人に振り回されない為にも
人は判断する時や決断する時に、自分の中で、心掛けと言うか考え方と言うか基準があると思うのだ。
そしてその基準は、自分の外側に置いているのか、もしくは内側に置いているかで違ってくる。
自分の外側というのは他人からの言葉や行動、もしくは出来事などが挙げられる。時にはその外側を基準にして判断や決断をする時もあるだろう。
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ただ、基準を自分の外側に置きすぎることが問題だと思うのだ。
他人の言動を気にする余り、自分は間違っているのではないか、損しているのではないか、もしくは自分には無理なのではないか、ネガティブ思考に陥りやすくなる。
そう、自分がないと言っていい状態になると思うのだ。
だから、他人が機嫌が良く、自分の意図したように言動があればいいのだが、毎回そんな上手くいくこともないだろう。時には人だって、機嫌が悪い時だってあるし、疲れている時だってある。むしろ自分の意に反することの方が多いかもしれない。
その度にネガティブな感情になって、時には自分を責めるようなことがあるのであれば、ただただ疲れてしまうだけ。疲れるだけならまだしも身体も心も壊しかねないと思うのだ。
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だからこそ、人に振り回されない為にも、判断・決断基準を自分の内側におきたいものだ。他人が言ったから、他人がやっているからと判断・決断をするのではなく、自分は、こうしたい、こうやるといった信念に近いもので判断・決断していきたい。
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もういい加減、他人言動を基準とした判断・決断をして行動するのに、疲れたし、つまらないし、何よりどうでもいい。
改めて、自分は自分、人は人と思う自分がいる。
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自分の内側を基準にすることは覚悟がいるかもしれない。
側から見たら、わがままで自己中だと思われるかもしれない。
でも、そのくらいでいいと思っている自分もいる訳で、そのくらいの気持ちも持たないと変われないとも思っている。