなしだけの見返りを誰かが返してくれるわけではない。
だからこそ、自分のために、貪欲に。
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