投票できない

「今日からweb審査が始まりますTwitterハート、リツイート、コメントお願いします！」

投票ページのリンクエラーのため、いつ始まるとも分からない投票を呼び掛ける彼女たち

エラー発覚の３時間後、主催がやっと動いた、

『お問い合わせ頂いております投票エラーについて、サイトに不具合があり、調整のため19時ごろより投票を再開させて頂きます、誠に申し訳ございません』

エラーが修復されたのかと思いきや修復中（？）らしいと思われるコメントを出した

しかし再開予定はそこから３時間以上も先である

当たり前の手順を踏まず、担当者も確認すらせずにリリース告知を出したツケがここにきた
リンクの張替えならものの数分で出来る
時間単位で掛かるということは該当の.phpファイル他が作られていなかったと思われる

イベント真っただ中のタイミングで新規ページを作成しておいてテストすらせずにリリースするとは言語道断である

そして１９時前、

「できた！」
「投票できたっぽい」

フォロワーがツイートし始める
すかさず彼女たちもつづける、

「web投票が始まりました！web投票はこちらから投票できます、mystaも動画公開されました！投票する際は必ずモデルプレスさんをフォローしてください」
「セミファイナル審査が本日よりスタートしました！web審査(投票)、LINELIVE審査、mysta(チア、コメント)１１月２５日までです」
「審査が始まりました！応援よろしくお願いします１１月５日から１１月２５日Web投票、mystaの登録をしてチア投げお願いします」

web投票とmysta応援を呼び掛けるツイートが流れ出す
その時、

「投票できたっぽいけど誰に投票したか分からないよ」
「スクロールしてる途中で誰かの[投票ボタン]を押したっぽい」
「投票って一時間に一回だよね？間違って押したらあと一時間待たないといけないってこと？」

地方セミファイナル戦までサブページに入って推しを確認したのちに投票するシステムだったのが、あろうことか候補者全員の一覧ページからワンタップで投票するシステムに変更になったのである

”これでは推しに投票ができなくなる”
全員がそう感じた

「親指が痛くなってきた」
特に中国・四国、九州・沖縄などページの下部に推しを持つフォロワーから悲鳴が上がる
間違えて北海道・東北などのページ上部の候補者の投票ボタンを押すまいと慎重にスクロールするため親指に力が入るからである

夜になり彼女たちは審査対象とされているLINELIVEの配信を始める

しかし、ここにも落とし穴があった…（続く）

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