地球を覆う黒煙
本日は今年50周年を迎える『ウルトラマンタロウ』より宇宙大怪獣ムルロアを紹介します。かつてポピー キングザウルスシリーズで発売されたソフビをリペイントしたものです。
某国が開発した「トロン爆弾」の実験によって故郷のムルロア星を破壊され、復讐の為に地球に飛来したタロウ版ギエロン星獣(『ウルトラセブン』)というべき怪獣です。日中では視力が弱まる為、配下として宇宙蛾スペースモスを引き連れています。
タロウを全身から発する黒煙「アトミック・フォッグ」で苦しめている場面をイメージして。
この能力で地球を黒煙で覆い、タロウも一度撤退に追い込まれますがゾフィーら5兄弟の助力で光の国に伝わる秘宝ウルトラベルを手にします。復活したタロウに黒煙を取り除かれた為、光に弱いムルロアは圧倒され、空中に放り投げられると宇宙科学警備隊ZATの新兵器・AZ1974で爆死しました。
地球を黒煙で覆った敵と言えば平成シリーズに登場した某闇の邪神や暗黒宇宙大皇帝を思い浮かべる人が多いと思いますが昭和ウルトラマンシリーズでその偉業(?)を成し遂げたのはムルロアだけです。
前述した通り似たような境遇を持つギエロン星獣と。『レオ』のサタンビートルや『80』のガウスなども含まれますが最終的に倒されなかったのはガウスのみです。ギエロンのソフビはいずれ紹介します。
ムルロアはかつて配信されていたスマホゲーム 「ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ」でも2021年2月という末期中の末期に参戦しています。「1ターン目開始時に自分を暗闇状態にする。光属性の攻撃or必殺技を受けた際にこれを解除する。」という劇中を再現したスキルは話題を呼びました。
次回は寒いこれからの季節ならではの『セブン』より地球を零下140℃まで陥れた凍結怪獣を投稿予定です。
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