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Oogiri Friendly Campとは(2025/1/20時点)
はじめに
お世話になっております。ザクロニシキ(@OK_charin)です。一応自己紹介をします。2021年4月10日からネット大喜利を始め、2022年7月3日から生大喜利を始めました。お笑いと音楽が好きな大学3年生です。今回は自分の主催している大喜利会であるOogiri Friendly Campについてまとめてみようと思い、書いてみました。Oogiri Friendly Campについて知りたい人がもしいれば、Oogiri Friendly Campについて知らない人がどんな会かわかるように、あるいは、みんなにOogiri Friendly Campについて知ってもらえるようにという気持ちで書いてみました。
概要
ザクロニシキが主に福岡市で主催する大喜利会です。ハッシュタグは「 #ザク喜利 」です。Xでこのハッシュタグで検索して頂くと、過去に出たお題や回答、会の様子がわかります。参加した際には是非このハッシュタグを付けてポストして頂けると会の盛り上がりに繋がって嬉しいです。Oogiri Friendly Campは自分で付けた名前ですが、長いのでofcと略すことがあります。皆さんにも長いせいでご迷惑をお掛けしております。「ザク喜利」と呼んでいただいても大丈夫です。でも、正式名称で呼んでいただけると喜びます!
会のコンセプト
オリジナリティ
僕はこれを非常に大事にしています。毎回まずこれを念頭に置いて、会の内容を考えています。また、なるべく今まで自分がやったものとは違う内容にしたいという思いもあります。この2つをベースに毎回テーマを考えています。Vol.1のテーマは「理想の大喜利会」でした。みんながたくさん回答できて、みんながやりたいお題に答えることができて、みんなが良い回答をすることができる。そういう理想の会にしたいというテーマがありました。みんながたくさん回答できるようにしたいというのはVol.1以降も念頭に置いてルールを考えています。Vol.2のテーマは「Vol.1に参加してなかった人たちにこの理想を味わわせる&福岡地獄大喜利の練習」というテーマでした。Vol.1の19ルールに加え、福岡地獄大喜利の練習としてタイマンを行いました。Vol.3のテーマは「稼いだ得点を消費するギャンブル」というテーマでした。初の加点方式&加点で得た得点を使うことができるというギャンブル性を楽しんでほしいという気持ちでした。今説明したのは企画自体のオリジナリティであり、会の特色ですが、お題のオリジナリティも重視しています。例えば、僕は元々ネタツイが好きでそこから大喜利もやるようになったのですが、みんなもネタツイしたいだろうな~という思いでネタツイお題を出すことがあります。ネタツイ出身ということをアピールするためという意図もあります。また、Vol.3のMONOPOGILYで「凝ったお題」というマスを設けていました。このマスでは、僕が生活していて面白いと思ったものを画像+文章でお題にしたものが出題されます。これは僕が面白いと思うものが直で反映されていて出す側としてはとても楽しいです。みんなに共有できるのが本当に嬉しい。他にも、クソお題というのも自分の会の色になりつつあるなという気がしています。19ルールのうちの1つのジャンルとして用意していただけだったのですが、意外と好評な気がしているので、企画関係なくいろんなクソお題を出すようにしています。そして、下ネタお題に関して一応述べておきたいと思います。自分の会で下ネタお題は出さないです。うんちやおしっこはあり得ますが、それを超えるようなエグめの下ネタは出しません。下ネタお題を出さないようにしてるというか、回答を考えたりお題を作ろうとしたりするときに、下ネタを使おうという発想にならないのが理由の一つです(下ネタお題が出たり、場の流れ的に仕方なく下ネタを使った回答を出すことはあります)。ただ、下ネタが苦手という意識はあまり無く、他人の下ネタ回答に対しては面白ければめちゃくちゃ笑います。また、自分の好き嫌いに加えて、下ネタが苦手な方や不謹慎なネタが苦手な方もいると思うので、そのようなお題は出さないと思います。あと、体言止めお題についても述べたいと思います。体言止めお題というのは、例えば「目立ちたがり屋の観客しかいないオリンピック」のような名詞で終わるお題のことですが、体言止めにして問うていることを指定しないことで回答の幅が広がりそうだなと思った場合は体言止めお題の形で出題することがあります。しかし、明確に回答の方向性を縛りたいときや、今いち何を答えたらいいのかわかりづらい場合はお題のしっぽ(ex.~の理由、~でありがちなこと)を付け加えるようにしています。体言止めお題は大喜利に慣れていない人にとっては難しく感じることがありますが、周りの人の回答を参考にどのようなことを答えたらいいのかという感覚を掴んで乗り越えてほしいなと思っています。ただ、初参加の方が多い会ではお題の調整も行うようにしたいと思っています。少し脱線しましたが、こんな感じで「お題がシンプルならシステムをユニークに、システムがシンプルならお題をユニークに」を心掛けてやってます。ありふれたお題だったらネット大喜利でできますし、せっかく皆さんに足を運んでいただいて集まっているので、ユニークなことをしたいと考えています。その場限りの大喜利を皆さんに楽しんで頂きたいので、本当に皆さんに来ていただきたいです。
Friendlyさ
「Oogiri Friendly Camp」という名前は、友達の車に乗っていて交差点を右折するとき、「Spring Friendly Camp」と書かれたTシャツを着た少年が横断歩道を渡っていたのを見て、「なんて素晴らしいTシャツなんだ」と思い、この出来事を忘れてはいけないということで大喜利会の名前にしようとずっと思っていたことに由来しています。意図しているわけではなかったのですが、今までに4回行ってどれもfriendlyな会になっていて、会のアピールポイントになっていると思います!僕自身、あまりツッコミをいれたり回しをしたりするのが得意な方ではないのですが、参加者の方々がワイワイ雑談やガヤ、ヤジやツッコミを入れてくれるおかげでこのfriendlyさが生まれているのだと思います。本当に有難い限りです。回答時間が終わってもエキシビション回答をやったり、マジックタイムを長めにとったり、回答権が無い人も最後に回答したりなどで結構ゆるい感じでやっているのもfriendlyさを演出していると思います。多少ストイックな企画もあったりはしますが、大喜利したことない人や、あまりやったことない人でも楽しめるとは思います。
今後の展望
毎回自分の中でテーマを決めてやっていますが、気分次第なので、これやりたいなっていう企画が思いついたらやるし、思いつかなかったらofcコンスタントルールでやったりします。また、Vol.1, Vol.2, Vol.3でお題が余る企画をたくさんやってしまい、お題のストックがクオリティを考慮しなければ100個以上あるため、今後数回はこれらを消費する会を行いたいと思っています。しかし、クオリティが低いお題を出すのはどうかと思うので、システムを工夫したり、クオリティを重視したお題も混ぜながら、上手くやっていきたいと思います。福岡大喜利界隈を「シンプルな車座会をたくさん、凝った企画会をたまに」みたいな感じにしたいので、Vol.4以降はこれに沿うような感じで主催したいと思っています。今のところ、毎回8人程度で行っていますが、もう少し人数を増やしてもいいかなと思ったりもしています。自分に余裕があれば、やる気が出ればの話ですが。また、やりたい企画の性質上、大人数で行うことが難しい場合もあるので、そことの兼ね合いです。また、会の様子を動画で撮影してアップロードしてもっと会の認知度を上げたいという気持ちがありますが、僕のスマホが貧弱であることと機材が無いこと、編集が大変であることがネックで、今のところ考えていません。Oogiri Friendly Campは僕が福岡にいる間(大学院を卒業するまでの少なくとも3年ほど?)は研究等で忙殺されない限り、定期的にやっていきたいと思っています。僕は大喜利と福岡大喜利界隈が大好きです。みんなでワイワイしたいです。
今までやってきたオリジナル企画
今までやってきた企画の大まかなルールを説明します。会によって多少変更することもあります。また、これらの企画は全て気にせずパクって頂いて結構です。丸パクリでも構いません。
Nineteen Rule(19ルール)
1.7人にA,B,…,Gを割り当てる
2. Aがやりたいお題を19種類(後述)の中から1つ選ぶ
3. Bと司会(ザクロニシキ)がツボ上げ(後述)を担当し、それ以外の人が5分+マジックタイム(制限時間が来たときにまだ書いている途中の人はその回答まで出せる)で多回答OKで大喜利する
4. Bがお題選択、Cがツボ上げ...と順々に回していく
5. A~Gまでn周した時点で終わり
ツボ上げ: お題終了時、ツボ上げで回答に順位をつける。1位の回答→3点、2位の回答→2点、3位の回答→1点。順位を付けた後、面白かった回答と1位、2位、3位の回答を読み上げる。n周終わった後、合計点により総合順位を決める。
19種類のお題: ゴハさんがツイートされていたものを参考に、文章お題を以下に示す17種類のお題に分類。これに、穴埋めお題と画像お題を加えて、19種類とした。各ジャンルに対して3題用意するので、合計57題用意。お題を選ぶ人は、下図の1~19の中からやりたいジャンルを1つ選び、1, 2, 3の中から好きな数字を言う。
![](https://assets.st-note.com/img/1734666575-7ltOZunyovMm1zg6FEAIh0LH.png?width=1200)
参考文献: ゴハさんのツイート(許可を得ています。ゴハさんありがとうございます。)
朝からする話じゃないと思うけど、大喜利のお題の傾向ってこんな風に分類できるんじゃないかなあとか思いました pic.twitter.com/4GXVZtM1NJ
— ゴハ (@goha5800jp) November 21, 2016
過去に出たお題: 極端な場所を選ぶとこんな感じです。3の1「ドブのメリー・ポピンズ」、15の1「仏壇の横で石を持ってる外国人」真ん中はこんな感じです。9の2「集団下校に混ざってみたけど全然気づかれなくて、気づかれたくてこんなことをしてみた」
このルールを考えた目的: オリジナリティのとこでも述べましたが、みんながたくさん回答できて、みんながやりたいお題に答えることができて、みんなが良い回答をすることができる。そういう理想の会にするための企画はあるのかと考えた結果、辿り着いたシステムです。軸の取り方を変えることでまた違う楽しみ方もできそうです。
備考: とっても楽しい会にはなりましたが、とんでもない量のお題を作る必要があり、また企画の性質上どうしても4, 6, 12, 14あたりの中間のお題が余ってしまうという問題点があります。ですので、あまりやる予定はないです。やりたくなったらやります。4, 6, 12, 14あたり選択肢を無くせば負担を減らすことができそうです。あと、参加者は7人くらいが限界なのもネックですね。
MONOPOGILY(モノポギリー)
大喜利とすごろくを掛け合わせたルールです。モノポリーはただ語呂を良くするために使ってるだけで、モノポリーっぽくはないです。前半4人、後半4人で分かれて行います。ルールとマップは下図の通りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734687435-3bdAgeBPVcQCMrhUiW12FTwy.png?width=1200)
過去に出たお題: 「凝ったお題」マスの例題です。このマスは誰にも停まってもらえませんでしたが、僕がみんなにやってもらいたかったので、早くゴールした方にボーナスお題として出題しました。大学のエレベーターで見つけた貼り紙から作ったお題です。僕はこういう面白さが大好きです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734687919-aJhdcMgz17CFAtIPLvsfRuWN.png?width=1200)
このルールを考えた目的: 稼いだ得点を使うギャンブル性のあるルールは面白そうだし多分既出じゃないなと思い、このルールを考えました。大喜利の実力が進むマスの数に反映されるというシステムはとても面白いと思います。当初はもっと複雑なマップにしようかと思っていましたが、有利不利の点で断念しました。
備考: 皆さんに楽しんでいただけましたが、獲得するポイントが僕の想定していたよりも多く、1ターンでたくさん進む人もいて、全く停まることのないマスがかなりあったので、そこが失敗でしたね。また、早くゴールすればするほど回答数が少なくなるというルールは良くないということで、当日急遽残りターン数をかけるルールを廃止し、ゴールした方も僕が選んだお題に回答してポイントを得ることができるという風にしました。皆さんで意見を出し合ってルール変更にご協力いただきました。本当にありがとうございました。僕の頭の回転が遅く、理解するのに時間がかかってしまいご迷惑をおかけしました。また、僕の仕事量が思ったより多く、コマを進めてくださったり、所持金を管理してくださったりして非常に助かりました。本当にありがとうございます…。皆さんのご協力のおかげでなんとか大成功で終わったと思ってます!また、初の加点方式ということで上手くいくか不安でしたが、意外とその点に関しては上手くいき、この少人数でも加点方式は実現できることがわかりました。また、19ルールと同様にお題が余る問題はまだ解決できませんでした。
ofcコンスタントルール
ルール: 20個のお題を用意しており、自分がやりたいお題が出たときに参加して頂きます(20回中10回参加)。1お題4人で回答時間は5分+マジックタイムです。10回中1回だけ採点対象回にして、b!g!r!で①自分の採点対象回のベストアンサー②自分の会全体でのベストアンサーの2つを提出して頂きます。2×8=16回答が集まり、それらを持ち点6点(1回答最大3点)で投票(自推禁止)し、2回答の合計得票数が多かった人の優勝です。
備考: Vol.4の会のコンセプトは「手抜きでいかに面白い企画が作れるか」です。手抜きというのは聞こえが悪いですが、今までの企画は準備に15時間以上費やしており、それでは会を定期的に、コンスタントに開催することができないなと思い、さすがによくないと思いました。そこで、以前よりは手を抜いて、それでいて面白い企画を作るということを念頭に置き、このルールを考えました。また、今までの企画ではかなりの数のお題が余ってしまうという問題がありました。これも解決するために、お題は余っていたものを活用して、システムの方を工夫してオリジナリティを出すという方向にしました。(しかし、お題のストックを見返してみるとお題の品質が非常に悪く、これは流石に良くないなと思い、結局新たにお題を作ることになりました泣。Oogiri Friendly Campらしいお題を満遍なく用意しました!)やりたいお題を選んで参加できる。1人あたりの回答数が多い。順位も決まる。Vol.1のテーマであった理想の大喜利会にも近い。という点で良いシステムになっていると思っています。また、参加人数や参加回数、用意するお題の数やかかる時間などをnで一般化したため、人数調整も可能です。審査システムが少し特殊で、自分で用意した回答から参加者全員の投票で全体の順位を決めるという形で、自分のツボがみんなのツボと合えば高い順位が狙えるという感じです。自分のツボとみんなのツボの合致度を探る機会でもあります。「誰々のあの回答めっちゃ面白かったのに用意されてないんだ…」とかもあります。そのときは個人的に褒めに行きましょう。Vol.4では、次に来るお題がわからないため、10回の参加権をどこで使うか、採点対象回をどこで使うか、という意図していないギャンブル的な楽しさが生まれました。Vol.4ではジャンル満遍なく画像お題、穴埋めお題、通常お題、2要素お題、画像+文章お題、クソお題、物お題、かるたお題などバランス良く用意しましたが、次やるときは気分次第でジャンルの配分やお題の形式、雰囲気を変えるかもしれません。
まとめサイト画像大喜利
これはVol.4で時間に余裕があればやろうという非常にライトな企画でした。ofcコンスタントルールで優勝した方に検索したいワードを言ってもらい、そのワードで検索して出てきたまとめサイトに使われている画像(どの画像でいくかはワード検索者に任せます)で大喜利をするという企画です。それ以上でもそれ以下でもないです。ただ思いついた企画です。全員参加で1画像3分、審査無しでワイワイできるルールです。まとめサイトに使われている画像は変な面白い画像が多く、逆にシンプルすぎる画像も多いため、いつもやってる画像お題とは毛色が違って楽しいです。次スクロールしたらどんな画像が来るんだろう、というワクワク感もあります。
過去回の概要
Oogiri Friendly Camp Vol.1 ~Nineteen Rule~(2024/3/30)
ツイプラ: https://twipla.jp/events/602265
19ルールを行いました。じゃんさんが優勝しました!初めてお目にかかる方もいらして、とても和やかにOogiri Friendly Campをスタートさせることができました。ハッシュタグを特に決めていないまま当日になりましたが、ハッシュタグどうしようと思案していたところ、光龍騎神サジット・アポロドラゴンさんがすぐ「ザク喜利はどうですか」と模範解答を出してくれたので、これで決定ということになりました。既存の言葉でシンプルでキャッチー。大喜利会であるということも僕の会であるということも明瞭。
Oogiri Friendly Camp Vol.2 ~1vs1 & Nineteen Rule~(2024/6/8)
ツイプラ: https://twipla.jp/events/612376
19ルールと福岡地獄大喜利の練習としてタイマンを行いました。Vol. 1に参加できなかった方にも19ルールを体験して頂きました。19ルールではツボ上げによる順位決めは行いませんでしたが、タイマンではなめたっけさんが全勝して強さを見せつけられました!いつもの部屋が取れず、狭いレンタルスペースで開催しました。ご不便おかけしてすみませんでした。
Oogiri Friendly Camp Vol.3 ~MONOPOGILY~(2024/11/24)
ツイプラ: https://twipla.jp/events/637845
MONOPOGILYを行いました。前半グループではかに博士さん、後半グループではじゃんさんが優勝しました!稼いだ得点を消費して回答数を増やすことができるというギャンブル性が盛り上がりに貢献していたと思います!空気を読んで回答数を増やしてくださった方、ありがとうございました!笑 そして韓国からモクさんが来られました。ゲーム制作を行っているということで、MONOPOGILYのルール改善に多くの助言をいただきました。恐れ多い。参加者の全員に助けられた回となりました。本当にありがとうございました。
Oogiri Friendly Camp Vol.4 ~OFC Constant Rule~(2025/1/19)
ツイプラ: https://twipla.jp/events/645573
ofcコンスタントルールとまとめサイト画像大喜利を行いました。ウォーミングアップお題では会前日の深夜にふと思いついて、1/18が共通テスト1日目だったため、急遽共通テスト1日目で大喜利のお題に使えそうな問題を探してお題にしました。ofcコンスタントルールではフ研さんが優勝しました!この審査のシステムではフ研さんが優勝しましたが、この審査システムは特殊で、参加者全員の気持ちが完全には反映されないシステムなので、順位はそこまで関係ないです。順位付けておいてなんですが… 本当に皆さん面白かったです!1回答1回答が面白すぎてもっとその場でしがみたかった!!まとめサイト画像大喜利も適当に思いついた企画で、やるかどうかも迷ってましたが、やってみたら意外と盛り上がって楽しかった!
最後に
会を主催しよう!(会を主催する手順)
誰でも主催ができるように会を開くまでの流れを簡単に説明します。僕は毎回こんな感じで準備しています。僕の場合はルール作りとお題作りとフライヤー作りが一番時間がかかる工程です。会の規模にもよりますが、僕は準備には大体いつも全体で12時間ほどかかっている気がします。
1. ルールを考える(大会か車座か、印象方式か加点方式か、1問何分か、マジックタイムの有無など: 加点方式をする際はLINEのオープンチャットを活用しました。ルールによってはb!g!r!を使用するという方法もあります)
<大喜利のルールを考える上で頭に入れておきたいこと>
①面白い人が有利なルールでなければいけない
②大会か車座か(大会なら敗者復活の有無も考える)
③お題の選択システム
④回答者の選出システム
⑤審査のシステム(印象, 加点or超加点など)
⑥以下の大喜利の変数をいじって組み合わせる
ex) 回答ごとの得点(1答目a_1, 2答目a_2,...)、回答数b、回答時間c、参加人数d、お題参加回数e、試合数f、周回数g、投票数h(票)、1人の投票持ち点i、1人にあげられる最大点数j、投票人数k、チーム人数l、お題数m、印象審査の挙手の人数n、マジックタイムo、残機p
⑦お題読み、マジックタイムの有無(マジックタイムの種類: 10カウントや残り1回答、今書いている人まで等)
⑧同点となった場合の勝敗の付け方(サドンデス)
2. お題を作る(こういう会にしたいなという自分のテーマに合ったお題作り: 事前にお題を募集しておくと、そのお題だけ主催者が参加したり、会に違う色を出すことができたりします)
3. パワポをつくる(ルール説明やお題のスライド: お題を大量に使用する場合はスライドを用意するのが大変なため、その場でホワイトボードに書いて立てるという手段もあります)
4. 段取りを考える(進行の仕方、時間配分、何を記録する必要があるのかなど: フローチャートを組んでおくと楽に進めることができます。会の途中の休憩時間や予備の時間、片付け・掃除の時間も考慮する必要があります)
5. 必要な備品を揃える(ホワイトボード、マーカー、イレイサー、ボード立て、磁石など: ホワイトボード、マーカー、イレイサーは人数分を用意するのが大変なので、各自で持ってきてもらい、2セットほど予備をこちらで用意するという形式が楽です。マーカーはボードマスターという商品が大喜利会では一般的に使われていて、おすすめです)
6. 会場を押さえる(会場の設備チェック: モニター、HDMIケーブル、席数、トイレ、入室方法: 僕はレンタルスペースをよく借ります)
7. ツイプラを立てる(開催日時、時刻、必要な持ち物、参加費、会場の禁止行為、録音・録画の有無、写真、ハッシュタグ: 開催日の1か月ほど前に立てると参加者が日程を合わせやすいと思います)
8. 告知する(フライヤーとともに: 僕がこだわっているところです。僕のフライヤーは全てGIMPというソフトで頑張って作っています。視覚的で記念にもなって好きです。僕は参加者が確定したらフライヤーに名前を入れて、会が近づいたらポストしています)
9. 数日前に参加者にリマインドする(会で使用する事前に登録が必要なサイト等あれば、この段階で登録して頂くと当日スムーズに進みます)
10. 司会する(自己紹介、今日の流れ、ウォーミングアップお題、ルール説明、お題読み、指名、回しなど)
11. 打ち上げの有無の告知(事前に告知していれば、参加者がスケジュール調整しやすいと思います)
12. アフターケア(優勝者の報告、会の様子、回答ツボ上げ、お題スクショのツイート、回答動画のアップロードなど: お題の画像をツイートすることでしがみやすくなると思います)
みんなにも積極的に主催してほしいです(僕も参加者としてたくさん回答したいので!そして、皆さんがお忙しいのは重々承知です泣)。福岡はまだ主催者が少なく、毎月大喜利会がある環境にしたいです。回しが上手くなくてもみんなが盛り上げてくれます。主催は割と簡単です。最初は主催したいという気持ちは全く無かったのですが、いざやってみると楽しくて、終わった後はすぐまた開催したくなります。主催のことについて何か聞きたいことがあれば、答えられる範囲で何でも答えます。みんなの色が見てみたいです。他にも、「こういう会にしてほしい!」、「あの企画またやってほしい!」などのご意見がございましたらDMでいつでも言ってください。拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。以上、Oogiri Friendly Campのバックグラウンドでした。
主な更新記録
2024/12/20 初稿
2024/12/30 今後の展望など加筆
2025/1/5 「オリジナリティ」の項目でお題について加筆
2025/1/9 会の主催手順について加筆
2025/1/20 Vol.4を終えて加筆修正