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【SV S5シングル最終302位(R2011)】対面ディンルーカイリュードクガ

はじめに

S5でレート2000を達成できたので、記事に残しておこうと思います。
※S6でも同じ並びで上を目指そうとしたものの、完全に環境に着いていけなくなったため断念しました。

使用構築

使用構築

戦績

TN:のりお
最終順位:302位
最高最終レート:2011
勝敗:90勝55敗

コンセプト

  • 初手ディンルーで1.5体持っていって逃げ切る

  • チオンドクガキョジを並べてサイクルに見せる

構築経緯

シーズン開始時からの思考プロセスメモのために、時系列で記載。

まずは4災が解禁されて使ってみたかったので、チョッキディンルー+スカーフイーユイ+襷パオジアンの対面構築を軸に、崩しのチオンジェン、相性補完の鉢巻カイリュー+スカーフサフゴからスタート。

それなりに勝ててはいたものの、悪4体でフェアリー格闘の重さが気になったため、スカーフイーユイをSブーストドクガと交換。また、ステロが痛すぎたため、鉢巻カイリューをブーツ竜舞型に変更。

相手の初手パオジアンに対してフェアリーテラスディンルーは2回の氷柱が両方怯まなければ勝てるものの、分が悪い上に勝てても瀕死なため、バオジアンに強い枠として隠密マントキョジオーンをパオジアンに変えて採用。あくまで対面寄りに動かせるように、頑丈+ボディプレ地震採用とした。

最後にサフゴを出す機会がほとんどなかったため、パオジアン、コノヨ、バレルイーユイの並びに強くなれるHBゴツメ水テラバ型に変更し、構築が完成した。

個体紹介

ディンルー

災いの器 突撃チョッキ テラス妖
H231(4)-A176(236+)-B146(4)-C*-D132(252)-S47(12)
地震/テラバースト/カタストロフィ/しっぺ返し

対面性能の鬼で、初手に投げて打ち負けることがほとんどなかった。ステロ型を考慮すると安易に受け駒を投げる選択肢も取りにくく、とりあえず弱点で殴ってくる相手が多かったため、A振りフェアリーテラスが刺さる展開が多かった。

・調整意図
A:11n、無振りカミが地震で確定
HD:特殊耐久最効率
S:ミラー意識の気持ち

テツノドクガ

クォークチャージ ブーストエナジー テラス草
H159(28)-A*-B92(92)-C177(132)-D131(4)-S178(252+)
炎の舞/ヘドロウェーブ/エナジーボール/サイコキネシス

環境的には少なめだったSブーストドクガだが、裏から投げた際の切り返し性能が高く、ディンルーで1.5体削った後のスイーパーとして非常に動かしやすかった。
また、チオンジェンキョジオーンと並べることでサイクルの印象が強くなるため、対面選出が通りやすくなっていた気がした。

・調整意図
S>C(ブエナでS上昇)

カイリュー

マルチスケイル 厚底ブーツ テラス無
H175(68)-A204(252+)-B119(28)-C*-D121(4)-S120(156)
神速/地震/けたぐり/竜の舞

羽を休めない竜舞カイリュー。けたぐりはディンルーへの最大打点として採用したが、意外と打つ機会が多く羽休めよりも有用だったと感じた。
役割の大半は神速でのスイープだったため、そこまで強くもないが弱くもないくらいの印象。

・調整意図
S:+1で最速ドクガ抜き

キョジオーン

頑丈 隠密マント テラス妖
H207(252)-A120(4)-B200(252+)-C*-D111(4)-S55
塩漬け/地震/ボディプレス/自己再生

頑丈マントで絶対パオジアンに負けないと思いきや、後投げに剣舞されるのはきついので、初手に合わせないとあまり安心できない。
テラスをディンルーに渡すことが多い都合上ノーテラスで戦うことも多かったが、それでも1体くらいは持っていけるため、終盤にかけて選出が増えていた。

サーフゴー

黄金の体 ゴツゴツメット テラス水
H191(228)-A*-B1A*-B154(196)-C161(60)-D112(4)-S107(20)
ゴールドラッシュ/テラバースト/悪巧み/自己再生

終盤に3桁前半くらいで当たった相手に水テラバサフゴが入っており、構築のラストピースとしてぴったりだったためパクった。
重かった脱出バレルに対しても、バレル対面で悪巧みできれば水テラバでイーユイドクガあたりに勝てるのが狙いだったが、HB悪巧み再生の対応範囲がかなり広く、イージーウィンを量産してくれた。

チオンジェン

災いのお札 食べ残し テラス毒
H177(132)-A*-B136(124)-C*-D155-S134(252+)
カタストロフィ/挑発/宿り木の種/身代り

諸説枠ではあるが、相手のチオンジェンと受けループが重かったため、ピンポ気味に採用。チオンミラーになるべく有利になれるように最速身代わり挑発での採用。
対スタン構築に腐り気味なのが辛かったが、チオンドクガの並びを見せるだけで選出段階に仕事をしていたと信じたい。

おわりに

S5は序盤からかなり潜ってやる気を出していたので、最低限の目標にしていたレート2000が達成できたのは素直に嬉しいです。
しかし、1ヶ月同じ軸を使いながら改良を何度も繰り返してやっとこの結果だったので、SVの構築を組む難易度の高さと、環境変化への適応の大変さを身に染みて感じています。
それでもSVで一回くらい2桁に乗せたいので、引き続き頑張ろうと思います。

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