5月12日はザリガニの日
本日5月12日は「ザリガニの日」だそうです。
(アメリカからアメリカザリガニが持ち込まれた日)
「有限会社ザリガニワークス」を設立して18年目になりますが、インタビューなどで未だに聞かれて、同時にほぼ掲載されないのが
「なぜ『ザリガニワークス』という社名にしたのですか?」
という質問です。
あまりに掲載されないので、この機会にこの場を借りまして書き記しておきたいと思います。
以下、長くなりますが。(なので掲載されないのだと思います。)
2003年、会社設立に向けて会社員をしながら坂本と週に一度のファミレス会議を重ねていました(今はなき渋谷・並木橋のロイヤルホストに火曜21:00集合)。
その日の議題は「会社名」。
そもそも、どのような会社名が良い会社名か?という話になり、まあ色々評価軸はあるものの、
スタートアップ(当時はそんな言葉知らなかったですが)としては、やはりまず「一発で覚えてもらうこと」だろうとなりました。
なので第一条件として、覚えてもらいやすい(印象に残る)社名。
では、覚えてもらいやすい(印象に残る)社名とは何か?
中小企業の社員さんが「社長が変な社名つけちゃって・・」と恥ずかしそうに名刺を差し出す際、その社名はやけに印象に残るのではないか?と二人の経験から仮説を立てました。
つまり、仮に社員が居たとするならばその社員が嫌がる名前が良いのではないか?
と逆説的に発想のツールを設定しました。
・有限会社ひげ惑星
・有限会社パロスペシャル
(他色々出したのですが、忘れてしまいました。。あの頃のメモが見たい!!)
社員が嫌がりそうな名前を二人でキャッキャッと沢山出しましたが、どれもピンと来なくてしばらく日が経ち、もう「社員が嫌がる社名」方式も忘れて頭を捻っていた頃に「ザリガニワークス」という社名が思い浮かびました。
「ザリガニはハサミがあって何か作る会社としては象徴的だし、玩具を制作する上でも子どもが好きなザリガニってのはイメージがいい!そこにワークスをつけたら制作の会社っぽいし完璧なのでは!?」
とウキウキで坂本に伝えたところ、坂本は
(ちょっと嫌だな・・)
と思ったそうです。
ですが、ここで「社員が嫌がる社名」方式が浮上し
「あ、この感じか!」と納得、
「有限会社ザリガニワークス」
が爆誕したというわけです。
おかげさまでほぼ100%、一発で覚えてもらえています。領収書の書き間違えも経験なし(これは少し残念)です。
これから会社を立ち上げる方はぜひこの方式、使ってみてください。
ただ、社員さんの応募は少なくなるかもしれませんが。。
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