リンクウッド採用型赤緑バーンメアのすゝめ【全文無料】
こんにちは、こんばんは、おはようございます、小判です。
気合い入れて作った記事のサムネ画像が見切れてしまい悲しんでます。
先日執筆したタイヨー採用型ヴァイカーの記事が大好評だったとのことで、皆さんありがとうございます。
今回は最近調整を重ねて、昨日のvault大会で優勝しました赤緑バーンメアについて文章を書かせていただきました。
大会開催数の少ない殿堂環境への興味を引くキッカケになればと思います。
前置きはこれくらいにして本編に入ります。
1.制作に至った経緯
順に話していきます。
事の発端は、前にtwitter上で見かけた「ムシキング杯」の構築を考えていた時の事です。
「ムシキング杯」については下記のツイートを参考にしてください。
今日(3/5)から参加受付開始とのことです。
是非参加してみてください。
この特殊レギュレーションにおける注目株の一つがグランセクト、ひいてはツインパクトを軸にしたデッキだと感じ、とあるデッキをチューニングしていたのですが、その最中とある2枚(3枚)によるギミックが目につきました。
それがこの2枚(3枚)です。
《バンビ》→《リンク》+《ボアロ》と動くことで3ターン目から盤面を一気に展開できます。《パーフェクトネイチャー》に近い動きを実現できる点が魅力的です。
また別の日、今度は久しくバーンメア系のデッキに触れる機会がありました。《バーンメア》によるGRクリーチャーの大量展開、もしくは《モモキング》による押し込みの2つの攻め方を兼ねたものが最近のトレンドです。
このデッキにおける初動は、《タイクタイソンズ》、《ヤッタレマン》の2種です。私は《ヤッタレマン》の採用を懐疑的に感じていました。《ヤッタレマン》というカードはキリフダッシュのギミックなど他のカードとの兼ね合いが良く、間違いなく採用候補筆頭にあたる1枚でしょう。しかし、
・色が弱い
・処理されて初動としての役割が果たせないことがままある
この2点において、《ヤッタレマン》の弱みも確かに存在し、《タイクタイソンズ》のような1ブーストが可能でありながら盤面に残るクリーチャーが欲しいと感じていました。
そこで先述のギミックの存在を思い出しました。思えば、《キングザスロットン7》と《ヤッタレマン》のいずれも採用しない場合、ジョーカーズで統一する必要がありません。初動に《バンビ》と《タイク》の2種を採用し《ベアシガラ》のプランも見据えつつ、《リンク》+《ボアロ》+《ダール》の展開も可能な点に着目しました。
(《バンビシカット》を初動としてカウントするかどうかは個人によって変わると思いますが、構築段階でリスク軽減が可能であり、1ブーストの可能性を含むものとして、本記事ではあくまで初動ブースト枠としてカウントします。《バンビ》に代わるカードについても後述します。)
その結果完成した構築が以下のものです。
2.3/4vault大会優勝構築
今回のリストに関しては、開発当初のプロトタイプから一枚も変わっていません。順に解説していきます。
まずは、今回のメインパーソナリティこと《リンクウッド》について
基本呪文側を使います。特に使用頻度の高いウエポンの話をします。
・《ボアロアックス》
現環境では《オカルト》《ドロマーオーラ》《ヴァイカー》など序盤から盤面展開をするデッキが多いです。
そのため《バンビ》→《リンク》+《ボアロ》+《ダール》による最速展開からのJチェンジがしやすいです。3ターン目から盤面を大量に展開し《ボアロパゴス》の建設まで行くこともしばしばあります。
また《ボアロ》と《ダール》、各種キリフダッシュの噛み合いも素晴らしいです。Jチェンジ後マナに戻った《ダール》を再利用したり、アンタップマナを量産してキリフダッシュまで動くことも可能です。
キリフダッシュによる召喚に《ボアロパゴス》が反応して《ダール》を引っ張ってくることも可能です。この3種の噛み合いの良さが今回の目玉だと思ってます。
とにかく、《ボアロ》による連鎖、《バーンメア》と各種GRの連鎖、《キリフダッシュ》による増援が重なると半永久的に盤面が伸び続けます。
・《プロトハート》
《タイク》+《ベアシガラ》の展開の後に《プロトハート》を《ベアシガラ》につけるだけでリーサルになります。《ダンダルダ》などの攻撃時効果を2回使うことも多いです。
またこのウエポンは、スパーク系のトリガーを一度防げます。
・《ガイハート》
序盤から小型が並びやすいので《ガイギンガ》プランも狙いやすいです。余りマナで《ダール》などをSAにし、龍解させずに即チェンジさせることもあります。
・《ジュダイナ》
《ガンマスター》、《アバレガン》、《モモキング》、龍解後のドラグハート各種などが集まると龍解します。もしもの時の防御手段です。
マナから《モモキング》がキリフダッシュします。ほぼ初見殺しです。
・《エスカルデン/マクスカルゴトラップ》
《ダール》以外にも《ボアロ》から展開しながらマナを増やせる点、下呪文がこのデッキと合っている点を加味し、《ダール》の5枚目的なポジションとして採用。
《ダール》とは違い、手札の回復も可能なため《ダンダルダ》で打つための呪文やキリフダッシュ獣を拾うこともあります。
自由枠。
・《バンビシカット》
確定ブーストではないため、確実にマナ加速を成功させたい方は《エスメル》を採用するのもアリです。(*)
いずれもトリガー呪文としての機能も内包しており、役割もほぼ同じです。
《エスメル》を採用する場合、デッキ内に白マナが生まれるため、超次元ゾーンに《ジャンヌミゼル》《ジャベレオン》《パーフェクト》のいずれかを採用する可能性が生まれます。
上記リストの《メリケン》《グリージー》辺りから変更するのが良いでしょう。
私は除去範囲の広さ、《オーリリア》の存在、キリフダッシュとの兼ね合い(赤マナ)の点を考え、《バンビ》を採用しています。
(* 《エスメル》の採用案は、このデッキを一緒に調整してくれたピノさん(http://twitter.com/pino0608?s=06)から頂きました。ありがとうございます。)
解説は以上です。
・終わりに
前回のヴァイカーと合わせて、今回も殿堂環境のデッキの記事を書かせていただきました。
各種カードの噛み合い、できることの幅広さが際立つ大変楽しいデッキです。
オリジナル環境も楽しいですが、殿堂レギュレーションもパワーのぶつかり合いをひしひしと感じる良い環境です。
この機会に久しくGRゾーン、超次元ゾーンに触れて見てはいかがでしょうか。
以上で終わります。
質問があれば、私のtwitterのDM(http://twitter.com/zakoban2nd?s=06)までお願いします
ついでにtwitterフォローしてくれると嬉しいです。
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