一つ上、一歩先

人は不運が続き、不幸を感じることがある。

何をやったらいいか分からない。どうしていいか分からない。

だから、焦ってしまう。

状況を無視して、無理に頑張ろうとする。嫌な事、興味がない事を無理してやってしまう。

焦っているので、自分と向き合う余裕もなく、世間や周りを羨ましいと思い、他人は楽で幸せと思う。

現実の自分が見れない。恐れがあり、自分を信じる事が出来ない。また不幸を感じるだろうと怯えて生きる事になっている。

そして、理想の自分を作り、そこに幸福があるかのごとく、理想の自分を目指してしまう。

若くて綺麗な人と結婚すれば幸せだろう。

子供を作り、自分の家族がいれば幸せだろう。

起業し、会社を作れば幸せだろう。

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それは、あくまで理想だと知ろう。その人が家族があるから幸せとは限らない。その人が努力して掴んだものではなく、運良くそうなっただけかもしれない。

今、状況を現状を理解して、今からその理想を達成する為に現実的か、非現実的か、冷静に考えてほしい。

もっと自分と冷静に向き合うことで、非現実な事と思うなら、その間違いに気づいてほしい。

そして、自分に駄目出しするのではなく、根本的に、人生の物差しが違う事に気づくはずだ。

人は一つ上、一歩先にしか進めないもの。無理して進むと、気がつけば、下に落ち、後ろに後退し続ける人生になってしまう。

だからこそ、一つ上、一歩先を進んでほしい。