シーン11:百春 -雨と木陰の寺町通(カフェ、コーヒーが好きな理由)
自分がカフェ空間やコーヒー好きになった理由を探すというテーマで、毎日投稿を続けている。GW中は調子よくタイピングが進んだが、GW明けでそろそろ勢いがなくなったし、別に決まりでもないので、今日投稿しないからといって何かあるわけではないのだが、でも毎日続けている記録をなんとなく途絶えさせたくなくて、習慣化一歩手前まできているような気がする。
2回前から、京都のオススメカフェを紹介するターンに入っている。あと、何回続けるかわらかないが、写真もそんなに撮っておらず、3年以上前に1,2回訪れただけのカフェについて、そんなに無責任な論評も書けないので、こんなカフェあるよ、程度でサラっと見てもらい、気になったら足を運んでもらいたい。
今日紹介するのは「百春」 (看板にあるとおり、タマゴサンドが名物らしいのだが、食べたことはないのであしからず、、、)
寺町通りは南北方向の通りで、三条~四条通りに挟まれたエリアはアーケードのついた商店街になっていて、京都では東の河原町通、木屋町通りと並んで、京都一の繁華街を形成している賑やかな通りだ。しかし、その少し北にある御池通りという大通りよりさらに北の方に行くと、家具屋や老舗の骨董品屋、お茶屋さん、和紙屋さんなど京都らしいお店が増えてくる。数回前に登場した進々堂があるのもこのエリアだ。
道幅は二方通行でそれなりに広いのだが、車通りは多くなく、繁華街の方と比べるとずいぶん閑静な町並みだ。町家がずらっと並んでいたりするわけではないので、いわゆる祇園界隈のような「京都的な景観」ではないのだが、こちらのほうが素の京都に近い気がする。
そんな素の京都らしい町並みの通り沿い、雑居ビルの2階に百春はある。
このカフェのカウンターから見下ろす寺町通りがとても良い。
寺町通りの歩道は、石畳風の舗装がされているので、雨の日の夕方頃の街灯が映える。その分、晴れた日、特に夏の高い日差しは照り返しがキツイが、街路樹がところどころ木陰をつくっている。
雨宿りしながら、あるいはは涼みながら、そんな静かながら、表情豊かな寺町通りを眺めるられるこのカフェで、読みかけの本を片手にやや苦めの百春ブレンドを飲む時間は、なんとも贅沢な時間だと思う。