鬼は外、内に秘めたるは嵐への想い
節分。
自分が元気に振る舞えばみんなが元気になる、そんなことを思っているわけではないが、誰かが負の空気を纏うとその場があまりいい雰囲気にならないことはわかっている、だからといって空元気は疲れるし最近はほとんど人に会わず出歩いていないのだが、それを踏まえて職場ではいつもよりでかい声で挨拶をし、でかい声で喋り笑い、でかい声で上司にたてつく、置いてあるお菓子を積極的に食べてでかい声でうまいっと言う。
寒かろうが知らん、と思い窓を全開にして風を通す、鬼は己自身、出てゆけ鬼よ、もう、わたしにできることは以上!以上です!今年もよろしくお願いします!
鬼は、外!
仕事中に、母が、節分祭に行って山ほど福豆をもらったよ、キャーキャー言って楽しかった、と連絡をしてくる、なおかつ、なかなかきしょめのゆるキャラとの2ショットが届く、1人で行ってきたとのこと、このゆるキャラとの写真は誰が撮ったん、と聞くと、混雑の整理をしているお兄さん、とのこと。
混雑の中、ひとりキャーキャー言うて豆まきを制して大量の福豆を獲得し、忙しくしているバイトの人とゆるキャラを捕まえて写真撮影するガッツ、我が母のその厚かましさに身内としてぞっとするがとても明るい、うらやましい。
嵐を聴く、あの嵐である、あのジャニーズさんとこの。
嵐はわたしたちのこと見てくれてるし、感じてくれてるねんな、そばにいてくれてありがとう、櫻井くん大野くん相葉くんニノ松潤ありがとう、と思う、みんなが愛されるのわかるよ、元気出た、大野くんはみんなのこと見るの疲れはったんやんな、嵐1人に対して支える人数多すぎるもんな、それは大変やわ、おつかれさん、明日を迎えにゆこな、ぐすん、いやあキラキラしすぎやて、嵐、チキソーソー、これ言うてんのもう古いよな、でもチキソーソー涙そうそうっすわ。
観劇。
友人の女優さんが出ているが、演目として前から面白そうだなと思っていた上に、知っているドラマーの方も出演しているということでずっと楽しみにしていた。
生死、戦争、善し悪し、みたいなものと日常のこと、あの日、を考えながら見る、せりふも演出も混沌としており脳みそがぐちゃと混ぜられる、わかろうとすると小難しい、わからないのが正解なのか、わからないまま終演、考え込んで帰路、考え込むのが正解なのかもしれない、頭の中がしっかり動いておもしろかった。
あの場所に地下があるなんて初めて知った、秘密めいていて素敵な空間、また行きたい。
もう本を買わないぞと思ったのにどうしても欲しい画集があったので買ってしまった。
悔しいほどにいい絵。
誰かを悔しがらせる、そんなんかっこええよな。