ガントチャートを使わない。ツールは分ける。
ガントチャートを使わない。
いや、使えない。
ガントチャートを使えない
最も正確にいうと、「使えたらいいよなあと思ってたまにいろんなものを試すけど、有効に使えたことがない」のだ。
アプリ、手帳、付箋型、Excel。
どれも、つくるのはいいが、うまくいかない。
先のタスクについて、作業日まで決まっていることが、僕には許容できない。
今日と明日は違う人間だからだ。
やっかいなことに、今日の僕は明日の僕とは似ていなくても、明後日の僕とは似ているかもしれない。
明後日の僕が似ていた場合、明日やると決めたことは、明後日ならできる可能性があることになる。
みたいな不確実性を避けるためにガントチャートがあるのだろうが、僕はその不確実性を「おもしろいこと」だと思ってしまっている。
つまり、ガントチャートというツールの設計思想と、僕の考え方は相容れないのだ。
そうか。
デイリーまで落とし込んだガントチャートは、使わなくていいということか。
プロジェクト管理はしている
そんな僕だが、ここ最近はプロジェクト管理的なことを結構やっている。
・Excelで月単位の管理
・Trelloでプロジェクトの進捗管理
・Nozbeで最小単位のタスク管理
をしているのだ。
ツールが複数あって、非合理的?
そうかもしれないし、そうではないかもしれない。
ひとつの案件を、複数の切り口、そしてサイズで捉え直し考えることは有意義だ。
だから、あえてツールを分けることをしている。
ここでいう「サイズ」について説明しておこう。
例えば大プロジェクトの中に、Aという講座の開催があったとする。
Aの中には、いくつものタスクがある。
構想を練る、資料を集める、資料を読む、スライドをつくる、集客する、などなど。
全てを何かひとつのツールで管理しようとすると、表示上の不都合がある。
大小すべてのタスクを一覧化したら、情報量が多すぎてフラットになり、優先順位の高いものが、高くないかのように見えてしまう。
反対に、見えるのは大項目だけにして、深く掘ると細かいタスクが見える形にした場合には、今日やる細かいタスクが奥の方に行ってしまうので、実行されない可能性が高い。
だから、分けたらいい。