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【PMWI】最高水準のムーブと火力を見せたVPEついて【PUBGモバイル】

やあ、PyoNやで。
元々プロゲーマーのコーチをしていました。

詳細は以下から。

✔︎︎︎︎本テーマ

今回は先日行われたPMWIについて書きます。
優勝は2位と89pt.も差をつけた「VPE
18試合で順位ポイントは85pt.、キル数は142kill
脅威の18試合中9試合がドン勝か2位です。

2位のSTEは、39pt.、99kill
3位のGGは53pt.、68kil

順位ポイントはドン勝に10pt.、2位に6pt.と
以前より順位で差が付きにくくなりました。

メンバーとか、その他チームの情報は
ざわしさんのnoteを見てください🥱

僕からはVPEから見る
・PUBGmの強い動き
・合理的なキルの稼ぎ方
・ポジション取りの凄さ
ここら辺を紹介します。

✔︎︎︎︎ランドマーク

エランゲルは南ジョ付近&
セカンドランマはスタルバ付近。

ミナス&ラベ。

ルインズ付近。

✔︎︎︎︎キル取得場面について

キルのほとんどは第四、第五の中盤〜終盤で
一気に確保し、序盤は「とにかく目立たない」

遠距離の狙撃とキルスティールがほとんどで
チームファイトに関しては、腰撃ちのインファイト
がほとんど無く、「投擲物」で処理しています。

特に投擲物は同爆による確実な1pickを狙ったり、
前線が遮蔽物で耐えながら、カバーが投擲物を
投げて削るorキルなどの連携をしていました。

30mくらいあれば誰かはグレを握るくらい
投擲物の意識が高く、逆に押し込まれた時は
この火力が高いメンツでも
インファイ負けすることはありました。

キルの取り方はRCのこの記事に似ているので
こちらも良かったら読んでみてください。

✔︎︎︎︎VPEのWellな試合

Day1 Match2

ゆっくり際で索敵しつつ、SZSTEがファイトする
A7、GKの漁夫に出たタイミングで
SZSTEのポジションに入りました。

このポジションから少し前に安置が寄りました。
しかし、すぐ南にはDRSがスプリット。
若干南下しにくい状況でしたが…

北から戻ってきたSZSTEが南下。
前衛のDRSのスプリットを潰して稜線をキープ。
後衛のDRSがSZSTEを超えて安置in。

これを見逃さず南へ広がり、圧をかけながら
最後は近距離でグレを投げてSZSTEを壊滅。

この稜線を使ってSTE側に進行したいが
もたついてるFFを後ろからバッコミます。

FFも南を掌握してVPEへ圧をかけていましたが、
STE進行の縮こまったタイミングを見逃さない。

そのまま稜線で車を最後までキープしつつ
BOXを投擲物で破壊。伏せ進行で2位に。

・小さな稜線でも高低差を使い切る。
・際をめいっぱい使って安置内側を射撃。
・チームファイトはグレネードを起点に。

そして、漁夫を常に意識して戦っている。

Day2 Match6

ミナスからグレイブヤード付近をキープ。
安置が変わったタイミングで、
まだグレイブが入っていたが画像の家屋へ。

一気に安置中央に入るが、山の高所には敵が多く、
暫く家屋から南側を牽制。

安置が外れたので山にちまちま登るが
ポジション的にはかなりキツい。

しかし、この画像前に安置中央側の小屋に
無理やり入ったFFによりDRSが1ダウン。

すかさずキルスティールを行い、
人数が減っている&北西のSTE対処に追われた
DRS側へ一気に進行します。

この時も安置際をめいっぱい使って
安置内へ早めに入ったDRSを後ろから倒します。

西側で耐えるしかなくなったSTEを投擲物で処理。

北東は広くVPEが射撃し圧力をかけ
南東側のBOX&Inf IQをSZSTEに押し付け
最後はインファイトでドン勝。

・今回に限らず、家屋は空いてるなら入り、中継(次の移動のため)として活用することが多い。
・高所が安置の時、無理なら耐えポジへ。
・「ドン勝の為に」積極的に高所を狙う。
・安置外をめいっぱい使って安置内側を射撃。

そして、人数が削れている敵や、敵同士で戦っている敵を「フォーカスされないように」漁夫って殺ると決めたら一気に進行。

Day3 Match18

ミナスからサンマの文字の「n」の右の家屋から
道路を経由してサンマの中へ。

ここで凄いのがSTEが突破できないと感じたのか
この安置が変わる前にサンマを抜け出して、
画像のTianbaがいる南へぐるっと回ります。

TianbaはVPEの進行を見て安置中央へ。
結果的に敵の少ない南側へ回れました。

GKがパワグリ内の家屋を占領していて
進行不可と判断したのか東側へVREは進行。

西側のGGがこのGKに圧をかけていたので、VPEは
後衛が1人で耐えつつ、SZSTE側へ3枚で進行。

しかしSZSTE側の方が広く北東側を使え
もぐら撃ちが出来るような有利ポジ。

VPEは車も壊され1ダウンしましたが、
蘇生して後衛の位置まで引き返します。

一人残った後衛がポジションをキープし
結果的にGKをGG側へ寄せることに成功しました。
(たぶんGGが窪みの中にいて、VPEを倒すよりも
GKはこの後に生き残れる方に行った感じかなぁ?)

SZSTEに猛追されますが、投擲物とカバーで
なんとか4枚生存でVPEは生き残ります。
しかし、その後カバーが取れず各個撃破され2位。

・チーム全体としての引く判断と、少人数で押し引きする速さ。
・Rvenclawとかいう前後の動きが良い仕事人。
・ファイトはやはり「グレネード」から。

✔︎︎︎︎要点

【安置へ入るタイミングの調整】
Day1は移動が遅めな印象がありましたが、
Day2,3は積極的に安置中央を狙ったりも。

【高所、見晴らしの良いポジを狙う】
高所の強ポジだけでなく、見晴らしが良い
微妙な高低差のある稜線も使うのが上手い。

【際から敵を潰す方法】
際から安置内へ入る時、
めいっぱい安置際を広く横に展開して
複数射線で安置内の敵を後ろからシバく。

また、遠方からの漁夫が多く
敵視点はファイト中に後ろから急に襲われる感じ。

【ファイトはグレネードから】
インファイトはほとんどせず、
チームファイトはグレネードから起点を作り、
安全に敵を追い込んで処理する。

【敵の少ない方向を狙う】
敵が多かったり、移動が被ると削れます。
良い試合は敵の少ない方角を狙って、
最終的に東西南北のどこかを抑えられている。

✔︎︎︎︎まとめ

いかがでしたか?
これだけ安定したプレイングを見せたVPEですが
戦い方はゲーム性に寄った合理的なプレイが多い。

もちろん無敵な訳ではなく、インファイトや
カバーが取れない撃ち合いは負けることも。

突貫インファイトメタみたいな地獄な環境で
この動きが通用するかは分かりませんが
際の動きとしてはかなり参考になると思います。

ほな、今日はこの辺で。

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