INFJが提唱するSe観察力を鍛える超シンプルなトレーニング方法



まずSeの性能Tier表を作ってみたので見てくれ


Seの性能Tier表

明らかな強みになるような行動…勝ち筋を擦る、オシャレになる等々は、すぐには身につかないと思う

そもそも、外界チェック能力が弱くてそれどころじゃないケースが多いかと。
※外界チェック→「外ではどうなっているんだろう?」と確認する
【例→足元が物理的におぼつかない、なんか見落としてる、反応が鈍い】←外向感覚を鍛えてない未熟な状態のINFJの特徴

じゃあどうすればいいのかというと、『目の前にあるものを、一つ一つ取り上げて分析』するだけでいいねん。

…え?簡単すぎる?

まぁ楽すぎて正直トレーニングの意義が分からないよね😅

なのでこの記事の構成は

意義の解説→具体的なメソッド

と意義の解説をはじめにやります。

でも超短く簡潔に説明するから安心してね😇




意義の解説


Seが弱いINFJに限らず、そもそも我々人類は、身近な物事さえもよく観察していない。ぼんやり眺めているだけだ!


・自分の家の階段の正確な数を、今ここで言えるか?
・他人がどんな服を着ているかを、客観的に表現できるか?見てない人にも伝わるように説明できるか?
・昨日見たアニメやマンガのワンシーンを、どこまで正確に説明できる?ぼんやりと楽しかった記憶が残ってるだけじゃないか?

また、科学の実験においても、「私たちの観察力は、思っている以上に曖昧だ」という結果が出ている

とりあえず体感してほしい。次の動画でバスケのパスの回数を数えてみてくれ。


学問的には『非注意性盲目』 と名付けられているらしい。


要するに、「注意したこと以外は見落としている」ってことなんだが…

『我々人類は、注意して見たこと以外の全ての物事を見失っている!』

とクソデカ主語で語ってもいいのかもしれない

そのくらい普段の私たちは、見てはいるけど観察はしていないんだよな。

「ええ…じゃあ観察力とかどうやって身につけるんだよ😨」

いや、見ることはトレーニングによって向上させることが確実にできる。

今回の記事を書くのに参考にした本『観察力を磨く 名画読解』に詳しい原理やメソッドが書いてる。

Seを強化するって点から大事なことを上げると
・見ることはトレーニング可能だけど、当たり前すぎて殆どの人は気づいていない。
・人は目で見るというよりは脳で見ている→目、特に網膜は脳の一部と言える。

トレーニングで視覚の性能が上がる原理は、要するに『神経回路の形成=何度も同じ作業を繰り返すと慣れてうまくできるようになる』ってことらしい。

内容は以下のリンクがすごく良くまとまってる↓


…だから「歩く」とか「道を渡る」に必要な情報を脳が取捨選択する。もっと言うと、「注意する」以前の段階で処理されているという(これが脳のオートパイロットだ)。網膜は視覚情報を受け取るだけの器官ではなく、神経組織から成る脳の一部であり、そこで注意の前処理がなされている。つまり、「人は目で見るというよりも脳で見ている」というのだ。

リンクから引用


とまぁ、原理原則が分かったところで、次は具体的なトレーニングに落とし込んでいく。

具体的なメソッド


まぁ『名画読解』て本自体が、メソッドをまとめた本でもあるから、使えそうな部分を引っ張ってくるだけなんだがw

方針

基本方針はこれ

・外出時は、周囲を意識的に観察する
・どんなに当たり前に思えても、全て言葉にしてみる。
・見たものを具体的な言葉で表現する

特に重要なのは、『どんなに当たり前に思えても、全て言葉にしてみる』って所。
普段から情報を省略しまくっている在り方が我々のデフォルト状態なので、あえて言葉にしてみることがマジで重要。

あと、全てを観察するのは難しいので、情報の取捨選択をするのも必要。

「見たものの中で重要なものは何だ?」と重要度で振り分けていくといい。

手段


方針の次は手段。
目の前にあるものを、一つ一つ取り上げて分析し、五感の明示化をやっていく作業。

例えばこんな自問自答をしていくといい。

・見えるものの数はいくつだ?

自分がやってみたとき、単に「視界に入った車や人間の数を数える」だけでも、けっこう視界の解像度が上がった。

さらに、「どんな形をしてる?」「色はなんだ?」「どんな服装だ?」と頭の中で具体的に説明していくと、視覚が前より明らかに鮮明になっていて逆に気持ち悪くなった。

そのくらい精度が上がるのでオススメ。

で、言語化をしていくときは、whyを除いた4w1hを使っていくといい。
「何が?」「誰が?」「どこで?」「いつ?」「どのように」

特にHow「どんな」って質問をどんどん使っていく。なるべく具体的に、見えたもの、感じたことを、言語化していくのが基本になる。

視覚以外の感覚(味覚、聴覚、嗅覚、触覚)でも具体的に言語化していけばいいんだけど、一個便利なテクニックがある。

「目を閉じてよく感じ取ってみる」
こんだけ。
初歩的すぎるんだけど、視覚情報をオフにするだけでも、他の感覚はけっこう鋭くなる。

他にもポイント※はあるけど、いったん記事のまとめに入る。

※言語化したことから、感情と憶測を取り除くと分析の客観性が上がるとか


まとめ

Seを鍛えるには、五感の明示化=「五感で感じたことを、一つ一つ取り上げて分析する」でOK

「注意したこと以外は見落としている」から、当たり前だと思ったことも敢えて言語化してみる。

参考文献の後ろに、役に立つ自問自答と行動のリストを作ってるので、よければ使ってね🤗

参考文献



役に立つ自問自答と行動のリスト Se編


反射的に自問自答が出てくる状態を作れると楽になると思う。
守→自問自答の型を覚える
破→日常生活で実際に使う
離→自動的に反射的に問いが出てくる状態になるまでやる

◯基本的な方針
どんなに当たり前に思えても、全て言葉にしてみる。
外出時は、周囲を意識的に観察する

見たものの中で重要なものは?
→全てを観察するのは難しいので、情報の取捨選択をする

他人に伝わるような説明を作る
具体的な言葉を付け足せ
具体的かつ物理的な表現を使う

4w1h
「何が?」「誰が?」「どこで?」「いつ?」「どのように」

◯視覚の強化
見えるものの数はいくつ?
どんな形だ?
どんな色?
明るい部分はどこ?
影はどこ?
事物の配置はどうだ?

死角はどこだ?
私が見落としたものはなんだ?
→見落としに気づく問い

細部と全体像を見る
全体像を他人に説明してみる
細部を他人に説明してみる

◯その他の感覚の強化
目を閉じて嗅ぐ
目を閉じて味わう
目を閉じて聴く
目を閉じて感触に集中する
※視覚情報をオフにすると、他の感覚が鋭くなる

どんな味?
どんな匂い?
どんな感触?手触りは?
どんな音が聞こえる?
→感覚の具体的な言語化

◯言語化したあとの客観性チェック
ポイントは感情と憶測を取り除くこと

私は本当に、今ここにあることだけを、説明しているか?
感情を取り除け
評価を取り除け

憶測の3つのポイント→未来/未知/未確認
勝手に未来予想をしてないか?
知らないのに口に出してないか?
確認してないのに断言してないか?

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