『プロローグ』
人はそれぞれ皆、いろんなやり切れない気持ちを抱えて生きている。
死ぬほど辛いわけではないけれど、どうにもならない思いを抱えて生きている。
そしてその気持ちは誰にも言えないのだ。
誰かに言っても仕方のないことだと諦めるしかない。
みなそう思っている。
自分自身で解決するしかないんだ。
この世界にはこんなにもたくさん人がいるのに、同じ場所で同じ時間を一緒に生きている人がこんなにもいるのに
それは何の意味も持たない
名前も知らない人たちは私の人生に何の影響も
もたらさないし
私の人生も誰にも何の影響も与えない。
世界なんてそうやって成り立っているんだ。
つい最近までそう思っていた。
でも、、、
そうでもなかった。
人生って面白い。
映画
『 阪急電車 』
−片道15分の奇跡−より
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