仕事という切り口でのタスクシュートの活用 【ユタカジン】
ユタカジン毎月第一、第三火曜日担当のZakkyです。
タスクシュートは本当にさまざまな使い方ができて適用範囲が広いメソッドだということは、ユタカジンを購読している読者の皆さんもよく知るところではないかと思います。
プライベートのタスクとスケジュールの管理にも使えますし、習慣化にも使えたり、あるいはゴールの決まっていない長期間のプロジェクトにも使えます。
もちろん仕事にも。
僕自身もさまざまな用途にタスクシュートを活用していますが、一般的な会社員でプレイングマネージャーとして働いている立場では、いかに普段の仕事にタスクシュートを適用するかというのが一番考えていることかもしれません。
仕事以外に関してはユタカジンの記事やセミナーなどで認定トレーナーの皆さんが語っていることを素直に取り入れて実行していることが多いですが、こと仕事ではさまざまな手法を取り入れつつ自分なりに工夫している点も多いのではないかと思っています。
そんな毎日の仕事を進めるのにどんな風にタスクシュートを工夫して使っているのか知りたい人も多いのではないかというお話をいただきまして、セミナーの講師を務めることになりました。
11月30日(土) の16時から「プロジェクトマネージャーのためのタスクシュート実践講座」というタイトルで開催します。
「プロジェクトマネージャーのための」と銘打っていますが、職種を限定したいわけではなく、複数のプロジェクトや案件を並行して抱えていて、それぞれのプロジェクトでたくさんのタスクを抱えているというような、どちらかというと管理する側の仕事をしている人向けと考えてもらえたらと思います。
僕自身は長い間プログラマーとして仕事をしてきて、ずっとプレイヤーでいたいと思っているタイプの人間で、マネージャー職というのは好んでやりたい仕事ではないというのが正直なところです。
マネージャーやリーダー職というのは、プロジェクトの進捗管理やタスク管理以外にも、チームメンバーのフォローをしたり、クライアントとの間に立ったり、会議のファシリテーションやプロジェクト推進の旗振りから事務仕事まで、自分が手を動かすだけで終わらない仕事が山のようにあるんですね。
しかも、どの仕事もさして得意でもなく好きでもないわけです。
そんなあまり気の進まない大量の仕事に加えて定期的にやってくる納期、それらとどう向き合ってどう取り組むのかというのが、マネージャー職に本格的にシフトした時の大きな課題でした。
そこでタイミングよく出会ったのがタスクシュートだったのです。
チームビルディングやクライアントとの間での立ち回り、ファシリテーションスキルなどはタスクシュートで解決できる問題ではないですが、大量のタスクと納期に追われてさまざまなことに対応する余裕がない状態はタスクシュートで改善できます。
まずはそこからの改善に取り組み始め、今では仕事を進める「型」のようなものができてきて、だいぶスムーズに仕事を回すことできるようになってストレスも減ってきたように思います。
ただいま絶賛準備中なので、まだ内容はアップデートされると思いますが、ざっとこんな内容をお話ししようかなと考えています。
始業から終業までのプランの作り方
プレ着手からグランド着手への具体的なタスクの流れ
ガントチャートやカンバンなどでメンバーのタスク管理をしつつ、自分はタスクシュートでタスク管理をを行うメソッド併用の方法
ダッシュ法でプロジェクトを平均的に進める方法
……他
もちろん実践的な内容についてお話しする前に、前提となるタスクシュートの基礎知識についても解説しますので、タスクシュートを詳しく知らないという方でも大丈夫です。
僕と同じような悩みを抱えている方の役に立てばと思っていますので、ちょっと気になるなと思ったらぜひご参加ください。
お申し込みはこちらのページからよろしくお願いいたします。
この記事は「自分らしい時間的豊かさを追求するマガジン 〜 ユタカジン」への寄稿記事です。
ユタカジンへの寄稿以外にもTaskChute Cloud2を使ってタスクシュートを学べる講座の連載もしていますので、ぜひフォローお願いします。