不妊治療を経て、第一子を出産しました
お久しぶりです。ざくろです。
2021年3月に「不妊の告白」の記事を書きました。
それから2年以上が経っていますが、いまだに定期的に「スキ」をいただけています。
それだけ世の中には”不妊”に悩んでいる女性が多いのだと思っています。
「スキ」をいただけている以上、このnoteでは報告すべきだよな、と。
久しぶりに投稿をすることにしました。
まさに不妊に悩んでいる方にとっては、見たくない記事だと思います。
他人の懐妊を祝えない精神状況は私にもよくわかるので。
それでも、藁にも縋る思いで、「何か参考になる情報はないか」「まだ新しく試せるようなことはないだろうか」と、同じように不妊に悩む方の情報を探すのだと思います。
参考になることはないかもしれませんが、私の記録をここに残します。
注射の記録記事も投稿していたのですが、不妊治療の中でも「体外受精」に踏み切りました。
幸いなことに、体外受精1回目の確認で2022年2月に妊娠がわかり、同年10月に待望の第一子を出産致しました。
病院に通いながら基礎体温を測り、排卵検査薬も使いながらタイミングを合わせてもダメ。
人工授精を6回してもダメ。
2019年に結婚してから丸2年不妊に悩んだ末の出産でした。
不妊脳は根強く、妊娠期間はどのSNSにも”妊娠報告”を投稿する勇気はもてませんでした。
胎動がわかるまで毎日お腹の中で生きてくれているのか不安。
胎動がわかっても止まってないか不安。
無事に生まれてくれるのかが全部自分にかかってるので、毎日不安で仕方ありませんでした。
なので友人への報告も最小限。
安定期に入っても基本的に必要に迫られるまでは自分から言わず、気付かれるまでは黙っていました。
無事に第一子を出産してから、やっと心の荷を下ろすことができたような気がします。
不妊で病院に通っていた際、採血や検査で私にも夫にも目立って原因となる数値は出ていませんでした。
いわゆる原因不明の不妊です。
ただ、一つだけ懸念として言われていたのは、卵管造影検査で言われた「子宮内膜症の疑い」。
私はお腹の子が逆子だったため、帝王切開で出産しました。
その際、主治医の院長先生に
「子宮を見たけど不妊の原因は分かりませんでした。一応、子宮内膜症のようなところは焼いておきましたよ」
と言われました。
出産を終えても、お腹を切ってみてもらっても、不妊の原因はわかりませんでした。
これだから妊娠は奇跡としか言いようがない。
出産も奇跡だと思うけど。
同じように、不妊治療を頑張っている方には明るい未来に期待してほしいと思いま
す。
妊活って本当に「これを頑張ったら妊娠できる」という正解がないから苦しい。
頑張っても頑張っても、それが正しい努力なのかわからない。
自分が妊娠に近付いてるのかもわからない。
ゴールのないマラソンのようで、本当に本当に辛いと思います。
でも、だからこそ、気持ちで頑張るしかないと思うので…。
私は不妊治療が保険適用になる前に病院に通っていました。
いずれ第二子を考えるようになったら、また通うことになるんだろうけど、
保険適用になったことで少しでも金銭的な負担が減っているといいな。
実際は保険適用にならない治療もあるようで、難しそうな噂を聞くけれど…。
不妊治療の告白に「スキ」をしてくださった方、ありがとうございました。
コメントもいただけたりして、本当に励みになりました。
無事に出産し、待ち望んでいた我が子は本当に可愛いです。
同じように悩んでいる方にも、コウノトリが来ますように。