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nightflyer
自分との闘いを制する
人は身体が疲れている時や心が疲れて落ち込み、行動出来ない時もある。
そんな時には大抵、人と比べて安心するところがある。
自分が行動出来ない事を正当化するように、他人の悪い所、駄目な所を思い出して安心するのだ。
そして、他人のせい、環境のせい、運気のせいと、自分を慰めるように、自分以外のせいして、行動出来ない、駄目な自分を正当化する。
*
そんなどうでもいい、どっちでもいい事を考えるようになる。
正確に言えば、考えていない。暗い妄想に浸っているだけだ。
そして、気づけば、夕方、何もせずに絶望に近い気持ちになり、
そうこうしているうちに、ますます疲れて、1日が終わる。
*
自分との闘いに負けているのだ。
よく聞く例えで、自分の中の2つの人格。
片方は、行動に満ちていて、あれをやろう、これもやろうと1秒でも時間を無駄にしないで行動する自分。
もう片方は、恐れに満ちていて、あれは面倒くさい、これも面倒くさいと、だらだらと時間を浪費して行動しない自分。
どちらも同じ自分。
その2つの自分のせめぎ合いを1日の中で繰り返している。
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とりわけ、学校や会社など、集団の中では、行動的な自分が勝つ事が多いかもしれない。
逆に、家に帰り、独りになった時や休日などは、面倒臭がる自分が勝つ事が多いかもしれない。
だから、仕事が中心で、他人に認められたいと願っている精神的に弱っている人ほど、その傾向があると思う。
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その間違いに気づいてほしい。
仕事の為に生きているのではなく、生きる為に仕事をするのだ。
あなたが思っているほど、他人は関心を持っていない。
その事に気づいてほしいのだ。
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だからこそ、まずは自分である。
その自分の内なる声に心を傾けてほしい。
その自分の中の心のせめぎ合いの闘いを制してほしい。