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睡眠グッズを体験できる宿泊体験“Sleeperience”が参加企業を募集中(ZAKONE PROJECT NOTE #1前編)

こんにちは!私たちZAKONE(ザコネ)は、睡眠業界を盛り上げる、企業や個人を繋ぐコミュニティです。

世界でもっとも睡眠時間が短い国(※)と言われる日本。睡眠の時間を増やすことや質を向上させることでもっと自分らしいパフォーマンスを発揮できるかもしれません。
そんな日本において、睡眠の質を上げたい個人の方や、睡眠市場に事業の可能性を模索する企業さまへ情報発信をしていきます。

今回は第一生命×ブレインスリープ×NTT東日本による睡眠プロジェクト"Sleeperience"(スリーペリエンス)について取り上げます。

※OECD2018による加盟国の国際比較調査より

"Sleeperience"とは?

"Sleeperience"とはさまざまな睡眠計測デバイスで睡眠状態を可視化しながら、多種多様な睡眠グッズが体験できる新しい形の睡眠体験です。
このプロジェクトは第一生命とブレインスリープ、NTT東日本の3社によるもので、各地の宿泊施設に睡眠グッズのレンタルブースを設け、宿泊者に無料でお試しいただき、さらに主観的評価に加え、客観的評価として睡眠デバイスによる睡眠状態の可視化を体験してもらうことができます。

宿泊者にとって旅行先に"Sleeperience=睡眠体験"という価値をプラスすることは、これまで店頭で一瞬しか試すことができなかった寝具や口コミ参考にwebで購入を検討するほかなかったアロマ・入浴剤など、イチかバチかの買い物になりがちな睡眠グッズを一晩じっくり試すことが出来る仕組みは、購入時の満足度にも繋がるかもしれません。

また、睡眠計測デバイスで睡眠状態を可視化できることからユーザーにとって購入価値を可視化することができます。商品提供をおこなった企業もプロダクトとユーザの相性や効果をデータで把握し、更なるプロダクトのアップデートに繋げることができます。

東急ステイ京都阪井座で実証実験を実施

Sleeperience事業は現在黎明期にあり、初めてのSleeperience実証実験は2022年6月24日~7月3日に東急ステイ京都阪井座にて、プロジェクトの需要を計るために実証実験が行いました。

東急ステイ京都阪井座でのSleeperienceブースの様子。

フロント横に設置された特設ブースには多種多様な睡眠グッズを展示し、宿泊者は自由に睡眠グッズを部屋に持ち帰りトライアルすることができます。持ち運びが難しいマットレスは事前に部屋に設置されており、睡眠を通して体験可能にすることができました。

利用者は約8割。Sleeperienceが宿泊目的になることも

今回の実証実験のブース来訪者83名のうち、77%の64名が実際に睡眠グッズを利用しました。多くの宿泊者は現地でSleeperienceを知り、参加しています。

一方、利用時のアンケートによると、事前にSleeperienceが東急ステイ東京阪座で行われていることを知り、Sleeperienceを体験することを目的に宿泊した方もいました。
宿泊者にとってホテルの睡眠が単なる宿泊になるだけではなく、宿泊体験をよりアップデートする方法としてSleeperienceが付加価値に繋がる可能性が見えた実証実験となりました。

実証実験利用者におこなったアンケート回答より抜粋

「お試し」が体験価値になる。幅広いプロダクトを募集

Sleeperienceは今後も睡眠の体験価値を高めるために幅広いプロダクトと個人を繋ぐため、パートナーを拡大していく予定です。

宿泊体験価値を高めたい宿泊施設、自社の持つプロダクトをより広げたい企業など、Sleeperienceを通じて旅行者にアプローチしてみてはいかがでしょうか。

後編ではSleeperience発起人、第一生命白鳥さんのインタビューを掲載します。併せてお読みください。

執筆 ZAKONE編集部  上石瑞季


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