零下140℃
12月に入り、寒くなってきましたね。
先日TOHO CINEMASでウルトラセブン 庵野秀明セレクションを観て参りました。主に前半のエピソードが4本選出されており、メカに造詣が深い庵野さんならではだと感じます。
「マックス号応答せよ」はウルトラ警備隊の各々に化けて暗躍するゴドラ星人の不気味さを感じられました。
「狙われた町」は現在では絶対放送不可能とも言える描写への力の入れようを感じました。
「ウルトラ警備隊西へ(前後編)」はドロシー・アンダーソンを巡るサスペンス、そして上西弘次氏よりも身長が高いきくち英一氏のセブンより身長が低い中村春吉氏演じるキングジョーを強敵に見せる工夫が見て取れました。
その後の発熱&吐き気の為ツブコン2023は断念したのは内緒です。
という訳で今回紹介するのは地球を零下140℃まで陥れた凍結怪獣ガンダーです。
ウルトラ怪獣シリーズのソフビを針金を芯に眼を作り直し、胸部の印象を変えました。
地球氷河期を到来させようと目論むポール星人によって呼び寄せられたガンダーは身長:45m 体重:2万tで口からの冷凍光線が主な戦力です。冬がないM78星雲に住むウルトラ一族でもとりわけ寒さに弱いセブンが召喚するカプセル怪獣ミクラスをも圧倒しますが太陽エネルギーを吸収して変身可能となったセブンにウルトラ念力とアイスラッガーの連続攻撃で倒されました。
劇中通りACTセブンと。『オーブ』1話でガイさんが冷凍車に乗って来ていたのは彼の種族はM78星雲のウルトラ族とは逆に寒さに強いからでしょうね。
『STORY0』の対戦カードでACTジャックと。翼竜のような姿で登場し、ジャックのスペシウム光線に倒されました。
彼のような冷凍怪獣は現在のニュージェネシリーズではほぼ登場していませんが7月に放送を開始し年末年始に終了するスケジュールでは旬がクライマックスに重なってしまうからというのが一番の理由だと思います。
次回紹介するのは『タロウ』より笑い声が特徴的な再生怪獣と『ブレーザー』にも名前のみ登場した液体大怪獣です。乞うご期待!