家族への小言が減らない日々にわかったことを書いてみる夜。
心の底ではいつも夫に対する感謝は絶えない。
もちろん我が子も愛してやまない存在である。
はずだが、口をついて出てくるのは嫁や母としての小言ばかりの最近。
さすがに疲れて帰ってきた団欒の時をわざわざ嫌な雰囲気にしたくはないので、つい口をついて小言が出そうな時には「うっ」とわかりやすく口をつぐんでしまうこともしばしばある。
しかし家族が揃ってゆっくり顔を合わせるのは夜しかないため、小言がどうしてもその時間になってしまい、なんだか微妙な空気の中で晩御飯を食べる場合もある。
滅多にないようにしているが、このようにせっかくの団欒の時間が非常に気まずい時間と化してしまうことがあるのだ。
時間が少し経ってふと気づくのは、そんな時の自分は元々気分が良くないということだ。
小言を言う前から自分が何かしらに不安や焦りを抱えていたり、イライラが募っていたりする、そんな不安定な気分なのである。
自分の目が曇っていれば、周りのものがすべて曇って見えてしまう。
目薬を差した後のようなスカッとクリアな自分でいるならば、たいていのことは綺麗に見えてしまうものなのだ。
最高の家庭には、最強に機嫌のいいオカンがいる。
自身が母という立場ながら、首がもげるほど同感できる的を得た話で、真実であると思っている。
私自身がそれに気づいている以上ウチはなかなか最高であるはずだが、それが自分の技量不足でしっかり実行しきれていない点を考えると、手放しに「最高!」とは言えないのが惜しいところだ。
そもそも非常に面倒なタイプである自分を嫁にしようと思った夫は、すでにとんでもなく評価されてもいいレベルであるし、なかなか骨のある男だとも思う。
そして、このようなへっぽこな陰キャな母さんから何故こんな子が生まれてきたのかと思うくらいに、子供は明るく優しさも兼ね備えている。
どうしたらいいか。
答えはとうに出ているのだ。
まずは私が気持ちよくリラックスして笑うこと。
穏やかな気持ちになれることを最優先する。
笑顔の母は間違いなく幸せを運ぶ。
そして念の為ではあるが、しっかり目薬も買っておこうと思っている。
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