【PMJL S3】Day1_砂_RC24killドン勝は如何にして成し遂げられたのか。
やあ、PyoNやで。
元々プロゲーマーのコーチをしていました。
詳細は以下から。
✔︎︎︎︎本テーマ
今回はREJECTが24killドン勝をした
砂の試合をREJECTを中心に解説します。
✔︎︎︎︎キル内訳
1.BCS・ZZP / 車両移動中の車抜き /Reiji
2.BCS・Mattun / キルスティール /Lufa
3.SG・33muse / 横槍の倍フル /Duelo
4.SG・EUREKA / 横槍のmini /SaRa
5.SG・kilo / 横槍のmini /SaRa
6.NTH・Daniell / キルスティール /Reiji
7.NTH・TaiZi / 倍フルのダブルピーク/Reiji(SaRa)
8.NTH・XeRo / 耐えポジへ火炎瓶/Reiji
9.NTH・POKER / 耐えポジへ撃ち下ろし /Reiji
10.BCS・IXA / 耐えポジへグレ /Duelo
11.CAG・相棒 / 耐えポジへ撃ち下ろし /Reiji
12.PVX・Bake/ 横槍の倍フル /Lufa
13.MTR・SLIME / キルスティール /SaRa
14.MTR・黒桃 / 横槍の撃ち下ろし /SaRa
15.PVX・マーク / キルスティール /Reiji
16.MTR・ChaaN / 撃ち下ろし? /Reiji
17.PVX・Techi / グレ /Lufa
18.PVX・p1r / 対面ファイト /Reiji
19.HSG・PsC / 小屋へグレ /Lufa
20.HSG・JUSTES / 撃ち下ろし /Reiji
21.HSG・Momo / 撃ち下ろし /SaRa
22.DVL・Naoto / 対面ファイト /Lufa
23.DVL・Kazemaru / 対面ファイト /Lufa
24.DVL・OZISAN / 対面ファイト /SaRa
✔︎︎︎︎キルの秘訣
最終はMonte Nuevoの「v」の上ら辺です。
今回のREJECTは安置にずっと入り続けて
中盤は安置外を背にして高所を譲りませんでした。
対面ファイトの撃ち合いは
PVX・p1r選手と最終局面のDVLの3名のみで
殆どは有利ポジからの「撃ち下ろし」
そして「中距離からの横槍(漁夫)」です。
SG、PVX、MTRはファイト中の横槍によって
ほぼ全て壊滅することとなりました。
ーーー
見ていて面白かったのは確キル意識で
Reiji選手がノック▶︎SaRa選手が確キル
または、SaRa選手がノック▶︎Reiji選手が確キル
という流れがスムーズでした。
つまり「敵の位置把握」「味方のノック報告」
「確定キルを即座に取るチーム内意識」
これらが洗練されているという事でしょう。
✔︎︎︎︎PUBGモバイルのゲーム性
世界大会を見ても、JLを見ていても思うのは
やはり交戦距離が近くなれば なるほど
ファイトの「難易度」は上がります。
個人技によるクラッチリスクが常にあることや、
ファイトには勝ったが人数が欠けてしまった…etc
みたいな後々に響くダメージを
お互いに負う可能性があります。
ーーー
そもそもPUBGモバイルは中遠距離から
キルを取ることが比較的容易にできるので
近距離で撃ち合うのは最終局面だけが理想。
NVのParaboyは「中遠距離のエイム」と
「横槍の嗅覚」「キルスティール」が上手くて
PEL内1位のキル数を誇っています。
✔︎︎︎︎フォーカス
NTH
北東からNTHはエントリー。
BNSを倒して窪地へ入りました。
Reiji選手がPOKER選手からノックを取られた為
SaRa選手が蘇生+ポジションキープへ。
小屋を経由してRC側に進行したいNTHでしたが
後ろからSZの横槍があり、BCS側へ進むことに。
これは、Reiji選手が1つ前に進むことによって
局所的にNTHを囲い込むことに成功したため
NTHの進行を防ぐことが出来ました。
BCSから投擲物は飛んでくるもダウンせず。
有利なポジションをキープしきる
Reiji選手の個人能力値の高さが伺えます。
結果的にNTH、BCSは撃ち下ろしで壊滅。
PVX、MTR
NTH、BCS、その後チャンスとみたCAGを
Reiji選手、SaRa選手が捌いている間も
Lufa選手は南側の情報を広く取っていました。
ダウンログが流れ、
展開が変わりそうなタイミングでLufa選手の
ポジションを起点にReiji選手、SaRa選手が到着。
北側はDuelo選手がキープを担当。
SaRa選手が一度ダウンするもPVX、MTRは
かなり近い距離なのでどちらもRCへ進行できず。
その後、1人残ったp1r選手によってSaRa選手は
再びダウンし、Reiji選手もかなり削られるも、
Reiji選手は回復よりも確定キルを取られないように
直ぐに立ち位置を後ろに下げて射線を通します。
APEXでよく言われる立ち回りなのですが
「回復よりもカバーを優先しないと味方が危ない」
これはPUBGモバイルでも同じようですね。
DVL
Reiji選手がHSGがいた小屋前を取るも
投擲物の警戒か、ポジションの弱さか
何らかしらの理由で戻りますがダウン。
Naoto選手は逆に小屋まで進行、OZISAN選手も
横を取ったので、囲い込まれてしまうRCでしたが
今度は重要なポジションのNaoto選手を
SaRa選手、Duelo選手が協力して倒し
横の射線を作ったSaRa選手の動きでドン勝。
Lufa選手が相手にプレッシャーをかけながらも
絶対に落ちないという個人技の高さも
PMJLの配信には映っていました。
際を広く取り、安置内へ進行するタイミングで
恐らくDVLは投擲物を使い果たしてしまいました。
投擲物があればDVLがドン勝しそうなくらい
素晴らしい囲い込みの判断の早さでした。
✔︎︎︎︎まとめ
このゲームはTPPなので安置内と高所が有利です。
また中遠距離のキルが容易です。
こういったポジション有利な盤面を活かし
取れる時に体力ポイントを取れるのは
REJECTの強さを感じますね〜。
また、Reiji選手のポジション取りの早さ。SaRa選手、Lufa選手の非の打ち所が無いファイト力、Duelo選手のポジションキープ力。
全員の立ち位置が上手く噛み合って
高所を寄せ付けませんでした。
細かいポジション取りが大事なんだなあ〜って
わかる1戦でしたね〜。
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最後に私事になりますが
個人、チームコーチングも行っておりますので
DMでお気軽に相談してください。
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