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【PMJL S3】Day1_砂_RC24killドン勝は如何にして成し遂げられたのか。
やあ、PyoNやで。
元々プロゲーマーのコーチをしていました。
詳細は以下から。
✔︎︎︎︎本テーマ
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今回はREJECTが24killドン勝をした
砂の試合をREJECTを中心に解説します。
✔︎︎︎︎キル内訳
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108343962/picture_pc_3bff19ac0e78fcc533bf32f21a406b99.png?width=1200)
1.BCS・ZZP / 車両移動中の車抜き /Reiji
2.BCS・Mattun / キルスティール /Lufa
3.SG・33muse / 横槍の倍フル /Duelo
4.SG・EUREKA / 横槍のmini /SaRa
5.SG・kilo / 横槍のmini /SaRa
6.NTH・Daniell / キルスティール /Reiji
7.NTH・TaiZi / 倍フルのダブルピーク/Reiji(SaRa)
8.NTH・XeRo / 耐えポジへ火炎瓶/Reiji
9.NTH・POKER / 耐えポジへ撃ち下ろし /Reiji
10.BCS・IXA / 耐えポジへグレ /Duelo
11.CAG・相棒 / 耐えポジへ撃ち下ろし /Reiji
12.PVX・Bake/ 横槍の倍フル /Lufa
13.MTR・SLIME / キルスティール /SaRa
14.MTR・黒桃 / 横槍の撃ち下ろし /SaRa
15.PVX・マーク / キルスティール /Reiji
16.MTR・ChaaN / 撃ち下ろし? /Reiji
17.PVX・Techi / グレ /Lufa
18.PVX・p1r / 対面ファイト /Reiji
19.HSG・PsC / 小屋へグレ /Lufa
20.HSG・JUSTES / 撃ち下ろし /Reiji
21.HSG・Momo / 撃ち下ろし /SaRa
22.DVL・Naoto / 対面ファイト /Lufa
23.DVL・Kazemaru / 対面ファイト /Lufa
24.DVL・OZISAN / 対面ファイト /SaRa
BCS、SG、NTH、PVX、MTR、HSG、DVL
この7つのチームはRCによりほぼ壊滅へ。
✔︎︎︎︎キルの秘訣
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最終はMonte Nuevoの「v」の上ら辺です。
今回のREJECTは安置にずっと入り続けて
中盤は安置外を背にして高所を譲りませんでした。
対面ファイトの撃ち合いは
PVX・p1r選手と最終局面のDVLの3名のみで
殆どは有利ポジからの「撃ち下ろし」
そして「中距離からの横槍(漁夫)」です。
SG、PVX、MTRはファイト中の横槍によって
ほぼ全て壊滅することとなりました。
ーーー
見ていて面白かったのは確キル意識で
Reiji選手がノック▶︎SaRa選手が確キル
または、SaRa選手がノック▶︎Reiji選手が確キル
という流れがスムーズでした。
つまり「敵の位置把握」「味方のノック報告」
「確定キルを即座に取るチーム内意識」
これらが洗練されているという事でしょう。
高所を譲らず有利ポジを「活かしきった」。また、「中距離からの漁夫の嗅覚と早さ」が国内トップ。
✔︎︎︎︎PUBGモバイルのゲーム性
世界大会を見ても、JLを見ていても思うのは
やはり交戦距離が近くなれば なるほど
ファイトの「難易度」は上がります。
個人技によるクラッチリスクが常にあることや、
ファイトには勝ったが人数が欠けてしまった…etc
みたいな後々に響くダメージを
お互いに負う可能性があります。
ーーー
そもそもPUBGモバイルは中遠距離から
キルを取ることが比較的容易にできるので
近距離で撃ち合うのは最終局面だけが理想。
NVのParaboyは「中遠距離のエイム」と
「横槍の嗅覚」「キルスティール」が上手くて
PEL内1位のキル数を誇っています。
✔︎︎︎︎フォーカス
NTH
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108355194/picture_pc_5885f4a33139e55bceb579f40172e212.jpg?width=1200)
北東からNTHはエントリー。
BNSを倒して窪地へ入りました。
Reiji選手がPOKER選手からノックを取られた為
SaRa選手が蘇生+ポジションキープへ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108356767/picture_pc_0a46f1be22fd4b7a58887e1d78d5b85a.png?width=1200)
小屋を経由してRC側に進行したいNTHでしたが
後ろからSZの横槍があり、BCS側へ進むことに。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108356849/picture_pc_eb1ad40076ec16c708a0bacbe3f97393.png?width=1200)
これは、Reiji選手が1つ前に進むことによって
局所的にNTHを囲い込むことに成功したため
NTHの進行を防ぐことが出来ました。
BCSから投擲物は飛んでくるもダウンせず。
有利なポジションをキープしきる
Reiji選手の個人能力値の高さが伺えます。
結果的にNTH、BCSは撃ち下ろしで壊滅。
PVX、MTR
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108357422/picture_pc_98eb3ce8697496cf384b4ca8a4f2593b.png?width=1200)
NTH、BCS、その後チャンスとみたCAGを
Reiji選手、SaRa選手が捌いている間も
Lufa選手は南側の情報を広く取っていました。
ダウンログが流れ、
展開が変わりそうなタイミングでLufa選手の
ポジションを起点にReiji選手、SaRa選手が到着。
北側はDuelo選手がキープを担当。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108357629/picture_pc_15f118deb25cc1562bdded623ec770cc.jpg?width=1200)
SaRa選手が一度ダウンするもPVX、MTRは
かなり近い距離なのでどちらもRCへ進行できず。
その後、1人残ったp1r選手によってSaRa選手は
再びダウンし、Reiji選手もかなり削られるも、
Reiji選手は回復よりも確定キルを取られないように
直ぐに立ち位置を後ろに下げて射線を通します。
APEXでよく言われる立ち回りなのですが
「回復よりもカバーを優先しないと味方が危ない」
これはPUBGモバイルでも同じようですね。
DVL
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108358045/picture_pc_03e1360b57e7bda19f3bf2bf376bc898.jpg?width=1200)
Reiji選手がHSGがいた小屋前を取るも
投擲物の警戒か、ポジションの弱さか
何らかしらの理由で戻りますがダウン。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108358216/picture_pc_a416c4afc84424e2f9ebfd8c2616f191.jpg?width=1200)
Naoto選手は逆に小屋まで進行、OZISAN選手も
横を取ったので、囲い込まれてしまうRCでしたが
今度は重要なポジションのNaoto選手を
SaRa選手、Duelo選手が協力して倒し
横の射線を作ったSaRa選手の動きでドン勝。
Lufa選手が相手にプレッシャーをかけながらも
絶対に落ちないという個人技の高さも
PMJLの配信には映っていました。
際を広く取り、安置内へ進行するタイミングで
恐らくDVLは投擲物を使い果たしてしまいました。
投擲物があればDVLがドン勝しそうなくらい
素晴らしい囲い込みの判断の早さでした。
✔︎︎︎︎まとめ
このゲームはTPPなので安置内と高所が有利です。
また中遠距離のキルが容易です。
こういったポジション有利な盤面を活かし
取れる時に体力ポイントを取れるのは
REJECTの強さを感じますね〜。
また、Reiji選手のポジション取りの早さ。SaRa選手、Lufa選手の非の打ち所が無いファイト力、Duelo選手のポジションキープ力。
全員の立ち位置が上手く噛み合って
高所を寄せ付けませんでした。
細かいポジション取りが大事なんだなあ〜って
わかる1戦でしたね〜。
ーーーー
最後に私事になりますが
個人、チームコーチングも行っておりますので
DMでお気軽に相談してください。