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DTM活動報告 T-Square「11月の雨」


こんにちは!今回は、私のDTM活動の一環として制作した、T-Squareの名曲「11月の雨」の打ち込みについて語りたいと思います。
同時進行で会社のテーマソングも制作していましたが、こちら前回の記事の通りです。

「11月の雨」の魅力

和泉さんの楽曲には名曲が多いですが、この曲は特にお気に入りです。
シンプルな音の中に、T-Squareのメンバーの卓越したテクニックが詰め込まれており、耳コピは根気と集中力を試される作業でした。

各パートの挑戦ポイント

  • ドラム: ハイハットやライドシンバルのニュアンスに加え、スネアの細かい表現も一筋縄ではいきませんでした。

  • ベース: 音数が少ない中でグルーブ感を出すのは至難の業。試行錯誤の連続でしたが、なかなか納得いかず。

  • ピアノ: ステップ入力で作業しましたが、鍵盤初心者にはなかなかの難関。

  • ギター: ナイロン弦のニュアンスを再現できた気がしますが、プロから見ればまだまだ?

  • サックス: 最も苦労したのがこのパート。ベンドや息遣いの表現が特に難しく、前回の"Megalith"制作時に思い出せなかったパラーメータ、エクスプレッションを駆使して何とか形に。

ミックスの壁とその突破口

いざミックスに取り掛かると、早速壁にぶつかりました。

ベースの課題

フレーズや音域によってベースの音量が膨らんだり小さくなったりして、どうにもバランスが取れません。コンプレッサーで調整を試みるも、理想の音には程遠い結果に。

そんな時、GPTに相談してみると… BassRiderという便利なツールを教えてもらいました!これはベース用の自動音量調整ツールで、即購入。結果、音がスッキリまとまりました。本当に便利な世の中ですね。

BassRider

空間作り

全体的にアコースティック感を出したかったので、先月のセールで購入した「UAD Sound City Studios」を使用。このプラグインは著名なアーティストがレコーディングしたスタジオの音を再現するものらしいですが、私自身、本物のスタジオを知らないので…まあ、なんとなく良い感じになった気がします。

特にドラムやピアノ、サックスの空間表現がグッと引き締まり、曲全体が満たされたような仕上がりに。少なくとも自己満足には十分です!

UAD Sound City Studios

今回のまとめ

このプロジェクトを通じて、技術的にも精神的にも大きく成長できた気がします。
T-Squareの楽曲をカバーするのは本当に挑戦ですが、得られる学びも多いですね。

さて、次回は何を手掛けようか…。
考えます!

ではまた!


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