【コーチング学習者インタビュー】加藤達也さん #コーチを目指す
「STORY with ZaPASS」は、ZaPASSとの関わりを切り口に、クライアントさまの体験や想いをお伺いする連載企画です。
今回は、ビジネスパーソン向け 実践型コーチングスクール ZaPASSコーチングアカデミーを受講中の加藤達也さんにお話を伺いました。
ーコーチング学習のきっかけを教えてください。
最初のきっかけは、今後のキャリアとして、キャリアコーチングに興味をもったことです。
「人がいきいきと働ける状態を作るためには?」という問いに、大学生のときからずっと興味がありました。私は、いきいきと働くために大事なのは、「誰とどこで働くか」と「働く中で認知を自分で変容させられるかどうか」だと思っていて、転職を検討し始めたタイミングで、このテーマに関われるものを探していたんです。
そんな中で出会ったのが、キャリアコーチングでした。これなら、転職エージェント的な関わりと、コーチ的な関わりで、環境と認知、両面の変容から、働く人を支援できるのでは、と。
腰を据えてコーチングを学ぼうと思ったのは、キャリアコーチとして活動するためです。
働きながらコーチングを学ぶ選択肢も考えましたが、転職先を探している中で、自分が望むポジションの募集要項に、コーチ経験が必須であることが多くて。なので、先にコーチングを学んで、コーチとしての活動経験も積みながら、自分の望むキャリアを実現していきたいと考えています。
正直、社会人になってから自分で大きな対価を払って学ぶ、という経験がなかったので、受講にあたって金銭的なハードルはありました。でも、だからこそ学びへのコミットが増すし、このタイミングで学ぶことは長い目で見ても良い経験になると考えて、決断しました。
ーここまでの学びを経て、印象的な気づきはなんですか?
講座の中で、自分がクライアント体験をしたときに、想像以上にクライアントが話す時間が多いということです。それまでは、セッションの中でコーチもクライアントも50%:50%くらい話すイメージを持っていましたが、実際は80%〜90%くらいクライアントが話していて、こんなに話して良いんだ、聴いてもらえるんだ、という驚きがありました。
認知の変容が起きるためには、クライアントに自分の時間に没頭してもらう必要がある。そのためには、十分な時間を取って、思考や感情を言葉にしてもらうことが必要なんだ、と理解しました。
また、傾聴の解像度が低かったことにも気付かされました。それまでの認識は、「傾聴=相手の話を遮らないこと」だと思っていて、これも間違ってはいませんが、表層に過ぎませんでした。
行動として現れているものだけでなく、それ以外の相手の状態にも意識を向け、評価・判断を手放し、肯定的意図を持って、クライアントに関わる。その心の在り方こそが傾聴の重要なポイントだと、今は捉えています。
ーちなみに、ZaPASSの受講の決め手はなんでしたか?
カリキュラムが合うと思ったことなど色々ありますが、最後は直感でしたね。
いま振り返ると、知り合い経由でZaPASSの存在は知っていて、自分に近しい人がZaPASSに関わっていることの安心感があったことと、イベントで、たけさん(講師 小寺毅)の話を聞き、人柄がいいなと思ったことが、その直感につながったのだと思います。
ーありがとうございます。コーチ活動にも取り組みたいと伺いました。加藤さんは、どんなコーチでありたいですか?
自分が今まで受けたコーチングを振り返って、「質の高いコーチングセッションとは?」を考えたとき、大切だと感じている点が2つあります。
1つは、解像度が上がること。そして、視座が変わること。コーチとしても、この2つを大事にしていきたいですね。
例えば、モヤモヤしていることがあって、うまく言語化できなかったことを、セッションを通して考えをクリアに整理できたり、言語化はできていても自分ひとりで向き合うことに天井を感じている方が、その天井を突き破って、考え方を変えていけるようになったり。そんなセッションを提供したいと思っています。
これまでの過去の経験や、できごとへの考え方・認知が変わることで、今までできない、やりたくないと思っていたことにもチャレンジできるようになったり、ネガティブに捉えていた過去や、苦しかった人との関わりすらも、異なる角度や視点で、捉えられるようになっていけたらいいなと思うんです。
そういった変わっていきたいと願う人の自己変容に伴走できるコーチで在りたいです。
ーありがとうございました!
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