超シンプルな暗記のやり方について語る 5つのポイントに絞った

動画もある

学習法についての基本的なことは、
『効果的な学習法 知識を定式化する20個のルール』 を読んでおくと理解がスムーズでオススメ。

あとやり方や情報はふろむださんに負うところが多い。

構成は
前提2つ 
やり方2つ 
最後に大事なことを一つ
という形で説明する



最初に暗記の定義を書いとく

暗記=意識的に記憶に刻み込む作業

前提


・理解していないものを暗記するな


 とにかく効率が悪くなるし、知識を活用しにくい。
 参考→効果的な学習法 知識を定式化する20個のルール


・理解だけでは記憶に定着しない


 ex)昨日読んで理解できた本の内容をどこまで思いだせる?
 →理解は暗記を助けるためのもの。暗記せずにすませる手抜きとして、理解を使うな。
 →理解した知識こそ積極的に暗記すべき。

やり方


以上を踏まえて、暗記の辛さを減らすやり方を書いてく。

基本はこれ
①テスト=学んだことを思い出す
②関係づける→1つだけでもいいから他の情報と繋げる

・ テスト

 

簡単なテストのやり方を3種類

①その日に勉強したことを、何も見ず思いだして、紙に書くだけw

参考↓


②単語帳や問題集:答えを書かずに思いだす+答え合わせ

できるなら、書く作業と暗記する作業は別々に分けた方がよい。マルチタスク化してるから書くことも暗記もクオリティ下がる(ワーキングメモリのリソース競合)

※数学は書き写しを使うほうが効果的になりやすいかと。
→書くことで注意力を外注する効果がある
→頭だけで思い出すには複雑すぎるので、むしろ書いてアウトプットした方が早い
→そもそも分からないなら、答えと解き方を写すべき。あとから問題を見返して理解が進むことがある。


③間を置いて暗唱、暗写

3秒何も見ずに待ってから、暗唱(唱える)、暗写(写す)
+どこを間違えたか確認する

たとえば本を読むとき、理解できて覚える価値があると思った箇所を、見ずに暗唱するといいよ。

・関係づける


目的は2つ
目的1 単純な情報でいいから意識的に記憶に刻む作業(暗記)を挟むため
目的2 全体像と繋げて知識の整理をするため

基本の問いはこれ。
「これと関係ある物事はないか?」
「他の知識と繋がらないか?」

他にも色々な自問自答・役立つ作業の型を書いていく。

①2W1H(what/why/how)
「これはなんだ?」
「なぜこうなってる?」
「定義はなんだ?」
「これは何の一種だ?」
「原因はなんだ」
「どのような知識なんだ?」
「他人に伝わるように説明を作る」

説明を自作するときは

・説明をより汎化してみる
→少ない言葉でこの知識を説明できないか?を考えるといい。

②活用「この知識を何かに活用できないか?」
→目的や使用場面との関係づけ
「この知識を学ぶ目的はなんだ?」
「この知識でどんな良い結果を生める?」
「この知識はどんな場面で使える?」

③位置付ける(地理/人物/全体像)
場所記憶を作る問いだね。
「これはどの場所にある?」
「本の中のどのあたりにある?」
「誰と関係ある?」
「全体像のどこと繋がる?」

④自分ごと化
「自分の経験とつながらないか?」
「もし私がやるとしたら、どうする?」→主観でシミュレーションして学習内容を使う問い

ポイントは、一つだけでもいいから、別の情報とつなげる作業を自力でやる(=暗記の辛さを減らす)ことだと思う。

あと、先にシンプルなアウトラインを自分で書く(写して)全体像をインプットしとくと楽。

最後に大事なこと 学習とは………のゲームだ


学習とは、少しずつ時間をかけて、忘れにくさを上げるゲームだ。

別に忘れてもいい。もう一度やり直して忘れにくくなることが大事

繰り返しは避けられないが、忘れることを嘆く必要もない


参考にしたリンク、文献



ふろむだ 学習効率本
学習効率本の知見の一部を使って「とにかく簡単かつ真似しやすい」「自分が使いやすい」やり方を自作した結果がこの記事。

ブースで2巻以降を買うかどうかは、各人のお好みで。


あといいこと書いてるので貼る


暗記のための自問自答、役に立つ作業のリスト

コピペしたりノートに写して使ってね

動画より守破離
守→自問自答の型を覚える
破→日常生活で実際に使う
離→自動的に反射的に問いが出てくる状態になるまでやる

  • 学んだことを、何も見ずに思い出しながら、できるだけ書き出す

  • 答えを書かずに思いだす+答え合わせ

  • 3秒待って暗唱・暗写

  • 「これと関連ある物事はないか?」

  • 「他の知識と繋がらないか?」

  • 自力で全体像をシンプルに作る

  • 既にできあがっている全体像を写す

  • 誰かの作った全体像を写す


2w1h

  • 「これはなんだ?」

  • 「定義はなんだ?」

  • 「なぜこうなってる?」

  • 「これは何の一種だ?」

  • 「原因はなんだ」

  • 「どのような知識なんだ?」

  • 他人に伝わるように説明を作る

  • 説明をより汎化してみる

  • 少ない言葉でこの知識を説明する


活用

  • 「この知識を何かに活用できないか?」

  • 「この知識を学ぶ目的はなんだ?」

  • 「この知識でどんな良い結果を生める?」

  • 「この知識はどんな場面で使える?」

位置づけ

  • 「これはどの場所にある?」

  • 「誰と関係ある?」

  • 「全体像のどこと繋がる?」

  • 「本の中のどのあたりにある?」

自分ごと化

  • 「自分の経験と繋がらないか?」

  • 「もし私がやるとしたら、どうする?」



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