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『 相棒 』
今回のお話はあまり明るいお話ではないので、今何らかの事情でテンションの低い方はスルーしていただく事をお勧めします(笑)
この仕事は街中を流しながら仲間とLINEで繋がったり電話で繋がったり仲良く営業しているドライバーも多いと思います。
ところが本来タクドラ業とは「孤独」との闘いです。
特に友達の少ない私の場合はそれが顕著かも知れません。^^;
休憩や食事で営業所に戻ってくるドライバーもいますが、私は一旦会社から出ると営業中は余程の理由がない限り会社には戻らない事が常です。
というか・・・そう決めています。
だから
毎回、帰庫までお客様とのコミニュケーション以外は殆ど人と会話をしないのです。
と、こんな話をすると
「コイツやっぱり寂しい根暗な高齢者だな」と、とてもネガティブな印象に受け取る方もいるでしょうね。
悔しいけど、それを全て否定できませんが(笑)
そうではなくて
私にとってはある意味で逆にそれがこの仕事、タクドラ業の良さなのです。
いや・・
良さと言うより、仕事に集中するにはそうである事が私のポリシー、タクドラの要件だと自負しています。
勿論、それが全てでもなく正解だとも思いませんが、私に限れば仕事中の相棒は自分との会話、、いわば、独り言です。
ひとつの稼働が終われば
「さあ、次はどーする?」
「右か左か直進か?」
「どこをどう流す?」
「まだ時間が早いから少し休憩か?」
「いや、まてよ、、さっきあの交差点に人が群がってたなぁ」
「行ってみるか」
とかの
たわい無い「自問自答」が日常なのです。
ですから
ここに他人が入ってくると、それでなくても集中力が弱く、ましてや外圧に流されやすい自分はそれがより希薄になるので、仕事中はSNSでの連絡などはどちらかと言うと苦手なのです。
うん、やっぱり
タクドラザッキーは「自己中」「変人」「わがまま」な人種なのでしょうね。
勿論、ドライバーそれぞれの考えや、やり方があって当然だしそれを否定はしません。
仕事中、仲間との交流を通して結果を出しているドライバーも少なからずいるのです。
そして
そんな一見ボッチな私のもう一つの絶対的な「相棒」は、、。
16年間、業務中は1日も欠かさず側にいてくれた存在。
それは、こいつです。
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今や使い始め当初の面影は影を潜め、艶も無くなり穴も空き、チャックにも難ありで・・私同様、「経年劣化」そのものの「釣銭ケース」でかなりくたびれておりますが・・・^^;
雨の日も、晴れの日も閉ざされた車内で私と共に修羅場を潜ってきた
まさに
「運命共体的」なのです(笑)
「相当くたびれて来たね・・。
お疲れさま💓だけど、もう少し頑張ろうね。」
そう声をかけて今日も同伴乗務です(^^)
ではまた
タクドラ ザッキー
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