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『ピクサーから学ぶ仕事のスタイル』

~ Pixar's culture of innovation ~
『マーベリック・カンパニー 常識の壁を打ち破った超優良企業(※)』の共著者 ポリー・ラーベルさんが語った職場のイノベーションを共有します。
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~前文省略~
少なからぬビジネス専門家が、将来の企業の在り方として、ハリウッド流の仕事のスタイルを手本にしてきました。つまり、俳優、製作者、技師などが一時的に集まって映画を作り、映画が完成したら解散するという-。このやり方の問題点は、柔軟性は高いけれども愛着が高まらないということです。

このモデルを逆さまにすれば、ピクサー版正しい映画の作り方となります。人々が長い間一緒に働き、互いに学び合い、作品ごとに向上することを願う。そんな結束の固い会社です。

このピクサー・モデルのカギは、契約ベースの仕事ではないと言うこと。ブラッド・バード、ピーター・ドクター、アンドリュー・スタントン、リーアンクリッチなど、どんなスタジオとでも高額な契約を結べる有名、有能な監督ですが、彼らはみんなピクサーから給料をもらう社員で、自分のプロジェクトだけではなく会社の全プロジェクトに貢献します。

ピクサーでの仕事は、いつも次の問いを中心に動いています。
●能力の高い人材を引き付けるだけでなく、その人たちに継続的によい仕事をさせるためにはどうすればよいか?
●チームスポーツとしてのアートを実現させるにはどうすればよいか?(ピクサー・ユニバーシティ学長 ランディの言葉)

その答えは例えば、職場を仕事用のキャンバスに変えること、社員みんなが一緒に学ぶことです。
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※Mavericks at Work: Why the Most Original Minds in Business Win https://lnkd.in/fsh4QKC

ポリーさん講演 ビデオ⇒ https://youtu.be/dMaTv7IMbMk


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