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「その昔、ハリウッドで」待ってました翻訳版

小説版ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドである、「その昔、ハリウッドで」翻訳版が遂に発売された!
何を隠そう俺はワンハリの大ファンだ。
ワンハリを見るまでは、正直なところ映画好きの義務としてタランティーノ映画を見ていたところがあった。
だが、ワンハリを見てからは心底ファンになった。
リックとクリフの関係性が俺のフェチにドン刺さりした。あと、クリフのセクシー極まりないファッション!俺も鍛えてアロハの似合う男になりたくなった。憧れられる男が出る映画はいいもんだ。
そんなクリフの過去が明かされるという小説版、これは買うっきゃねえ!
原語版発売時は翻訳の情報はまだ出ていなかった。
英語力があればその時点で買ったかもしれない。
だが俺は待つしかなかった。そして翻訳版が発売された。

映画版とは時系列がシャッフルされ、期待通りにクリフの過去、リックの思い、マンソンの夢、シャロンの煌めきが描かれている。
何より好きなのは映画でのクライマックスに対してのスタンスだ。
「これ以上、小説で語るのは野暮ってもんだろ?映画を見なよ」的な!

映画関係の本は、結構翻訳スルーされることが多い。マニアックな知識が必要とされるためか、売れる見込みが無いのか。
そんな中発売されたのは非常に嬉しい!
ウィリアム・フリードキンの自伝、「フリードキン・コネクション」の翻訳版が出ることを祈ってこのお話はおしまい。

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