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生塩ノアについて

生塩ノアについて語るべき事は数多ある。
大洪水伝説の名前を冠している事、
セミナー内でのユウカとの関係性、
超記憶能力...…



う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん



書けん...…


どうしよ…なんも書けん…


とりあえず情報を集めよう…

ん?

憂鬱?

何故に憂鬱?

ノアは特段ネガティブ志向なキャラでもないのになんで憂鬱なんだ?


一旦読むか…


なんて書いてあるんだろう…


ん~??

う~ん…


ボードレールの『異邦人』っていう詩の引用なのか…

翻訳が載ってるな...

誰が一番好きなんだ? 謎の男よ、言ってくれ

エ!?

ルート分岐!?

ノアって先生ラブ勢だったのか!?

もうちょっと読んでみるか…

— 誰が一番好きなんだ? 謎の男よ、言ってくれ。父? 母? 姉妹? 兄弟?
— 私には、父も、母も、姉妹も、兄弟もいない。
— 友だちは?
— 君はそんな言葉を使うが、その言葉の意味は、今日の日まで、私には未知のものに留まっている。
— 祖国は?
— どの緯度にあるのか、私は知らない。
— 美女は?
— もし女神で不死の存在なら、喜んで愛するだろう。
— 黄金は?
— そんなものは憎んでいる。君が神を憎んでいるように。
— だったら! 一体何を愛するんだ? 途方もない異国の人よ。
— 私が好きなものは、雲・・・。流れていく雲・・・、あちらに、・・・あちらに・・・。素晴らしい雲だ!

雲…

言ってたな…

ノアはセミナーの書記として記録をつけることに全力を注いでいる。

しかしこの詩でも示される雲は時間とともに移り行くものであり
記録とは対ともいえるものだろう

移り行き消えてしまうのは窓に指で書いた文字もそうである

同じ文字でも本来の書記の役割である記録を未来に伝えることとは反するガラスのページ、それが持つ刹那性に惹かれたセミナーの書記としてではなく詩人としてのノアの側面の表れなんだろう


ボードレールのことを調べると今回主題として挙げた
『異邦人』は『パリの憂鬱』という散文詩集の冒頭部分らしいことがわかる
な~んだ
お気に入りの詩集の名前をステータスメッセージに書いてるんだね~



普通そんなことするか?


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