トイレの神様を口説くには
なんか暖かくなってきて、服装難しいですね。とりあえず働いている雰囲気を出すためにをジャケットをまとうようになりました。
今日は外で仕事をして、その流れでイオンモールにいきました。平日お昼間のイオンモールは、子育て頑張っているパパママ&ジジババがいっぱいいますね。皆さん、お疲れ様です。
そんな中を一人で颯爽と闊歩する独身ジャケット男性でしたが、急に腹痛が襲ってきたためトイレに駆け込みました。
イオンモールのトイレは本当にすごいですね。
「赤ちゃん、幼児どんとこい!」っていうイオン側の熱い気持ちが伝わってきます。そらみんなイオンいくわな。
なんてことを考えながら排便していたわけですが、ふと自分を俯瞰的に見てしまいました。
ジャケット着て、排便…?
どれだけ泣いている子でも、聞くだけ腹がよじれるワード「う〇こ」
それを正装でしているこの状況。
なに?
そんなことを考え始めると、もう限界でした。
トイレの個室で笑い声が漏れないようにフガフガと懸命にこらえておりましたが、多少の音漏れが発生してしまったため、ドアの外にいた誰かをびびらせてしまったかも、と思うと申し訳ないです。
今後、排便するたびに今日のことを思い出してしまうのかもしれません。
もはや、ジャケットを着るたびに「今日も排便するのかな」と必ず考えてしまうのでしょう。
もっと言うと、スーツを着こなしている男性をみるたびに、「ああ、あの人も…」と。
ただ、排便という行為自体は生きるために必要なものですから、それに対して敬意をもち、正装でおこなうということは別に間違っていないとは思います。
ある種の宗教行為のようなものです。かつての人は言いました。
トイレにはそれはそれは綺麗な女神様がいる、と。
やっぱり綺麗な人に会うとなったら、オシャレしますもんね。
そう考えるとジャケットを着ているほうが、むしろ男として正しいとさえ思いました。
スウェットだとさすがの女神さまもがっかりなさるような気がしますね。
女神様を口説くには、まずはそれなりの恰好をしなければなりません。
「これ、お前っぽい匂いだなと思って…」とか言って香水みたいなノリで芳香剤あげたら喜んでくれるのかな。女神様。