XDでゲームブック
小さい頃、「にゃんたんのゲームブック」という本が好きでした。なぞなぞや迷路、クイズの答えから番号を選択して当該の番号のページにいき、物語を進めていくゲームです。答えを間違えたりすると、ゲームオーバーになったり、元の問題に戻ってきたりします。「にゃんたんのゲームブック」のようなものをXDでも作れます。
試しに作ってみました。
リンクで行き来できるということ
XDのポイントは相互にリンクできることでしょう。直線的なポワーポイントのスライドや画像と違い、それぞれのページを行き来するできます。だからこそ、ゲームブックも作ることができます。
もちろん、これはXD本来の目的からはズレていてお遊び要素が強いですが、応用すれば他にも色々なことができます。
すでに非常に高度なスライドを作られたかたもいます。
インタラクティブなスライド
パワーポイントなどのプレゼテーションアプリはあらかじめ順番が決まっているので、その場でスライドの順を変えることはできません。
XDならリンクを張ることでスライド間を自由に行き来できます。つまり、聴衆の反応に応じてスライドを進めていていく、というようなインタラクティブなスライドを作成できます。
教育分野でも
自分が義務教育時代だった頃はプロジェクターなど学校にはもっぱらOHPでした。最近は画面をプロジェクションしてスライドで授業をする、というようなことも見聞きします。
インタラクションが可能なXDであればクイズ形式にしたり、話を複数展開してみたりして一方的な授業ではなく、生徒と一体となった授業ができるのではないでしょうか?
共有リンクを発行しておけば、家からでもアクセスでき、振り返り学習にも役立つでしょう。
インタラクションツールの敷居を下げた
XDはモックアップのためのアプリですが、これまでの通り、見方を変えればそれ自体ゴールになり得ます。
従来、こういったインタラクティブなツールを作るには専用のアプリを開発するなり、Webページを作るなり、それなりのコストがかかりました。
XDを使えばちょっとした手間(以前に比べたらはるかに楽な)でインタラクションツールを作ることができます。
できるぞXD
今回はXDをモックアップツールとしてではなく、インタラクションツールを作るアプリとしての側面を探ってみました。
個人的にはパワーポイントよりもデザイン調整ができるので、プレゼンにも活用していこうと思います。