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ダッサ。

Aさん。
私とは全くの異種業界の人で、業界のことを言ってくれても全く分からない。
私の業界のことは中途半端に知っていて、さり気なく知識披露がある。
若い頃はやんちゃをやっていた、とか、裏掲示板知ってるんだよとか
そういうことを「何回聞かせるんだそのメモリー」レベルで事あるごとに言う。

今日もAさんは元気に自慢をしてきた。

あれこれそれこれ、どんなに頑張ってるかアピール。

し・ら・ん・が・な!

裏に通じてるのがそんなに自慢ですか。
喧嘩のシーンに殴り込みかけて勝利したのが自慢ですか。
田舎のヤンキーそのままを、それから数十年すぎて未だに自慢。

裏に通じてるのがカッコイイと思ってるのなら、
めっちゃくちゃにダサイよ。
半端に通じてるから言いたいんだよね。
本当に通じてるなら、

なんにも言わないんだよ。知らなかったでしょう。

なので私はなまぬるく半眼で、話半分に相槌を打っているのです。

肝据えなよ。Aさん。今のあなたは本当にダサイよ。それ以下だよ。
昔とった杵柄は、腐って使い物にならないよ。
あなたはもうそういう歳になっているんだよ。
いつまで若いつもりでいるの?

夢子ちゃんフェイドアウトの続きは、Aさんフェイドアウトだな。


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