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adv・pcgレギュ、WCS2010レギュを始めよう。
皆さん、ポケモンカードに出会ったのはいつですか?
旧裏から始めてSMで復帰したような人もいればadvが出てからずっとプレイヤーの人もいますし、はたまた最近始めたばかりという人もいるかもしれません(これが一番今多いのかな?)
昔懐かしのあのカード達、公園で青空ポケカした頃の思い出のカード達でもう1回戦ってみませんか...?
ということで!
今回はadv・pcgシリーズとdptシリーズ(正確にはWCS2010)のデッキで遊んじゃおうっていうテーマの記事です(やけにテンション高い)
自分はdpから始め、プレイヤーだった頃のdpt〜bwまでのカードは思い入れがあり、特に“SPのカード”や“レジェンド”のカードは当時からめちゃくちゃ好きでよくヤフオクで買って貰ってました。
身の上話はここまでにして、まずはレギュについて。
※当記事のデッキリストやnoteは許可を頂いた上で載せております。
0.レギュレーション
レギュについては結構勘違いしてる人が多くて、『WCS2010ってどのカードが使えるの?』とか『dptだっけ?テレパスサナ使えるの』とかよく聞くのでここでまずはそれについて詳しく述べようと思います。
advシリーズは第1弾拡張パック〜第4弾とかれた封印まで、pcgシリーズはランダムスターターフシギバナex等〜さいはての攻防まで、WCS2010レギュはDp〜L1+L2の一部までとなっております。(海外のパックのDiamond & Pearl から Unleashedまで)
advシリーズについては⬇️
https://www.pokemon-card.com/products/adv/
pcgシリーズについて⬇️
https://www.pokemon-card.com/products/pcg/
また、WCSについては
まず、WCSとなるとエキスパンションを海外に合わせなければいけない為、現在と同じように使えるカードと使えないカードが混在します。
参考元リンク⬇️
https://m.bulbapedia.bulbagarden.net/wiki/World_Championships
リストじゃどのカードが使えてどのカードが使えないか分からないよ!って人は⬇️
https://www.pokellector.com/sets
例を挙げるならば、L2収録の
キングドラは使うことが出来るのに対し、
ラフレシアは使うことができません。
何言ってるのかわからない人にまとめるならば、WCS2009だとガブレンは使えない、です。(ここ重要)(そもそもWCS2009までに収録すらされてません)
1.デッキ紹介(adv・pcg編)
ここでは簡単なデッキ紹介をします。具体的なレシピはたぶりすさん(@gzmm_tabris)の固ツイを参照にしてください。この方凄い人なんでみんな是非フォローしましょう。
固ツイ⬇️
https://twitter.com/gzmm_tabris/status/1286237650400157696?s=20
同じくadvpcgにおいて偉大な方である寒天さん。こちらも後で覗いて見てください。⬇️
https://note.com/kanten620/n/n0f54f94af7e0
リスト公開しないのにここで何を書くんだってなると思うんですけど、これがすごい!!とかおもしろい!!っていうのを簡単に説明します。
今回紹介するデッキはWCP(ワールドチャンピオンズパック)のパックのカードを含みます。いわゆるBest of the XYのような立ち位置でdpが発売された後に発売されたadv・pcgのパックであり、WCS開催するにあたって海外と日本のカードプールの差を無くすために刷られたパック。海外イラストでの再録に加え、日本で未登場だったカードが収録された。ただ当時dpの圧倒的なカードパワーがある中WCPを買う人がほとんどおらず流通がほぼないパックの1つと言えるでしょう。
カードシークレットで開催されてる非公認の大会でWCPのカードが使えるのが主な理由です。
1-1. 封印サナ
いつの時代も特性ロックというのは存在するんですね...
今回紹介するのは封印サーナイトデッキ。元々構築済みデッキで封印!サーナイトexデッキと雷震!バンギラスexデッキというデッキがありそのメインカードが主役。
基本的に前に封印サナ、後ろに銀サナ(=主にサーナイトδのことを指す。特性エネスイッチ)を置き、エネをぐるぐるしつつ、封印マーカーを相手のポケモンにおいてテンポロス誘う感じのデッキです。当時のtier1レベルの強さで大会優勝も数多くしています。
※封印マーカーの処理…封印マーカーは進化、退化することで消すことができます。そのためポッポに封印マーカーを乗せてもふしぎなアメで進化したピジョットはマッハサーチを使うことができます。
デッキの特徴:特性ロック、封印サナが炎タイプであること、デッキの自由度が高いこと、パワーもそれなりに高いこと...etc
唯一と言っていい弱みはエネ加速がないことです。この時代、エネルギーリムーブ(今で例える所のクラッシュハンマー)を積むデッキも少なくなく、エネを毎ターン地道に手張りするしかないのに手張り出来ないターンがあると弱いため、カメルギ等に押し切られることもしばしばあります。
1-2.ハッサム単
名前のとおりハッサムだけのデッキ。とりあえず相手の後ろのポケモン呼んでエネを割って相手の手札をまねてゴリ押しで殴ってボコボコにする脳筋デッキ。advpcgのスターターにしてもいいんじゃないかって(くらいやることが単純だと)言われてる。
デッキの特徴:ハッサムくんHPそこそこ高いのに下手に削ると打点が増える頭のおかしいデッキ
正直この時代のレギュで勝ちたかったらとりあえずこれ握っとけってデッキに最もふさわしい。(サナも強いですが、やることがほぼ決まってる為判断ミスなどといった人的ミスがほぼない為。)ただ使いすぎると嫌われるので注意。(本当に。) 戦い方は違うけどデッキの立ち位置としては少し前のコズガって感じ。
コズガと同じく、このデッキがおそらく一番安い。他のデッキはピジョットとかホロンのトランシーバーとか買わなきゃいけないのにトレーナーズはブックオフに落ちてるようなやつだし、エネルギーも落ちてるし、ショーケースで買うのはハッサムだけとかいう(嫌われることを加味しなければ)素晴らしいデッキ。
1-3.グロスカイリュー
今で言ったら(スタンはもう使えないけど)ウルネクgxに近い感じ。トラッシュから加速→殴る→気絶→加速...のループ。
メタグロスδがアメイジングジラーチみたいに山のトップ見ることができ、しかも4枚の中から好きなカードを回収できる。これだけでも強いのに、マーイーカ役のダンバル君はポケパワーでコイン表ならダンバルを山から持ってこれるとかいう非常に優秀なポケモン。また、当時アメは出したばかりのポケモンにも使えるから2進化というデメリットはほとんどない。なにこれ最強じゃない???
って思ってます。実際戦ってみたけど相手がかなり事故った時以外は全敗してる。個人的に初心者におすすめ。ハッサムとかいうク○デッキを握るのをやめてみんなでグロスカイリューを握ろう!
デッキの特徴:毎ターンやることがシンプルでかつ、安定したデッキになっている。また、メタグロスの技は“場”のエネルギーなのでウルネクのように入れ替える必要がないのも優秀。
ダンバルやミニリュウは某BM池袋店のストレージで見かけたことがあるので頑張ればストレージにあるかも?ってレベル。値段は全デッキで見たら安い方かもしれない。グロスカイリュー広まれ。
1-4.結晶マグマ
デッキ紹介の前に、皆さんは封印の結晶とかいうカードをご存知でしょうか...?
書いてること頭おかしいですね、誰が見ても間違いなくぶっ壊れ性能
結晶マグマはマグマ団のグラードンと愉快な仲間たち(ザングースのみだけど)というコンセプトのデッキでグラードンがスペックが高すぎるが故にポケボディーで規制してたのですが、この結晶のせいで強化が来て普通に環境に居座ることになりました。そのままだと最強になってしまうので、同パックのきせきの結晶には結晶剥がすための『暴風』(=フィールドブロアーと効果が全く一緒)が登場しました。
今で例えるなら(エクストラの)ラボネクでしょうか?サイレントラボおいてウルネクが殴るイメージ。ただグラードンのHPが高いので耐久&妨害寄りになってます。
デッキの特徴:とにかく相手の特性を止め、エネを割り、砂漠等でexを蹂躙するデッキ。
マグマエネルギーが2個分のはたらきをするのもまず強いですし、相手が暴風4投してても結晶を1枚ずつ貼っていけば結晶を切らすことなく、また砂漠を置くことで相手に早期に暴風を使わせ、最終的にポケパワー・ボディーを封印していくことができる。LO握ってた人とかはこういう嫌がらせデッキが好きかもしれない。
1-5.カメルギ
今買い揃えるならadvpcg1の富豪デッキ(おそらく)。当たり前のように☆カードを使う。ひじょうにあたまわるい。(褒め言葉)
デッキの特徴:エネ加速手段があること、当時出せる中で素のパワーが最高なこと、そして何より使ってて楽しい。
bwの頃やエクストラでみんなが「ばくりゅう!ばくりゅう!」とか言ってるのと同じように当時も「エナジーレイン!エナジーレイン!」って言ってたんですよ...。今も昔もあまり変わらないテキストがあるのも過去レギュが愛される一つの理由かもしれません。
流れを簡単にまとめるならば、カメックスで加速→ルギアくん頑張ってね、たまにはサイド1しか取られないフーディンでもいいかもって感じ。ルギアくんがダメージ受ける度に毎ターン“セルフエール団のしたっぱ”して来るの封印サナ使いからしたら結構厄介。
多分このデッキタイプも好きな人は多そうではある。問題点は特性ロックに弱いこと、そしてデッキ制作費用がトップクラスに高いこと。特性ロックに弱いことに関しては“トロピウスδ”をピン積みすることでサナに勝つことができます(体感数ターン遅れてもルギアでごり押せる)。デッキ費用はどうにもなりません。この時代のカードを最近コレクション始めた自称投資家の人に怒ってください。
2.デッキ紹介(WCS2010編)
legendになって何が帰ってきたかというと“ダブル無色エネルギー”。これのおかげでガブレンがトップに躍り出ます。またそれによって各デッキも変化していきました。
【このレギュの注意点】LV.Xになれるのはそのポケモンが“バトル場”にいる時のみです。現代のようにベンチで進化できないので注意です。
【知っておくと便利】この時代には『パワースプレー』というトレーナーがあるので、対戦中は『レントラーのかがやくまなざしを使います、大丈夫ですか?』などとポケパワーを使う際は“必ず”声をかけましょう。
2-1.ガブレン
みんな大好きガブレン。当時ガブリアスとリザードンのスターターを買った人が多くて懐かしんでるからですかね?それとも単純にシロナとガブリアスのコンビがかっこいいから?理由はいろいろあるかと思いますが、過去レギュと言ったらで1番初めに名前があがるデッキ。
でも、このデッキ人気な割にはかなり複雑なデッキ。それは、
“ダブル無色エネルギー(以下二子玉)が4枚までしか積めない中、どうやって残りのサイドを2枚取るんだ”
ということです。二子玉はスペチャがあるわけでもないので回収できません。そこで、いかにして残りの2枚をエネ条件が軽く、また打点が高いのを打つことが出来るかが勝負になります。(そこの独自性、想像性が面白い)
一般的に知られている型はドグロックgやユクシーLV.X、レントラーgl LV.Xでゴリ押しでいくデッキあるいはディアルガg LV.Xと合わせたデッキでトレーナーを封じつつ殴っていくデッキがほとんどだと思ってます。
そこで今回は“ドグロックgより(個人的には)強いと思ってる”とあるカードを採用したデッキレシピを紹介しようと思います。
それがこちら⬇️
«大会結果発表»
— カードシークレットCard-Secret (@card_secret) July 5, 2020
本日13時より行いました、WCS2010レギュ非公認バトルは、只今をもちまして無事に終了致しました!
お集まりいただきました5名のお客様、お疲れ様です!
優勝者:ちろ
デッキ名:ガブレンバシャ
コメント:ダイパリメイク待っています。 pic.twitter.com/yMNV1jJq2j
おや、おやおやおやおや
デッキの中に見かけないカードが入ってますね
そう...
あれ、ちっちゃい。そして見にくい。(一応公式画像なんです)
なので...
直撮りしました。これで性能も分かりますね。
ジーランス君です。
“グランドスウェル”という技がすごく優秀。特にミラー戦において、お互いにポケモンの道具(エナジーゲイン)を貼っていく中、相手の場に4枚道具がついていたらガブリアスLV.Xですら倒せちゃう程の実力を持つポケモン。ドグロックが主流の中こんなマイナーポケモン知ってる人は少なく、たったの1エネでガブリアス、レントラー、ユクシー、ドータクンが狩られていきます。(ベンチ狙撃もできるため)
問題点をあげるとするならば闘エネ使うポケモンがジーランスしかいないため他のポケモンでも併用できないという点がなくもないですが、そんな場面そんなに多くないです。むしろ試合終盤にサッと現れてサッとサイドとってドヤ顔することが多いと思います。
ドグロックgと比較していく上で1番の利点はその安さとエネの要求値の低さ。(エナジーゲインを必要としない。)マジでドグロックgの代わりに流行ってもいいレベル。ストレージで今もめっちゃ泳いでるよ。みんなこんなにも強いポケモンがストレージにいるのはおかしいから釣ってあげて。
ちろさんのデッキはこれだけじゃないです。
いいですね、バシャーモ。こいつがいるとミラー(ディアルガ入り)を容易に倒していくことが出来ますね。また、
この“さそってこがす”で裏のネンドール等を呼んで1ターン遅延することができます。それで勝てた試合もあり、LV.Xになるためのターンを稼ぐことが(ワンチャン)できる点、またバトル場のミカルゲをどかすことが出来る点は優秀です。特にポケターン入ってないデッキは、入れ替えは基本的にエネを切るセルフの逃げるしかない(と思う)ので思ったより刺さります。
あと説明が必要なのはこのポケモンくらいでしょうか?
このレジムーブめっちゃ強いです。この時代厄介なやつがバトル場に居座ることが多いんですよね…
そう、おんみょーん
当時のSPデッキ以外は基本的にこいつとネンドールと2進化みたいなところあるんで(適当ですが)こいつとはかなりの確率で当たります。そこで、“トレーナー(=グッズ)”は使えないが、“サポーター”は使うことが出来る➡️“サポーター”での解決札が欲しい➡️ハマナやアカギ、ポケモンコレクター等で持ってこれる範囲で解決してくれるカード➡️レジアイスじゃないか!!
となり、それ以降こいつを抜くことが出来なくなりました。ガブレンミラーをやるだけなら必要ないポケモンですが、WCS2010レギュをやるのであれば欠かせない1枚だと思ってます。
2-2.ワタッコ
WCS2010はダイパのポケモン一色のイメージが強いかもしれませんが、legendのカードも負けてはいません。そう、ワタッコです。
1エネでなんと最大打点120出すことができます。ここで『ロストマーチじゃあるまいし毎回立てるのは弱いのでは?』と思う方も少なくはないでしょう。この時代はぶっ壊れカードがあったんですよ…そう、
破れた時空。これで飴切れのケアを行うことができます。他にも打点調整のクロバットgや相手のポケモンを呼び出すレントラーgl LV.Xを同時に採用することで勝ち進めていきます。またこの時代炎タイプのポケモンがそこまで多くなく弱点をついてくるポケモンがおらず、エルレイドやカイリキー等に抵抗を取れるのはワタッコの強みと言えるでしょう。
ワタッコだけ他のデッキに比べて特筆して書くことがないのですが、そのくらい初心者向けのデッキであると言えます。
2-3.サナレイド
サーナイトっていつの時代にも環境にいるのやばいですね、いなかったのはSS環境だけなんじゃないかってほど恵まれた性能を与えられてる気がします(推しなので嬉しい)
今回紹介するサナレイドというのは“テレパスサナ”の愛称で呼ばれることもあり、多くの人が1度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか?
当時のWCSのbest8までの範囲で2人使ってるので当時の環境デッキのひとつと言えるでしょう。(1番多いのはガブレンで4人。)
まず述べるべきはサナの性能。
advに引き続きポケパワーロックできるのは優秀ですし、なんと言っても優秀なのが“テレパス”。相手のトラッシュではありますが、“ポケパワー“で“サポート”を使うことができます。この時代サポートはポケモンサーチ系が多いですが、当時からしてみればポケモン確定サーチできるサポは重宝されてました。(adv・pcgにおいてもニシキのネットワークやウツギ博士、マユミのネットサーチ等がよく使われてました。)したがって、序盤にサナを立て、テレパスでポケモンを展開しジャッジマンを使うことで相手のハンドを減らし、その上でポケパワーロックをかけていくと言った感じになります。60という打点も程よくユクシーやミカルゲ等を倒すことができます。
次にエルレイド。エルレイドは通常パック排出だけでなく、構築スタンダードデッキパルキアLV.Xにも収録されていました。
まず注目すべきは“サイコカッター”。素点で60(レントラーgl LV.X倒せるライン)な上、最大180まで打点を出せる優れた技です。ただ、上限6である上、相手にサイド落ちしたカードを公開しなければならないので、いいことずくめではありません。
次にソニックブレード。HPの高いLV.Xのポケモン等に有効であり、またサーナイトLV.Xの“しとめる”を絡めることでベンチに逃げたポケモンを倒すことができます。
ただ、お互いのポケモンであるので自分の場に進化していないポケモンや瀕死状態のポケモンがいる時は技が打ちずらいのが欠点です。
そもそもこの時代倒せないほど硬いやつなんているのかって疑問が出てくると思います。
いるんですよね、これが。くうきのかべバリヤード。ちなみにこの1枚でガブレンは結構詰みます。エネルギー2枚以下だと無敵なので、エネが3枚以上ポケモンについていないとダメージを与えることができず、また、“2個”ではなく“2枚”なので二子玉も“1枚”で換算されます。このバリヤードはよくカゲボウズ(ぱっときえる)のデッキに入っており、よく壁役としてバトル場に居座り続けます。対カゲボウズはそもそも弱点を付かれるので完全有利対面ではありませんが、ジャッジマンを使用することで相手の札(タスキ、カゲボウズ、プラスパワー等)を流すことができるため、プレイングによっては勝てるでしょう。
また、ヨノワール(やみのてのひら)やカイリキー(おとす)を採用することで対SPデッキに対して十分に戦うことができます。
2-4.ゲンガグドラ
正直どんな略称で呼べばいいか分からないのでゲンガグドラと呼んでます。名前の通りゲンガーとキングドラを合わせたデッキ。
ゲンガーの素の性能だけでも強いのですが、キングドラを刺すことで、より強さが増したと言えるでしょう。
例えば、ゲンガーがユクシー(セットアップ)に対してシャドールームを使うとします。ポケパワーを持つユクシーはダメカン6個乗せられて瀕死になります。そこで「しぶきをあげる」を使うことでユクシーを倒すことができます。LV.Xになる前に倒すことができれば相手も困ります。(トレードオフも優秀ですし、また瀕死のユクシーを場に残したくは無いのに加えてまた再度セットアップを使いたい理由で十中八九サイコストリアを使ってくるでしょう。)
また、ベンチに居座るネンドールに対してもシャドールーム+しぶきをあげる2回で倒すことができます。(ヤジロンネンドールを1-1で採用するデッキも多数あるので倒すことが出来れば、相手はテンポロスになり止まってくれるでしょう。)
2-5.ギャラドス
この時代エネなしで打てる技を持つポケモンが多い時代でした。その中で最も強いと言えるのがこのギャラドス。0エネで90を出すことはそもそも強く、またHPが130もあること、そして何よりこの時代破れた時空が使えたことです。
また、ミツハニーなどといったポケモン達を採用することでポケモンレスキューが引けなくてもコイキングを場に出すことができます。エネルギーの採用を必要としないこのデッキは本来エネルギーである枠にクロバットgやレントラーgl LV.Xを採用することでより柔軟に動くことができます。
また、たつじんのおびを採用することでテレパスサーナイトやガブリアスC LV.X、カイリューFBなどをワンパンすることができ、当時のポケモンを軒並み倒すことができるようになったと言っても過言ではありません。
ただ、弱みは弱点が“雷”であるということ。この時代レントラーgl LV.Xを積まないデッキはないと言っても過言ではないほどの採用率であり、また相手側が弱点計算を2倍にするルカリオglを採用することでフラッシュインパクトにより倒されやすくなってしまいます。
以上でデッキ紹介を終わりたいと思います。
3.最後に
ここまでご覧頂きありがとうございます。現在緊急事態宣言の影響で大会は行ってませんが、関東、関西共に非公認大会を開催されています。『デッキ作ったけど戦い方がイマイチよくわからない』とか『当時のルールあんまり覚えてないから不安』とかあるとは思うのですが、行ったら教えてくれる(はず)です。
皆さんも是非初めて見てはいかがでしょうか?