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【コーチング学習者インタビュー】那須野達也さん #コーチを目指す

「STORY with ZaPASS」は、ZaPASSとの関わりを切り口に、クライアントさまの体験や想いをお伺いする連載企画です。

今回は、ビジネスパーソン向け 実践型コーチングスクール ZaPASSコーチングアカデミー受講中の那須野達也さんにお話を伺いました。

那須野達也さん|
1990年生まれ。北海道出身。畑ばかりある場所で、牛と共に育つ。その影響からか、身長が190㎝ある。大学卒業後、採用コンサルタントとして、主に中小企業の新卒採用や中途採用を担当。その後、コピーライターとして、企業の求人広告制作や、企業スローガン策定など、人にまつわる広告制作に従事。現在は広告代理店で、クリエイティブディレクターとして、デジタル広告を中心に制作を行う。二児の父。

—— コーチング学習のきっかけを教えてください。

「何をしてるかわからない、相談したらなんでも答えてくれる、おもしろいおじさんになる」という僕の人生の目標に対して、「何してるかわからない、相談しにくい、つまらないおじさん」になってるんじゃないかと思ったことがきっかけです。

当時はここまで言語化できていなくて、もっと漠然とした「オレのコミュニケーションは間違ってるんじゃないか?」という感覚でしたね。ビジネスコミュニケーションばかりが上手くなっていて、プライベートのコミュニケーションが下手になっている感覚というか。

ビジネスでは重要な、目的に向かって最短最速で進む、無駄を削ぎ落とすコミュニケーションを日常でもやってしまっていて、それによって、つまらない人になっているし、人生を楽しめていない。

ぼくはビジネスでも、無駄な話をもっとしたかったし、お客さんのことをもっと知りたいし、もっと一緒に働く人と仲良くなりたい、と思っていたのに、そうじゃないコミュニケーションをとっていました。

この問題を解決するには、自分の根っこから変えないといけないと考えていて。

コミュニケーション力は、ないわけじゃない。だけど自分の中で、全然うまくいっていない感覚がある。これは、そもそも自分はどうありたいかとか、そういう自分の根っこ、本質、内側に向き合わないといけない、と直感的に思ったんです。テクニックではなく、めんどくさくて長い時間がかかることをやっていく必要があるな、と。

そのときになぜコーチング学習だったかというと、コーチングが、相手の深いところでの内省支援を扱うものだったからです。自分がコーチングを受けるだけではなく、コーチングを提供することを学ぶことで、自分の根っこも見直すことができるんじゃないか、もっと言うと、自分の人生が変わるんじゃないか、という期待がありました。

—— コーチングを学んで、どんな変化や気づきがありましたか?

正直、自分の内面に向き合うってめちゃくちゃしんどいなと。自分が相手に聞く質問が全部自分に返ってくる。「どんな人生を歩みたいですか?」とか、本当に苦しくて、途中ゲー出そうになりながら学習してたんですけど(笑)。でも真剣に問いに向き合い続けてきたおかげで確実に変わってきています。

例えば、コーチング学習以前は「ちゃんとしたことを話さなきゃ」「まとめてから話さなきゃ」みたいな気持ちが強くて、ビジネスでもプライベートでもうまく話せないことが多くありました。その根っこには「人に甘えたらいけない」みたいなところがあって、なんでも自分で一回考えて答えを出さないといけないと思って、抱えてしまい、苦しくなっていて。

コーチング学習後は、まとまってなくても、不安なこととか、今自分が感じていることを話してみることができるようになって。その結果、話した人が「一緒にどうしたらいいか、考えてみようか」となったんですよね。これは驚きでした。

あとは、心からの感謝を伝えられるようになりました。

コーチング学習前だったら、助けてもらったときにも、「忙しいのに、助けてもらっちゃって、迷惑かけてごめんね」と謝罪だけしてしまっていたのですが、学習後は、「本当に助かってます。ありがとう」「あなたがいてくれて私は本当に嬉しい」と、心から言えるようになりました。

この「心から」というのが大事で。コミュニケーションにおける感謝や褒めることの大切さは、テクニック的には知っていたのに、なんなら今までも同じセリフ言っていたのに、うまくいっていなかった。

ですが、コーチング学習を通して、「心を込めて話す」ということが、少しだけできるようになって。それによって、人との関わり、コミュニケーションに、温かさが出てきた、そんな感覚があります。

—— 大変さや、苦しさもある中での、コーチング学習だったんですね。

はい。途中、人と接するのが怖くなったタイミングがありました。

というのも、これまでは相手のオープンさを見てどこまで自分もオープンにするか判断していたんですよね。でも、自分からオープンになろうと思い始めて、だからこそ、自分の深い部分を出す怖さに直面しました。

ただ、手放しで心からの言葉を伝えることができるようになってから、オープンでフラットな関係を築けるようになってきた気がします。それが本当に嬉しい。

だから、怖いですけど、嬉しさの方が大きいので、自分からオープンであることに、これからもトライしていきたいです。

—— 今後のコーチングの学びや展望について教えてください。

コーチをやりたい気持ちと、コーチをやることが怖い気持ちと、半々です。

というのも、コーチングって人生がガラリと変わってしまうパワーがあると思うんです。必ずしも客観的な即効性があるものではないから、今の僕を見てもわかりにくいですが、内面はめちゃくちゃ変化していて。その内面の変化が、外側にどんどん現れてきている感覚もあるんです。

コーチングを学び始めてまだ数ヶ月ですが、これは凄まじいパワーだなと。そんなパワーが湧き出るほどの感動を、コーチングを通して味わってもらえたら、すごく嬉しいなと思います。

と同時に、コーチングは取り扱い注意でもあるな、と感じていて。僕自身、コーチングの学習の中で苦しかったように、コーチングを受けること、それによって変化することには、苦しさや怖さもあると思うんです。

「変わりたい気持ち」と「変わることの怖さ」をいつまでも忘れずに、職業としてのコーチにとらわれずとも、色々な人の人生に関われたら幸せです。

—— ありがとうございました!




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